岡田淳のレビュー一覧

  • びりっかすの神さま

    Posted by ブクログ

    順位を競う事に疑問をなげかける一冊。斉藤洋ワールド炸裂で、引き込まれます。主人公たちは4年生。中学年くらいから。

    0
    2013年09月08日
  • 放課後の時間割

    Posted by ブクログ

    “ぼく”と“学校ネズミ”の奇妙なファンタジー。

    全体的にはひとつのお話なんだけれど、“学校ネズミ”が語るお話がいっぱいで、
    ファンタジー短編集みたいに楽しむこともできる。

    特に最初のお話『しゃっくり』はオチがウケた。一本取られた。
    チョイチョイさりげなく挟んでくるダジャレも良し(笑)。

    最後の方は淡々と語られているけれど、なかなか感慨深い。
    そしてラスト。ありがちだけどなかなか良かった。

    0
    2013年12月11日
  • 選ばなかった冒険

    Posted by ブクログ

    児童文学だと軽く手に取ってみたら、読後が重いというか切ないというか…。
    死の恐怖、忘れられる悲しさ…、この世界感が衝撃でした。

    0
    2012年12月08日
  • カメレオンのレオン つぎつぎとへんなこと

    Posted by ブクログ

    小学校におこる、次々とへんなこと。廊下をペンギンがついてきたり、校長先生が二人になったり。最後はケケケッという声と共に消える。最初は可愛いいたずら程度だったが、段々エスカレートしていって…。
    不思議な世界観。ファンタジー一歩手前みたいな感じ。

    0
    2012年12月02日
  • 願いのかなうまがり角

    Posted by ブクログ

    岡田 淳 作
       田中 六大 絵
        偕成社 (2012/5/24)(岡田淳の本―ファンタジーの森で)

    神戸の岡田淳さん
    ユーモアたっぷりで 関西弁や ローカルネタも楽しい
    ふんわかとした「ほら」がいいなあ
    こんなおじいちゃんと触れあったら こどもは ばっちりだろうなあ

    ≪ 願いはなんだ? ちらほら真実 おじいさん ≫

    0
    2012年11月27日
  • 願いのかなうまがり角

    Posted by ブクログ

    近くのアパートに住んでいるおじいちゃん。ぼくはしょっちゅうおじいちゃんちに遊びに行く。雨の日は雲の上の話をしてくれて、釣りの日はでっかいさかなを見た話を面白おかしくしてくれる。短編7話。

    関西弁の会話で軽快に進む話。面白いです。本当のことじゃない、おじいちゃんのホラ話に乗っかるぼく。小3やったら、そんなんうそやんって思わんもんか~って思ってたら、最後の話ではちょっと大人になってました。そんなところもまた面白い。挿絵が話にとてもよく合ってます。岡田淳さんご本人の挿絵が多いのになって思ってたけど、これはこの絵がベストやなって分かりました。

    0
    2012年11月03日
  • 願いのかなうまがり角

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    ホラ吹きじいちゃんの、壮大なホラ話。大風呂敷のじいちゃんのホラに、ときどき突っ込む孫のぼくと、大阪弁漫才みたいな、気の利いた、ほのぼの楽しい小さな物語集。雨を泳ぎのぼり、雲の上の雷ムスメと結婚してお前のお父さんが生まれたとか、バレンタインには世界じゅうの女の子たちからチョコレート贈られて、一年間朝昼晩チョコレート食べ続けたとか、むくむくと膨らむスケールが楽しい。ホラはこれくらいワイルドな方がいい。

    0
    2012年09月29日
  • 選ばなかった冒険

    Posted by ブクログ

    「忘れられる」と「存在しなくなる」がイコールの平行世界。あかりに感情移入するには、冷たくなりすぎてしまったな。

    0
    2013年09月01日
  • 選ばなかった冒険

    Posted by ブクログ

    再読。初読は小学生のころで前に読んだの2年くらい前か。
    岡田作品のなかでもとりわけすきな作品。

    最初の異世界にいつ入ってしまったのか分からないところが個人的に良い。

    「選べない」ということや「役割」についてなんかは考えさせられた。

    闇の王の正体や異世界の謎で明らかになっていないものが残っていて気になる。
    終わりがやけにあっさりしてて、もう少し読みたい感じが自分にはある。

    小学生のころもすきだったけど、改めて岡田作品のなかでもすきな作品だと思った。

    0
    2012年08月12日
  • 学校ウサギをつかまえろ

    Posted by ブクログ

    友達といっしょに何かに向かって一生懸命になる。懐かしい気持ちになり、あのころに戻ってみたいとも思う。

    0
    2012年07月26日
  • 願いのかなうまがり角

    Posted by ブクログ

    おじいちゃんは、ぼくにいろんな話をしてくれる。みんな本当にあった話ばかり…? 「雲の上へいった話」雨の日、降ってくる雨より速く泳げば雲の上までいけると思った若いころのおじいちゃんは、ものすごく速く泳いでちゃんと雲の上まで到着。そこで出会ったのはなんと、かみなりのむすめさんだった。
    ほら話だと思いながら読むんだけど、最後の「願いのかなうまがり角」を読むと、角を曲がる時に願いをかけずにいられなくなります。

    0
    2013年07月14日
  • びりっかすの神さま

    Posted by ブクログ

    娘が3歳の時から本の宅配便を利用していて、知らない本とたくさん出会った。
    岡田淳の作品もそう。初めて読んだ時は、何だこれ?という印象。今まで読んだことのない、不思議な世界観。でもすぐに娘と共にハマってしまった。まだまだ未読のものも多いので少しずつ読破していきたいと思っている。

    0
    2012年05月24日
  • びりっかすの神さま

    Posted by ブクログ

    子どものころ読んで読み返してみた!
    岡田さんの本はどれも読みやすくて読んでいてワクワクするような話でおもしろい!
    小さいときはただおもしろいと思って読んでいたけど、保育の勉強をしている今読むと、岡田さんはとても子どもの心をわかっているんだなと思った。
    先生の様子がおかしくなるのがウケた。びりっかすさんのような顔の絵も。
    最後、席の並び話し合えてよかったー。

    深い本!!また読みたい。

    0
    2012年04月04日
  • 学校ウサギをつかまえろ

    Posted by ブクログ

    学校の飼育小屋から工事現場のプレハブの下へ逃げ出したうさぎを子どもたちが協力して捕まえる物語。
    本当にそれだけで、不思議なことは何一つ起こらないのですが、ただこれだけのことで子供同士、というより人間同士の絆が深まるということを感じさせてくれる作品です。

    0
    2012年02月22日
  • カメレオンのレオン つぎつぎとへんなこと

    Posted by ブクログ

    久し振りの岡田さんの本。

    笑える。

    文章が説明ぽくなくて読みやすかった。

    こんな「おばけじけん」あったらワクワクするだろうな。

    0
    2012年02月05日
  • 選ばなかった冒険

    Posted by ブクログ

    昔、なんだかとても好きだった本。
    こんな終わり方の本を読んだ事なかったからか、しばらく頭から離れなかった。

    0
    2012年01月15日
  • カメレオンのレオン つぎつぎとへんなこと

    Posted by ブクログ

    ナンセンス絵本的な、現実に不思議世界が交錯する児童小説です。
    オムニバス形式で、軽く読めます。

    先日、作者岡田淳さんの講演会に行ったとき、「たぶん世界で唯一の、ファンタジーへの扉が開かれたのに、飛び込んで(或いは巻き込まれて)行かないという選択肢がとられた作品」であるというふうに紹介された短編が入ってます。
    朗読を聞いて、思わず購入を即決しちゃいました。
    可愛いくて面白い!
    いかにも現代の子供らしさがナイスでした。

    岡田淳さんの書かれる作品は、小学校や小学生の雰囲気がすごく生き生きしていて楽しいです。

    0
    2012年01月10日
  • びりっかすの神さま

    Posted by ブクログ

     企業戦士だった夫を失い、「なんで一番でないといけないんだろう」と呟く母。「びりっかす」でないと見えない神さまと会話がしたくて、わざと「びりっかす」になる主人公。「びりっかす」が二人だったらどうなる?「びりっかす」同士で心の中で会話ができる!じゃあ、どんどん「びりっかす」が増えたら?・・・クラス全員が「びりっかす」になったとき、先生は?・・・読み物として、「次はどうなるんだろう?」と楽しめる本ですが、競争で序列をつける学歴社会や能力主義社会について、考えさせられる本です。

    0
    2011年09月20日
  • びりっかすの神さま

    Posted by ブクログ

    2011.7.27一日で読み終わった。岡田淳は始めて読んだが、読みやすく、そして説教くさくもないのに、大切なメッセージもあり、さわやかに読み終えた。主人公は4年生。3〜4年生くらいにちょうど良い。赤木かんこの解説を読むと、他のも読みたくなる。

    0
    2011年07月27日
  • 選ばなかった冒険

    Posted by ブクログ

    おもしろかった。
    RPGの中のキャラクターたちに人格なんておもいもつかなかった。
    子供の本というくくりではすまされない 難しい内容だった
    読む年齢によって読後感がかわる気がする
    子供のときによんだらどう思ったのだろう
    大団円ではないその後が気になる終わり方だった

    0
    2011年04月26日