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授業中、保健室にいく途中で、あかりと学は突然、ゲームソフト「光の石の伝説」の中にワープしてしまう。しかも、二人ともこのゲームの主人公を選択する気などまったくなかったのに。そして、それからは昼は学校、夜眠りにつくと「光の石の伝説」の主人公としての戦いの毎日という奇妙な二重生活を強いられる。光の石の伝説の闇の王に会い、光の石を奪いかえさなければ、この生活は終わらないという……。
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Posted by ブクログ
実は読むの2度目。
岡田淳作品を読み始めたきっかけの本。
自分が通っている学校が、急にゲームの中のダンジョンのようになっちゃうってのがドキドキ。
しかもそっちの世界と現実世界を夢の中で行き来しちゃう。
学校通ってたら、もしかしたらこの学校も急に・・・って想像してビビったりしてたかも。
高学年向けだから、撃たれたりしたら死ぬんだよねぇ。
向こうの世界で死んでも、向こうの記憶を無くして、
元の世界に戻るだけなんだけど、それでもはっきりと死ぬって事を書いてるのは低学年向けとは違うなと。
中盤から徐々に向こうの世界の秘密がわかり始めるんだけど、いろいろ考えさせられる。
最初のちょっと浮かれてた感じはどんどんなくなって、
厳しい現実と向き合わなきゃいけなくなってきて・・・
おススメの児童書の1冊。
Posted by ブクログ
「二分間の冒険」と似たようなファンタジーを期待して読んだところ、ハードさにびっくりでした。拳銃、ナイフ、血、死体、別の世界で子供たちが殺し合い...。もしあらすじをきちんと読んでいたら小1男児と小3女児(ただし年度末)への読み聞かせには使わなかったかもしれません。しかし結果的には、子供たちも受け止めて楽しめる範囲でした。「今まで読んだ中では出てこなかったような戦いで、怖かったけど面白かった」と口々に言っていました。こうなんじゃないかな、こうすればいいのに、と、それこそ登場人物と一緒に冒険しているようになって頭を使って楽しんでいました。そうして子供たちも楽しみましたが私にとっても文句なしの面白さでした。きっと映画化したら大人も楽しめる、というか大人向けに面白い映画になると思います。謎があって、テンポのいい冒険、アクション、驚愕の事実があって、友情とか愛情とか献身とかみたいなものがあって、メッセージもある。これらが実にうまく配分されていて大成功をあげています。
メッセージは、必ずしも明確にひとつのメッセージが主張されているわけではなさそうですが、子供の心にうまくひっかかるような形でいろいろと考える材料が提示されていて、きっと小学校で子供たちに感想文を書かせたらそれぞれの子が違うところについて感想文を書いてくると思います。子供たちがテレビゲームの中で何気なく体験している殺し合いがもし本当にあったとしたらどんなことか、そういった普段想像していないことを想像してみること、記憶が人にとってどんなに大切か、役割でしか人を捉えない人間関係の寂しさとその逆の接し方の温かみ、とか。
これは読んで良かった。お勧めです。
Posted by ブクログ
面白かった〜!
久しぶりに、児童小説読みました。
現実の世界と、まるでロールプレイングゲームの中のような世界を、眠って見る夢を通じて行ったり来たりするファンタジー小説です。
夢といっても、どっちが本当の夢なのか分からない。どちらも存在するんです。
しかも、”主人公一人が”ではなく、クラスメイトがそれを共有するという不思議さ。
主人公たちは、どちらかの夢を終わりにさせるんじゃなくて、どちらの記憶も失いたくないから、二つを合体させるために、仕方なく冒険をすることになります。
目線は常に、学とあかりなのに、あちらの世界では、隣のクラスの転校生勇太が主人公だと言う不思議さや、さらに、戦いの訓練や、置かれた状況への葛藤のリアルさ、ゲーム機ではなんてことのないモンスターを倒すという行為への疑問などもあって、とにかく読み応えがありました。
ゲーム好きの少年少女に是非ともお勧めしたい一冊です。
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小説・文芸
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