あらすじ
菌が見える特殊能力を持つ、もやし(種麹)屋の次男坊、沢木惣右衛門直保。彼は東京の某農大に入学する。農大を舞台に、沢木と研究室その他の仲間達、そして菌が活躍したりしなかったりのキャンパスライフ。大学生活のモラトリアム感と、菌が満載の「もやしもん」。あなたもぜひ、かもされてみてください。カバーや本体表紙もきっちり収録!
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懐の深さが好き
何度も読みたくなるお話です。興味深く面白く、それでいて読んでいて肩の力が抜けるような大らかさとゆるさがあります。
緩いスタイルなのに知識はガチ
かもすぞー、という言葉が昔流行ったのは知ってましたが、この漫画が火付け役だったことを初めて知りました。作者さんは何か本当にこういう知識が必要な現場にいる方か勉強された方なのだろうと思いますが、全体的にゆるゆるな漫画なのに、菌の知識は教科書よりも面白く…結構勉強になりました。話も面白いです。
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農大に通う、菌を目で見ることができる主人公を中心に展開される物語。
私たちの生活に身近な物事と菌との関係性がわかりやすく、勉強にもなります。
可愛らしい菌のキャラクターは、ほのぼのした世界観にとてもマッチしていて、心が癒されます。
アニメ版、ドラマ版もあるので気になる方は是非どうぞ!
1度に2度おいしい
最近のマンガはタメになるものが多い。
その中でも、もやしもんは発酵や菌に関して賢くなれます。
はたらく細胞に似た感じです。楽しいのと知識習得と1度に2度おいしいです。
あと、菌がカワイイのがGOODです。
以前全巻借りて読みましたが懐かしくなって購入。1巻では菌達の可愛さがまだ確立されていませんがだんだんもっともっと可愛くなります。そしてなんといっても勉強になる!樹教授のコマは大変ですが全部読んだ方がためになると思います。
楽しく学べる菌の世界
先日東大生が選ぶ勉強になる漫画にランクインしたとのことでとても懐かしくなり、電子書籍で全巻買い直しました。かわいくデフォルメされた菌たちと個性的な人間たちが繰り広げる日常を通して菌・ウイルス、発酵食品や醸造について楽しく学べます。
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登場人物のキャラクタもさることながら、菌がかわいい。
ライノウィルスも可愛いな。あんまり出会いたくないけど。
菌や発酵食品について無駄な知識が満載で非常に良いです。
Posted by ブクログ
農大を舞台に、菌を見ることができる主人公が、活躍するでもなくいろんなできごとに巻き込まれていきます。
目に見えない菌の世界を今までにない見せ方で表現されているので、酒造りや体調不良に関わるような菌の話が非常に身近に感じられるようになりました。
農や食に興味のある方にはとてもオススメです。
Posted by ブクログ
ためになる漫画。可愛いキャラに凝った設定。必見!
あらすじは菌が見える青年が農大に入学。教授、先輩、同級生との出会いを経て成長していくという農大キャンパスライフを描く。
菌が見える。というのはもう完璧にフィクションで主人公は菌がデフォルメされた可愛らしいキャラクターとして見えている。
菌。とは一般的な菌の事で、作品中の菌は拡大したものを作者がまんまデフォルメしている。
内容はストーリーパートと説明パートの大きく2つにわけられ、主人公達が活躍する通常のストーリーと菌やキャラクターが時に日本酒とはなんぞや。を説いたり、表皮常在菌にはこんな役割が?!などためになる知識を噛み砕いて説明するパートに分かれている。
ストーリーはギャグありシリアスあり笑いあり、恋愛あり、微笑ありと目まぐるしく展開されていく。
文字数が多く、単に漫画として読むのは非常に面倒に感じてしまうかもしれない。
しかし、ストーリーに菌の知識などをうまく載せているので楽しみながら勉強になる情報を仕入れる事ができる。
特に、酒については多々、話が挙がっているので酒好きにはぴったりのネタがごろごろ転がっている。
しかも、菌をキャラクター化する事で親近感も持たせており、そのキャラクターは子供たちの人気も獲得し、絵本にまでなった。
話も斬新で展開が全く読めないところも魅力の一つです。
好きなのは枠外のキャラクター説明と作者のつぶやき。意外とツボです。
そんな
ためになる漫画。ぜひ、ご一読を!
Posted by ブクログ
お友達からお借りして読みました。
全巻読み終わって、『この漫画に出会わせてくれて本当にありがとう!!』と、お友達に全力でお礼を言いたいです。
舞台は東京の農業大学。
最近は荒川さんの銀の匙とかで農業系のお話が話題を呼んでますが、こちらのお話は農業のもっともっと深い所のお話。
主人公は実家が「もやし屋」を営んでいる菌を肉眼で見ることが出来るという男の子。『菌が見える』って、そんな発想聞いたことないですよね。目からうろこ。しかしこの設定がまた面白いんです!!
空気中を漂う菌たち。私たちの体に無数にくっついている菌たち。菌って聞くとなんか嫌なイメージを持ってしまうんですが、この漫画を読むとガラリとイメージ変わります。
菌たちが可愛らしく描かれている、という点ももちろんありますけど、お話が進むにつれ菌たちがもたらす奇跡が本当に素敵なのです。
普通の漫画とは違って、ストーリーとは別に菌についての説明や菌を使った様々な発酵物に関する説明も盛り沢山です。きっと全部読めばそれだけで一気に雑学が増えます(笑)
ただ全部読むのは結構大変…(笑)
1巻~13巻まで様々なシリーズが展開されていますが、どのシリーズも甲乙つけがたいほど面白い。
菌が見える主人公沢木の成長と、仲間たちのそれぞれの恋愛と。新しい仲間を加えて行われる未来と。全部がちゃんとまとまっていて、最終巻は最終巻に相応しいほどの良作。ここまでちゃんとまとまっているのもなかなかありません。
でもでも、この先ももっと読みたいってよくももちろんありますけどねー!!
何にしても、読んで損はありません!自信を持ってオススメします!一度読めば菌たちの虜になるはず!(笑)
Posted by ブクログ
読んだことはあるけど、この度、購入することになったので、じっくり読めました。
これは、最終のインパクトがすごかった。
菌が見えるという設定も面白いが、アザラシの発酵物を校内で生産し、内蔵物をすするという樹先生のキャラにも衝撃を受ける。
継続して読みたいコミックです。
Posted by ブクログ
主人公は菌が見える特殊能力を持っていて、農大ぎ舞台です。見えている菌がかわいいです(*´∀`*)
発行や菌の説明になると少し難しいというか、情報量が多くて読み終えると少し疲れます。というか疲れている時に読むと眠くなりました(笑)
特殊能力を持っているけれど、主人公が一番所謂普通の感覚を持っていると思います。
匿名
ホラーじゃなくてヨカッタァァ!
無料コーナーの漫画をみてたら漫画とは思えない様な表紙が視界にはいってきて、つられて読んでしまいました。
最初はすっごくドッキリしたんですが、ホラーじゃなくてホントーーに(!!)良かったです。
実際に見えたら生活がものすごい大変なことになると思うんですが、あんなふうに面白い世界だと羨ましくも思います。とてもコミカルに描かれていて、ページを捲る手が止まりませんでした。
因みに、作中にでてきた「ヒオチ」とは「火落ち菌」のことのようです。特殊な乳酸菌の一種で、日本酒のなかで火落ち菌が繁殖する現象を「火落ち」と呼び、火落ちした日本酒は大幅に品質が損なわれるそうです。へー、つい調べてしまいました。
Posted by ブクログ
これ,面白いマンガです。まわり中の菌が見えてしまう直保という男の子が主人公。菌の名前がたくさんでてきて,わけわかんないけれども,もしかすると,知らないうちに覚えてしまうかも…なんて気もする。その直保が,農業大学に入学するところから物語は始まる。最初から,世界中の変な発酵食品が出てきて,それだけで興味がそそられる。
こんな細菌たちが,目に見えるって設定は面白い。除菌をしたくなってくる人もいるだろうけれども,除菌なんてムダだなと思う人もいるかも。
さて,本書を手に取ったのは,NPO法人「えがおつなげて」の方の講演をうかがう機会があってのことである。いきなり13巻まで手に入れたのだけれども,これからも楽しみ。
第1巻からは,大学の先生(樹慶蔵)の次の言葉を転載しておこう。農業大学で学ぶ意義が書かれている。これは,本書を手に取って楽しむ意義でもある。
「農学は生物の全てを学ぶ学問だ。農という人の営みに限定された物を学ぶだけではない。はるか太古から微生物や自然が営み創り出して来た物や現象を学び乍ら,未だ我々が定義すら出来ない新たな物を発見していく事も農学の使命なんだ。つまり,農学は太古と未来をつなぐ至高の学問と言ってもいい。」(,や。は補いました。)
どうです。ふかーいマンガでしょ。
肉眼で菌が見えるという超特殊能力を持つ沢木惣右衛門直保が主人公。
舞台は東京の農業大学。登場人物がみんなキャラ立ちしていてストーリーと共に楽しめる。
1巻から農ウンチクが満載。読むのにちょっと時間がかかるかも。
Posted by ブクログ
説明が詳しすぎるところは端折ったりしちゃいましたが、こういうウンチクストーリーは好みです。新しいことを知る楽しさを感じました。菌が可愛いです。シリーズ読んでいこう、と思えました。
Posted by ブクログ
設定が衝撃的で、絶対面白いと思って読みました。
菌関係の話は面白いですが、キャラの性格が現実離れした人ばかり…。読者を置いて行きがち。基本うんちくだらけのマンガで、上から目線のうんちく語りキャラ達がなんとなくめんどくさい。偉そうな割に、内容は間違ってる事が多い。
菌しか出てこない話が時々あり、それに癒されます。
絵があまり上手くないです。アニメの方が絵が上手く、話も暴走してなくて、原作より面白かったかも。
余談ですが私も生物学専攻なので、菌は見えませんが、少しだけ'感じる'ようにはなりました。蓋開けとくと菌が入るなーとか、これ3日経ってるから菌増えてきてるだろうな、とか(笑)
このマンガを読むと少し世界が変わるかもしれません。
Posted by ブクログ
無事完結!
(物語の中の時間が)1年で終わってよかった。
余韻が残るような、後ろ髪引かれるような、みんなの今後について想像の余地が残る終わり方でよかった。
Posted by ブクログ
農大のリアリティと、
菌が見える主人公とそれに纏わる企みというファンタジーを、
くどくど説明されるマニアックな薀蓄が橋渡しをし、
不思議と繋がっていく。
本当はもっと、
もやし屋の話かと思っていたのだが、
これからなのかな?
ずっと我慢に我慢を重ねていたが、
ついに買ってしまった・・・。
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再読。そういえばホルヌッセンなんてあったっけ!O-157騒動の首謀者・長峰がここに^^;(お尻を手で拭いたのかーっ?!)それにしてもラクレット美味しそうです!!キビヤックやホンオフェは勘弁して欲しいけどこれは率先して食べたい!(ただし長峰抜きで)
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読んでいると何だか安心する漫画。
1巻読むのに平気で1時間かかったりするけど、面白いから読み飛ばすこと無く隅から隅まで読める。登場する女の子は可愛いけど顔がだいたい一緒だね笑
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菌が肉眼で見える青年、沢木直保が農大で送るキャンパスライフ。
菌を目で見ることができるというトンデモ設定を元に、微生物学的なアプローチが面白い。
内容的にはかなり学問的な深みに突っ込んでいるが、個性的で魅力のあるキャラクターが活躍することで極めて漫画的に面白い内容になっている。
食品科で応用微生物学を学んだ身としては、菌の活動が馴染み深くもあり、興味深くもあり。
コウジカビや乳酸菌を、シンプルで可愛らしい図柄のキャラクターで描いたその発想に脱帽です。
Posted by ブクログ
農大を舞台に、なぜか肉眼で菌が見える体質の主人公と周りの人々との日常を描いた話。
発酵学には以前から興味があったんだけど、菌は種類が豊富でカタカナが多いってイメージだったので嫌煙しちゃってました。面白いよと友達に勧められたので、読んでみたところ…菌の絵が…可愛い(笑)特徴掴んでる!
主人公にくっついている麹菌のA・オリゼー(ニホンコウジカビ)やP・クリソゲヌム(いわゆる青カビ)など、よく登場する菌などから徐々に覚えられるし、樹教授の話は知識が広がるし、菌達の目線から描いた世界なども面白くて、漫画なのに勉強になるので一石二鳥です。
例えば、納豆の菌糸にγ線を当てるとローションのような納豆樹脂になります。この納豆樹脂は保水能力が高く、なんと1gに5リットル保水する力があるため、世界の砂漠に納豆樹脂を撒く事が出来ないのか?など、面白い話が盛り沢山。調べてみると、実際にそのような研究が行われているらしく、砂漠の緑地化はもちろん化粧品、オムツなどにも有用性があるとのこと。
納豆菌の他にも、乳酸菌や日本酒、世界中の発酵食品など。知らなかった事がたくさん書かれていて発酵食品に関してさらに興味が深まったし、菌や虫に対しての見方も変わりました。世界一臭いと名高いシュールストレミング…怖いけど一度お目にかかりたい(笑)
今のところ3巻まで読んでみたけど面白い。4巻からも、じっくり読みたいと思います。(●´Д`)σ)д`)カモスゾー
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なぜか菌が見える主人公と農大の人が繰り広げるまったり系マンガ。農学部の友人イチオシだったのですが、農学部でなくても大学とか研究室にどっぷり漬かっていた人には楽しいんだろうな。ちなみに主人公から見た菌はとってもかわゆい!「かもすぞ」っていうのがラブリー・・・他の作家さんのマンガに菌がお邪魔したりするのですが、ついにのだめでもデビューを果たしました。日本酒好きな人にもおススメですー。
Posted by ブクログ
菌が見える主人公が農大に入り、キャンパスライフを送っていくというお話。
菌というとっつきにくいものをキャラクター化して、分かりやすくキャッチーなものにしているところが秀逸。
思っていたのとちょっと違う
広告を見かけることが多かったので面白そうだと思い、1巻を購入しました。
読んでみて、思っていたのとちょっと違うなと感じました。
面白いのは面白いのですが、自分の好みではなかったです。
Posted by ブクログ
菌が見えるもやし農家の主人公ただやすが農大進学して教授もろもろに巻き込まれていくおはなし。
酒屋の息子蛍はただやすのいとこ?しんせき?
酒蔵をヒオチ菌にやられてそのリベンジを果たそうとしている。
主人公は日本酒醸造時に使用する麹菌、オリゼーとよく一緒にいる。
菌をキャラクターと面白いストーリーで学べます。
Posted by ブクログ
空気中に漂う細菌がキャラクター達のように、目に見えちゃう主人公の農大学の生活。
細菌の働き、薀蓄。
発酵マニアなキャラ立した大学生や教授によりおかしく、意外と発酵なども学べてしまう。
しかし、こんなに常に菌が見えたら相当生きづらいだろうに、主人公は子供のころからのことなのであまり気にしていなさそう。
女の人と男の書き分けが微妙で、観間違えたりしてしまったので、もう少し髪型などで工夫して書き分けして欲しいと思った。
Posted by ブクログ
菌が見えちゃう主人公と研究室のみんな(と理系とは思えぬ顔面偏差値の高い女子)の ほのぼの農大ライフ~
一巻読むのにやたら時間がかかってしまうのはなぜ~
「かもすぞ。かもしてころすぞ」
月並みながら菌たちがかわいい。
Posted by ブクログ
私を日本酒に導いたきっかけになった。菌をキャラクター化する独特な手法で、菌への敷居を革命的に下げた作品。ストーリーなどは二の次にして、枠外などにある説明書きや、「樹先生」による酵母の解説が非常に興味深い。とても勉強になるシリーズ。