桜坂洋のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
よくわかる現代魔法第4巻です。
実質3巻の続きになりますね。
ギバルテスとケリュケイオンの杖が深く関わってきます。
今回の主役はレギュラーの中で唯一の一般人である嘉穂。
ゲスト主役の笑とは過去で会っているのに、結局お互い気づかぬまま終わっていますね。
そして、最後の最後には…。
たらい魔法は実質2回ぐらいしか使ってないかな。
笑の過去と、嘉穂の過去が中心だし。
敵は第1巻あたりで出てきた中国人と3巻のギバルテスだし。
5巻で魔女のライブラリ編が完結なので、あとがきの後の話の続きが楽しみです。
やっぱり面白いですね。
今回出てきたjiniですが、妖精のジンなんでしょうねぇ。
と思って調べたら、ヨーロッパはジニーって言うんですね。
読み方はほぼ一緒らしいです。 -
Posted by ブクログ
コードと呼ばれるプログラムをコンピューターで実行して魔法を発動する現代魔法。 そんな世界のストーリー。
前巻の途切れた終わりを引き継いで、あたかも戸惑うかのような、まったりした展開の前半。こうして、始まったのが最悪の魔法使いジギタリス・フランマラキアを巡る魔女のライブラリ編・最終章、そして通巻五巻目にあたる『よくわかる現代魔法 たったひとつじゃない冴えたやりかた』だ。
「プログラムとデータを肉体の外側に保存し、肉体というマシンが壊れるたびに次のマシンにインストールを繰り返していった」大魔女ジギタリス。それを利用しようとする、ゲーリー・ホアン。そして、消え去った姉原美鎖。散らばっていた、弓子、こよみ、聡史郎、嘉穂を巻き込んで、秋葉原に収束する。
始まりの引き金を引くのは嘉穂。動きだしたあるプログラム=コードをきっかけに、収束していた事態は一転、加速する。何が起こるのか。足りないピースは何か。鼓動が高鳴る。
前半のまったりした展開の反動のように、動きだしたストーリーに引き込まれる。うーん、燃えますね。
六本木の複合ビルで、弓子と美鎖が死闘を演じる必要があったのはなぜか?最悪が避けられないなら、よりベターを選ぶ。
「たったひとつの冴えたやりかた」
その謎を秘めたまま、いや、やがては謎を弾き飛ばし、物語は突き走りだす。ジギタリスを滅ぼすために。そして、魔術師殺しは意味をなさぬまま。たらい召喚の魔法も役に立たぬまま。
だから、そんな状況だから、考えるのだ。そんなことはないと、役に立たぬことはないと。そうして、解法を見いだすのです。それが…、
「たったひとつじゃない冴えたやりかた」
ということです。
さて、魔女のライブラリ編は終わりだが…、
もっと、ジギタリスの活躍を見たかったぞ!
と最後の感想です。
まだまだ、続巻されることを期待してます! -
Posted by ブクログ
コードと呼ばれるプログラムをコンピューターで実行して魔法を発動する現代魔法。そんな世界のストーリー紡ぐ、4作目が『jini使い』だ。
みょうちきりんな少女、小野寺笑が今回の案内役だ。家出少女で、わるいヤツこの上なく、でも、ツインテールだから許す。ソロモンの指輪のごときリングを手に巨大な電子化されたビルに君臨、そこに役者どもが集う。
相変わらず、ぴょんぴょん跳ぶ話しぶりだし、あたしのコンピューターの知識は乏しいままだけど、この現代魔法の世界に引き込まれるストーリーテリングには、またしてもやられてしまう。
宇宙人かもしれない男に流暢な日本語をしゃべる謎の銀髪外国人に『おっとテレポーター』。今回も悪人が悪人づらして、悪業三昧してくれるのが心地よい。ゲーリー・ホアン、かっこいいぞ。
主役キャラの作りは適当だが(しつれいっ)、仇キャラの作りは熱がこもってるような気がするのは気のせいか。
さて、今回は電子機器にやどる自動精霊、jiniを調味料に使い、最悪の魔法使い、ジギタリス・フランマラキアの新たなる復活を巡る戦いとなります。
六本木の巨大ビルを舞台に、上へや下へや、六者六様の思惑で立ち回り、絡み合い、話は展開していきます。次第に、それぞれの狙いが明確になりながら。
烏龍茶。もしかしたら、今回の狂言回しはこいつかもしれません。人ではありませんが。
呪いはそれ相応の報いがなければ解けない。マンドラゴラと同じこと。もし、自らをその糧とせず、他人を糧としようとするなら、あなたは止めますか。
それをきっぱりと拒絶するとすれば、彼女しかいない。弱く、震えながらも、両手を広げて、止めに入るのだ。
巻を重ねるごとに、痛快娯楽アクション小説ぶりに磨きがかかります。
それにしても、悪人(ある意味だれもがそんな一面を持っている)が生き生きしている小説はおもしろい。
最後に。『おっとテレポーター』。いい得て妙にして、さいこー。 -
Posted by ブクログ
「よくわかる現代魔法 ゴーストスクリプト・フォー・ウィザーズ」は「よくわかる現代魔法」(桜坂洋著、集英社スーパーダッシュ文庫)の3巻目。
2年も前の本ですが、オタクじゃなかった10年間を取り戻すように、おもしろいと評判の本を片っ端から読んでる、その中の一冊ということです。
「よくわかる現代魔法」は、「魔法は体を流れる電気が作るコードで、コンピューターが作る電気のコードも魔法足り得る」という舞台設定が秀逸です。
設定は全く違うのですが、雰囲気としては甲殻機動隊に近いにおいを感じてしまいます。
あたし自身はコンピューターに詳しくないので、すっと頭に入らない説明も多いのですが、それでも、引き込まれるのは文章がうまいからでしょうか。
さて、小説の解説をほとんどしてませんね(^_^;)
さて、3巻目は「ゴーストスクリプト」という情報の残滓をコマに使った、少し解釈を変えたタイムトラベルものといいますか。
正確には完全な過去にいっているというよりは、平行世界にいっているといった方が近いような気がします。
現代魔法の第一人者が起こした6年前の「クリスマスショッパー」の残したゴーストスクリプトを取り除くため、過去を覗くだけが、なぜか過去(?)にいってしまい、過去に起こった大バトルに主人公、こよみが巻き込まれるという話。
主人公、こよみのどじキャラには磨きが掛かりつつも、芯の強さを見せつける場面も多く、ライトな文体にも関わらず、引き込まれる場面も多く、おすすめにあげられる本だけあって、おもしろかったです。
2巻目よりもうまくなってるし。
ぜひ、ラノベ好きには是非おすすめします♪
まあ、もう一つ、話の中心をあげるとすれば、「しまぱん、のーぱん」ってことでしょうか。