今市子のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
限りなく昭和初期に近いある時代(笑)吉原の『幻月楼』を舞台に幇間(男芸者)と老舗味噌屋の若旦那が繰り広げる、ちょっと不思議な人間模様…ッテ感じか。いやねぇ〜…今市子さんの作品は感想書くの難しいんですよ。突っ込みどころの見当たらない…非の打ち所の無い作品ばかりだから。よくコメディ作品とかで笑わせるシーンっちゅーのは「笑わせるぞ!」という勢いや画(所謂ギャグ絵)だったりするんですね…まぁ月子はコメディホモが何よりも好きなので、別に最初から最後までハイテンションで飛ばすギャグホモとかも嫌いではありませんが…しかし、今市子さんの作品っちゅーのは「笑わせよう!」という意気込みが紙面から伝わってこないんで
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Posted by ブクログ
直人が五歳のとき、お父さんのゲイが発覚。両親は円満離婚。
その十五年後、お父さんと結婚したのは、顔はきれいで料理は上手いけど、ものすごい嘘つきで見栄っ張りな悟郎。
お父さんは悟郎を家族に紹介してくれ、そこでまず一騒動。
またそこから悟郎の家庭環境やら悟郎のお兄ちゃんやらで大騒動。
毎度の事ながら、非常にややこしい……。
ですが、かたくなな悟郎が少しずつ心を開いて、家族として直人に頼っていく過程はすごくよかった。
直人自身の彼女との関係を上手く絡めて、ボーイズラブなんだかただのホモが出てくるホームドラマなんだかわかんない感じが、今市子さんらしかったです。
普通にドラマにしてもいい感じ……無理か。