あらすじ
菌が見える特殊能力を持つ、もやし(種麹)屋の次男坊、沢木惣右衛門直保。彼は東京の某農大に入学する。農大を舞台に、沢木と研究室その他の仲間達、そして菌が活躍したりしなかったりのキャンパスライフ。大学生活のモラトリアム感と、菌が満載の「もやしもん」。あなたもぜひ、かもされてみてください。カバーや本体表紙もきっちり収録!
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Posted by ブクログ
農大を舞台に、菌を見ることができる主人公が、活躍するでもなくいろんなできごとに巻き込まれていきます。
目に見えない菌の世界を今までにない見せ方で表現されているので、酒造りや体調不良に関わるような菌の話が非常に身近に感じられるようになりました。
農や食に興味のある方にはとてもオススメです。
匿名
ホラーじゃなくてヨカッタァァ!
無料コーナーの漫画をみてたら漫画とは思えない様な表紙が視界にはいってきて、つられて読んでしまいました。
最初はすっごくドッキリしたんですが、ホラーじゃなくてホントーーに(!!)良かったです。
実際に見えたら生活がものすごい大変なことになると思うんですが、あんなふうに面白い世界だと羨ましくも思います。とてもコミカルに描かれていて、ページを捲る手が止まりませんでした。
因みに、作中にでてきた「ヒオチ」とは「火落ち菌」のことのようです。特殊な乳酸菌の一種で、日本酒のなかで火落ち菌が繁殖する現象を「火落ち」と呼び、火落ちした日本酒は大幅に品質が損なわれるそうです。へー、つい調べてしまいました。
Posted by ブクログ
再読。そういえばホルヌッセンなんてあったっけ!O-157騒動の首謀者・長峰がここに^^;(お尻を手で拭いたのかーっ?!)それにしてもラクレット美味しそうです!!キビヤックやホンオフェは勘弁して欲しいけどこれは率先して食べたい!(ただし長峰抜きで)
Posted by ブクログ
農大を舞台に、なぜか肉眼で菌が見える体質の主人公と周りの人々との日常を描いた話。
発酵学には以前から興味があったんだけど、菌は種類が豊富でカタカナが多いってイメージだったので嫌煙しちゃってました。面白いよと友達に勧められたので、読んでみたところ…菌の絵が…可愛い(笑)特徴掴んでる!
主人公にくっついている麹菌のA・オリゼー(ニホンコウジカビ)やP・クリソゲヌム(いわゆる青カビ)など、よく登場する菌などから徐々に覚えられるし、樹教授の話は知識が広がるし、菌達の目線から描いた世界なども面白くて、漫画なのに勉強になるので一石二鳥です。
例えば、納豆の菌糸にγ線を当てるとローションのような納豆樹脂になります。この納豆樹脂は保水能力が高く、なんと1gに5リットル保水する力があるため、世界の砂漠に納豆樹脂を撒く事が出来ないのか?など、面白い話が盛り沢山。調べてみると、実際にそのような研究が行われているらしく、砂漠の緑地化はもちろん化粧品、オムツなどにも有用性があるとのこと。
納豆菌の他にも、乳酸菌や日本酒、世界中の発酵食品など。知らなかった事がたくさん書かれていて発酵食品に関してさらに興味が深まったし、菌や虫に対しての見方も変わりました。世界一臭いと名高いシュールストレミング…怖いけど一度お目にかかりたい(笑)
今のところ3巻まで読んでみたけど面白い。4巻からも、じっくり読みたいと思います。(●´Д`)σ)д`)カモスゾー