近くのアパートに住んでいるおじいちゃん。ぼくはしょっちゅうおじいちゃんちに遊びに行く。雨の日は雲の上の話をしてくれて、釣りの日はでっかいさかなを見た話を面白おかしくしてくれる。短編7話。
関西弁の会話で軽快に進む話。面白いです。本当のことじゃない、おじいちゃんのホラ話に乗っかるぼく。小3やったら、そんなんうそやんって思わんもんか~って思ってたら、最後の話ではちょっと大人になってました。そんなところもまた面白い。挿絵が話にとてもよく合ってます。岡田淳さんご本人の挿絵が多いのになって思ってたけど、これはこの絵がベストやなって分かりました。