木下けい子のレビュー一覧
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好きなのにすれ違う二人の想い。
だけどそれが押さえられなくて宙はてっちゃんの元へ。
用事があるといわれても待っていたらてっちゃんの元かのとてっちゃんが手を組んで帰って来て。
それでも追いかけるのをやめない宙は強いです。
どうしていいのかわからないてっちゃんの背を押してくれた元かのも強い。
駅まで走ってやっと取り戻した宙と並んで帰る二人の手は繋がれていて。本とにやっとこ幸せに☆
もう一つの「幾千のキス」
宙のお友達、リョーちんがうっかり訪ねて来て三人でお食事です。
ずっと見守ってくれたリョーちんが二人の様子を見て安心してくれた事。それからビールを買いにてっちゃんが席を外した時に聞いた一言。
「嫌 -
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スーツ姿が似合うてっちゃんと、大人っぽくなってパティシエとして頑張ってる宙を見て、きゅーんとなりました。年月が経ってる。
宙はてっちゃんに心配してもらいたくなくて、その手を離したのですが、心の中では彼のことばっかり考えているんです。そして、再会して自立してちゃんと頑張っているところもわかってもらえて、「安心した」と欲しかった言葉ももらえるのですが、そこからどうしていいのかわからない。
てっちゃんもまた、自分の庇護を必要としなくなった宙と関わることができなくなってしまい、元カノとよりを戻そうとしてしまったり。
二人はずーっと相手のことだけを考えて生きてきてるのがひしひしと伝わってくるのに、肝心 -
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この気持ちをいったいどうしたら?読み終わってからずっと、せつない気持ちを引きずっています…
お隣同士の幼馴染み。てっちゃんは窓からやってくる宙のことを大事に思っていて、守りたいとさえ思っています。宙は家族の愛情に恵まれていなくて、てっちゃんでなくても庇ってあげたくて仕方ない気がします。守りたいと思う気持ちは、いつしか肉欲をともなった想いに変化していって、それを自覚した哲弥は宙を避けるように。
宙は大人に変わっていく哲弥に置いて行かれたような気がして不安になります。宙もまた、哲弥への想いを意識するのですが、その時にはもう哲弥は傍にいなくて。
宙の置かれている家庭環境や、彼自身の状況がとてもシ -
Posted by ブクログ
雑誌掲載中からコミックス化を楽しみにしてました。通して読むと、また一段と悠の素直でかわいいロイヤル王子っぷりが際立ちます。
バスの乗り方が分からないとか、学校生活が初めてとか、超天然のありえない事実が悠くんから飛び出しますが、それが厭味なくて好感度大。こういうキャラって、わざとらしくなく描くのがなかなか難しいと思うけど、クリアしています。ほっぺたがポッと赤くなるところなんか自然で、かわいい。
悠の周りで、優しく楽しく何かと世話を焼く仲間も素敵です。優も好感持てる女の子キャラで、登場すると愉快なシーンになってます。それから、悠の両親もすてきです。天然は遺伝するんですね。
で、悠が恋する亮平が