宮城谷昌光のレビュー一覧
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前590年頃。鄭の穆公の娘。春秋時代を代表する美女。彼女の夫となった者は皆亡くなったり,亡命したりしている。
夏姫は兄の子夷や鄭の大臣の子宋,子家に通じ,穆公はこの悪い評判を気にして,早く嫁がせようとします。
夏姫は陳の夏御叔に嫁ぎ,生国の姓を姫といったため夏姫と呼ばれます。
御叔が死んだ後,兄の子夷も子宋,子家に殺されてしまいます。支えを失った夏姫は,家計を助けるため,大臣の儀行父や孔寧に通じます。さらに,陳公平国の側室ともなり,いわゆる3股のような状態になります。夏姫には夏徴舒という息子がおりましたが,徴舒はこの3股の噂を聞き陳公を殺してしまいます。儀行父と孔寧は楚に亡命しますが,楚は陳を -
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前1020年頃。商(殷)王朝が滅び周の時代に入る時の話。呂望は羌族の族長の子供として生まれました。姜族は度々商の狩り(人狩り)の対象となり,ましたが,呂望の一族も商に殺されてしまいます。ここで商への復讐を誓うわけです。その後,父の遺言である孤竹を目指しますが,旅の途中では鬼公や受王の叔父の箕子に出会い,影響を受けていきます。孤竹では仙人の元で修行をし剣と文字を習います。当時,剣と文字は高貴な人間しか習得できなかったため,望も次第に名声を得て,仲間が増えていきます。肉屋等の商売を行い身を隠しながら,商を倒す機会をうかがいます。商の紂王は妲己を寵愛し,妲己に言われるがままに炮烙の刑などを行うなど悪
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秦の始皇帝はあまりに有名。その後が漢の劉邦だったという、おぼろげな記憶があっただけですが、本書を読んで「陰謀と変節の梟雄劉邦」であったということを知らされました。ただ全編を通して、劉邦の言動を直接描写する場面はほとんどなかったような気がするし、最後に田横と対面を望んだあたりの描写では、そのキャッチコピーには違和感ありでした。
それはともかく、この戦乱で、中国の人口が半分になってしまった。。。という記述がどっかにあったと記憶します。そういうことが王や皇帝の考え方ひとつで簡単に起こってしまうところに中国という国の怖さを改めて思い知らされました。2006/9/8