安野モヨコのレビュー一覧
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購入済み
ポップ&キュートな青春漫画
主人公のマメちゃんと同年代の十代の頃、宝島社のキューティーというファッション雑誌に連載されているこの漫画を毎回楽しみにリアルタイムで読んでいました。
とは言え一巻~二巻で卒業してしまい、今改めて読んでみようと全巻購入した訳ですが、懐かしい!の一言です。
あの頃の青文字系(なんて呼び方、当時はなかったですけど)の流行をそのまんま取り入れて描かれているので、今の若い子が読むと「こんなのが流行ってたの?派手すぎない?」となるかもしれません(笑)
安野さんの絵は華やか可愛くておしゃれで、かなり見応えがありますし、田舎の中学生のマメちゃんの恋、友情、勉強、東京への憧れ、夢、こういう描写は今も昔も不変的な -
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安野先生の恐るべき慧眼はいいとして。
うーん、「招待したレストランで敬愛する人とすれ違ったので感謝する旦那」が、客観的に 自身を込で描かれる。うーん。
カントクくんが着替へをしだすのが、旦那の「一生かけてオタク教育を施す」のと対照的に、自身からの「一般人教育」をするのではなく、その辺のアレも「自身が旦那の胴長圧力に」と描かれる。更に具体的にさういふずぼら嫁化も描かれる。うーん。
「暴力機構の補完するための儀礼」としての歌、に関していやぁなものを見てしまったので、山本正之様のお歌で盛り上がるアンノ夫婦のオタップルぶりを何回も読んで何とか持ち直す。 -
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安野モヨコさんが夫の庵野秀明さんとの日々について描いた漫画。うん、確かにこの漫画には、モヨコさんの庵野秀明さんに対する愛情が猛烈に込もっている!!
愛情って、「イケメンだから」とか「お金持ってるから」好きになる、ことじゃないんだよねきっと。相手のダメな部分を見て可愛いなぁと思えたり、気づいたらそんな相手の特徴が自分の特徴になっていたり…、一緒にいて波長が合って、心地よいっていうのが、理想の愛の形だよね。そんな愛の形をお二人は持っているのだなあと思いました。庵野秀明というと、エヴァを生み出した天才!!シンゴジラもすごい!!ってイメージなんだけど、この漫画を見て「あっ、この人も普通の人間なんだな -
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「変態とは
目を閉じて花びんの形を両手で確かめるように自分の欲望の輪郭をなぞりその正確な形をつきとめた人達のことである」
変態ってのは自分の中のニッチな欲望についてとことん追求するある種求道者の様なもんで、往々にしてマジもんの変態は自分で自分をまともだと認識しているし、そうでなく「自分、変態かも」と自覚する人に限って別段取り立てて騒ぐ程の性癖を持たない。よね。
みたいなとっから話が始まり、基本的には錚々たる変態達が軒を連ねて奇妙なプレイの数々を披露し、同時にその変態性の発露をドラマチックに描く、みたいな流れなんだけど
同じ娼館モノ(何だそのジャンル)としては今だ未完の「さくらん」同様、性 -
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ショッキングピンクの装丁に惹かれて思わず読んでしまいました。完成度高い漫画だなと思いました。それだけに、未完?なのが惜しい。。
「昔の女はこんな辛い扱いを受けて…」というような、資料を絵にしただけの単純な話ではなく、かと言って、「華やかな遊郭で生きる、女子が憧れる強く美しい女たち」みたいな勘違い話でもないのがいい。主人公が性格悪いのがいい。
ドン底の扱いを受けながら、飄々としている清葉は格好いい。
映画の方は見事に定石の勘違いストーリーに仕上げてくれてたけど。あの、誰の子か分からないけど、妊娠したからには絶対産むわ!私の子よ!っていうよくある展開、全く理解できません。むしろ理解できる女性いる -
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はあ、安野モヨコってすごい。
世界中の女心をくすぐるためにこの世に生を受けたに違いない…違いない…
女の子はみんな自己中心的でワガママでカワイくて、男の子はみんな女の子の事がだいすきでカッコヨくてピンチの時には助けてくれるし絶対女の子を見放したりしないんだよね。知ってる!この世にはモテモテな男の子とモテモテな女の子しか居ないんだよね。知ってる!
効果も背景も衣装もアイテムも全部可愛い。「ハートのマシュマロを浮かべたココアだよ」とか「シナモンのコロンの香り」とか安野モヨコ以外がやると笑っちゃうけど、安野モヨコならそれが寧ろたまらない。スナオにココアすてきうっとりって出来る。こんな風に「男の子には