高階佑のレビュー一覧
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ネタバレネタは今では使い古された『惚れ薬』。
『媚薬』じゃないですよ『惚れ薬』。
これはギャクかコメディかと思いながら読み始めると、なるほど中々シリアス路線。
それも、結構なドシリアスです……惚れ薬なのに。
作中、いろんな伏線も張り巡らされていて、主人公キユナ(受)の
出生の秘密だとか、謎も多くて先が気になり、非常にテンポよく
読むことが出来ました。
『惚れ薬』というスパイスが、物語を重たくせず、かといって薄くも
せず、とにかくその当たりのバランス、塩梅が絶妙。
泣き所もしっかりあって、結構冒頭あたりから胸が絞られます。
そのぞうきん絞り具合が、結構終盤までぴっぱられるので、全体
通してずっと胸がき -
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沙野センセの作品ではシリーズものが読み応えがあって好きなのですが、折々に読み返してしまうのがこれ。
舞台は昭和初期の離島。受け継がれる因習に翻弄される幼馴染み同士の話です。
ストーリーはかなりエロスなのに、美麗でストイックな高階絵師のイラストなのも心惹かれます。
そうなんです。かなりエロ要素が濃厚なのです。男巫女!それだけで広がる妄想…その期待を裏切らない品質プラス、辻褄の合う筋運びが満足感を高めてくれます。
まっさらDTの水哉は、「おしるし」の出現で巫女にまつりあげられてしまいます。それだけでも狼狽しているのに、海神が憑依して巫女と神事(H)を行う相手の「輝血」は、昔から大好きだった憧れの -
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男巫女。この設定だと、エロが炸裂しているのが間違いないわけです。そのあたりは期待通りの仕上がりですが、神様系と見せかけて実はかなり恐ろしくキモチワルイ妖怪ものでした…
巫女は、お約束の輪姦陵辱されていますが、そのボスは神様じゃなくて妖怪です。そして、主人公の笙は、このキモチワルイ妖怪に犯されることによって、年をとらず未来を予知してお告げをするという、特殊な能力を持つ巫女にされてしまったのです。
笙は、一緒に捕まり宮司となった悟を守ろうとして男巫女に甘んじているのですが、この弟とも隠微に絡む(絡まれる)シーンがあるんです。禁忌を犯す二人にドキドキさせられるのですが、雲居さまによる本意ではない行為 -
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元従者×海軍の勇将(伯爵家)
ベネツィア貴族の主人公は、秘密裏に招いた敵国オスマントルコの死者と対面して驚く。
自分と兄弟のように慕った、そして4年前に戦死したはずのかつての従者だった。
敵国の死者である元従者は、ベネツィアの不手際を盾に「スルタンへの捧げものにする」と身体を要求してくる。
誤解が憎しみをうみ、またお互いの立場がそれを容易にはとけないようにがんじがらめにして…というまあ、いわゆる「愛憎劇」ですね。
とはいえ、きれいな街並みの描写や、エロ描写にはもう感服です。
欲を言えばお兄さんの描写が少ないこと(仕方ないけど)、そして想いが通じてからの描写がもうちょっと欲しかった!!
ペー -
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で、ディックの本名は何ですか?みんなディックって呼んでるし・・・。新キャラのヨシュアからさらっと本名明かされるし・・・。なぜディックという名前で貫いているのか、ユウトはなぜ本名で呼ばないのか、その辺を説明して欲しかったです。
本編ですが、ヨシュアはなんだかとっつきにくいなあと思いいていたら、だんだんとロブによってかわいくなりましたね。でもやっぱり私はユウトが好きだ!ヨシュアとロブより、ユウトが気になって仕方がなかった。潜入捜査をしてるユウトの姿をイラストつきで見たかったな。立てこもりの事件で、ユウトがディックに「愛してると恋人に伝えてくれ」と言うシーンが好き。伝言を装い気持ちを伝える所が、胸中 -
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ネタバレミステリー作家~を先に読んで、気になったので購入。
とにかくエロかった…。
あやしいタイトルの通り、受けが自分でも知らなかった嗜好にうっかり目覚めてしまい、葛藤する話。そしてサスペンス&ドロドロもあり。
妹の誘拐どうのは案外あっさり解決して拍子抜け。
しかし妹が一番怖い。何よりぞわぞわした。
真相が、そうじゃないのかなーと思っていたまんまだったのでもう一ひねり欲しかったと思ったら最後でゾっとしました。
SM開発モノと思ったらそうでもなかったですが、エロは満足です。夜光さんの書かれる濡れ場は独特の色っぽさがあり好きです。
攻めの描写が少なくていまいちキャラクターが掴めなかったのでもうちょっとま -
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結構時間をかけて読みました。読み応えのある作品。捜査一課の鬼といわれている朝見は親友だった同僚を事件で亡くしていて、彼への想いを胸に仕事に没頭していたがそんな時、天才的な鑑識、飛高が現れる。彼は友達にそっくりなばかりか、ある事で脅されて身体を許してしまう。
俺様で目つきも悪い朝見の方が受けだったので面白かった。
家族とも折り合いが悪く、失った親友への想いを抱えている朝見は愛に飢えていたのでしょう。不器用な彼が最後に飛高に大好きだった祖母とよく行った公園でご馳走しようとしたカフェのお汁粉屋が閉まっていて、雪が舞う中「ああ、元気でな。」と別れを告げた後のシーンが切なくてたまりませんでした。
こうい