木下けい子のレビュー一覧
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時代は戦後。昭和生まれが大人になり、若者といわれる時代。
文筆家の由利 x 弱小出版社の編集者、六車の恋の物語。
由利先生の我が儘ぶりに振り回されるワンコな編集者六車が純粋でけなげで、かわいいです。
わざと、六車を振り回して遊ぶ由利先生が、はやく自分の気持ちに気がついてくれないかと、色々無理なことをいうやりとりが楽しかったです。
コマの流れもさることながら、スミと空間のメリハリがとても美しく、ふんわりしたイラストが話にもあっています。
着物の由利先生が、とにかく色っぽいです。
平蔵という猫の活躍も楽しく読めます。
巻末にある平蔵のお話は、心がじんわりしました。 -
Posted by ブクログ
ずっと想い続けいていた幼なじみから抜け出せずにいる昴へ全身でぶつかって、恋をしている大地がたまらなく可愛かったです。
というか、前作でチョイチョイ出てきてた大地はこんな大人になったんだね!となんだか、親もしくは親戚みたいな心境になりました。
大地と昴は対局にいる二人なのですが、その二人がお互いの影響で少しづつ変わりながらくっついていく過程にぐっときました。
自分とは全然タイプが違う相手って中々理解し難かったりすると思うのですが、なんだか二人はちゃんと冷静にお互いを見てる感じがちょっとすごいなぁと思いました。
なんというか、大人なんだか子どもなんだかをいったりきたりしてるようなお話でした。 -
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互いに好きだからといって、全てがぴったりシンクロするわけじゃないのが恋の難しさ。てっちゃんと宙も相手を深く想っているのに、その気持ちに微妙なズレが生じてしまいます。胸に深く迫るものがありました。
小さい時から宙のことをよく知っているてっちゃんだからこそ、心配で仕方ないんだろうなと思わせます。でも、それは恋人同士になるには対等な関係じゃないほどの、利己的な態度になってしまっているんですよね。
好きだから、庇護したいとかそばに置きたいとか通り越して、束縛しまくりで心の狭い、てっちゃんなのでした。
そんなひとりよがりなてっちゃんの考えについていけない宙。てっちゃんが思っているよりずっと成長している -
Posted by ブクログ
とうとう二人の最終夜。大好きな作品が終ってしまうのは寂しいですね…
これを機に一話から再読してみましたが、やっぱり宙の天然ぷりが可愛いくて可愛いくて!木下さんの絵柄で男の子が頬染めてあたふたしている姿って超萌える〜それも天然で無自覚と来たもんだ^_^てっちゃんに真っ直ぐ向き合えるようになる為頑張る姿に、我が子の成長ぶりを見る母のような気持ちになりました。大人になったな〜宙!それに比べててっちゃんはあんまり変わってないよね…いっそうヘタレぷりが増している?宙はいい嫁になりそうだし、てっちゃんは尻に敷かれそう。ほんといいカップルだわ(*´∀`*)