石川雅之のレビュー一覧
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ネタバレ
・感染経路を遮断すること「そのもの」が感染対策。
・「みんなで一つの病気」だったり、「一つが様々な病気」。
・スタート地点は常に「現象(病気)」であって、微生物ではない。
・入院している人は皆、身体が弱っている→医療行為そのものも院内感染のリスクを増やす→
医療行為を止めるわけにはいかない。元の病気を治さなければならない→
「院内感染」をゼロにすることはできないが、少なくすることは出来る→
・抗菌薬は微生物を殺すが、その目的はあくまでも感染症の治療にある。
・抗菌薬は感染部位に到達しなければ効かない。
・抗菌薬は感染症の原因微生物「だけ」を殺し、他の菌はできるだけ殺さないのが望 -
ネタバレ
・粉ミルクは牛の乳を濾過、脱脂、加熱殺菌、成分調整、乾燥させて作る→
ここまで厳密な品質管理を行っても、完全なる無菌状態にすることは困難→
対して母乳の場合、ウイルスの母子感染があり得るし、
麻疹、結核、単純ヘルペス感染などは授乳時に感染が成立する。それぞれが一長一短だ。
・微生物の世界では、楽観で始まる見解は、たいてい悲観的に終わるとされている。
・患者が訴えないからといって、症状がないとは限らない。
・結核に罹患→体重減少→貧血で顔は白っぽくなる→熱で頬に赤みが差す→
消耗で眼の周りの肉が落ちて、大きなつぶらな瞳になる→ぼーっとしていて眼のうるうるした美人になる→
ボッティ