今市子のレビュー一覧

  • 百鬼夜行抄 24巻

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    影の薄い巻き込まれ型主人公代表な(笑)律は相変わらずだが、自己を過大評価しないが自分の力を卑下する事もなく飄々と生きている様が凛としている。きっと、何も知らない人間が律の佇まいを見ると、どこを見ているか解らない透明感のある瞳に惹きつけられることだろうが、モテている様子が全くないのも彼らしい(笑)
    安定したぞわっと寒気がする感じ…夜読むとホント怖い、怖がらせるのが目的のホラーでは決してないし、怖がらせようともしてないのに。この作風を崩さない今市子さんが凄すぎる。日本の幽霊が怖い(アメリカーンのパニック型・ショック型とは違う種類の怖さ)感覚がひしひしと伝わる…

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    2015年07月10日
  • 百鬼夜行抄 24巻

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    ネタバレ

    20150705

    今回は読みやすかった。笑
    影絵姫はもうちょっとページがあると良かったなぁ。
    母なる器は現実的で面白かった。怖かったけど。

    「薬指の契約」
    祖父の不穏な夢をみた後、律の家に祖父宛に恨みつらみの籠った手紙が届く。
    「影絵姫」
    訳ありの女の子が律の家でしばらく過ごす事になった。
    「告げ口屋たちの囁き」
    訪問販売の青年が行き当たった一人暮らしの老人はあまり評判は良くなかったが・・・
    「母なる器」
    櫻子が幼い頃に何度も出会った、壷を持つ老女の役割とは
    「ふさわしい道具」
    三島は取り立て屋の言いつけで祓い屋の家で盗みを働き、それと同時期に律が陰陽師にスカウトされる。


    向日葵とかい

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    2015年07月07日
  • 萌えの死角 3

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    舞台と山。
    そして最初と最後に、引っ越し。

    引っ越しに関しては…ものすごく頷くものが。
    そうですよね、捨てたくなくてそのまま横移動。
    そしてまた物が溜まっていく…。
    この悪循環、抜け出せません!w

    大河ドラマと朝ドラの話は、かろうじて
    そんなやつがやってたな、程度。
    題名ぐらいは言われたら思い出せますが
    中身は見てなかったのでさっぱり。
    多分、この話をうのみにしたらいけない、のでしょう。

    今回はトー○ネタなし。
    その代り(?)新たな謎が生まれました。
    不動産屋の手違いで一緒に住み始めた男女。
    一体何のドラマだったのでしょう?

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    2015年06月22日
  • 萌えの死角 2

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    前回もそうでしたが、ちらほらトー○の話が。
    1話にもありましたが、○ーマが主人公ではないのに
    びっくりだった1巻。
    この人(?)ず~っと出てくるのでしょうか?w

    そんな状態で読んだ最初の話。
    こんなN○K退職者が来たら、確実に払います。
    罠だ! とかいう前に、払います。
    そして最後…驚くほどの小屋主は
    どれだけ若く見えるのか。
    それとも本当に若いのか。

    ドラマCD1千枚のお嬢様は、ついにBLのみで
    1千枚突破。
    素晴らしいとしか言いようがないです。
    趣味は突き抜ければ、山の頂上まで!
    多分、まだ本人としては届いてないと思いますが。

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    2015年06月22日
  • 萌えの死角

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    人により、萌えツボは違うもの。
    どこがそうなのか、どういうものが好きなのか。
    むしろ、BLというテーマのみがうっすら残った
    ツボを語る話?

    ドラマCD千枚、がすごいです。
    それを収納するのも、そこまで集めたのも。
    そして皆様、もう清らかな世界に戻れない(笑)

    突っ込みたいのは、男性の『ふたなり』について。
    ホルモンバランス考えたら、あり得ない想像です。
    しかし相手は、夢を糧に生きている男性。
    ありですね…きっとありなのです。
    まぁ女性の『両性具有』もどうかと思いますが。
    そんなにきれいにホルモンが半々なわけもない。

    絞り出しているらしいネタですが
    かなり面白いですし、楽しいです。
    絞り出

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    2015年06月21日
  • 帝都万華鏡 桜の頃を過ぎても

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    鳩さん、初読み。最近の新刊が評判で新人さんだと思ってたのですが、もうずっと前にデビューしていたのですね。こちらがそのデビュー作。
    書かれているのは大正時代の帝都に生きる青年二人が結ばれるまでのその長い半生。これがすごく良かったです。
    登場人物の心理描写も丁寧で、なおかつ時代小説としての体もきちんと成している。それらが独特の空気感を醸し物語を作っているといっても過言ではなくこんなに完成度の高いBLは初めてだと思いました。その上ちゃんと萌えもあったし。
    言葉遣いや表現など、ラノベとしてのBLに慣れている層には敷居がほんの少し高いかもしれません。ですが小説もBLも好きな人にはぜひ読んで欲しいお話です

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    2015年06月21日
  • 大人の問題

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    BLとはボーイズ・ラブのこと。
    ボーイズ、ラブ。……らぶ?どこらへんが?って聞きたくなるくらいラブが少ない!(無いとは言わない)
    そもそも主人公がゲイに目覚めた父を持つ男子学生(彼女あり)で、そのままストレートに彼女と付き合ったまま終わるので、かなり特殊な部類に入る話だと思います。
    でも飽きることもなく次はどうなるんだろう、次はどうなるんだろうと、読み進まずにはいられない。今市子ワールドからはそう簡単には抜け出せない。
    悟朗が素直じゃなくてかわいいけど結構強かで、でもそこもかっこいい。
    人間模様が妙にリアルなのにぶっ飛んでてほんとに何度読んでも面白い。

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    2015年03月04日
  • ホームレス・サラリーマン 1巻

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    特出して何がってわけじゃないんだけれど、そこはかとなく面白かった。作家さんが安定しているせいだと思う。絵のうまさと、話の落ち着き具合が、安心して読める。

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    2015年02月26日
  • 僕のやさしいお兄さん 1巻

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    二丁目で一目惚れした相手が兄に!しかも弟までできて、同居するはめに。複雑な家庭環境と新しい家族としてのごたごたもコミカルで面白い。

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    2014年12月28日
  • 幻月楼奇譚

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    こういうのもBLというのでしょうか?直接的な表現はないけれど、男性同士の仄かな恋心のようなモノが描かれていますが、さほど気になりません。
    舞台が昭和初期なので、まあ、そういう文化もあったよね、くらいの感じです。
    お茶屋が中心のストーリーで、退廃的な雰囲気が良いです。

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    2014年07月13日
  • 百鬼夜行抄 1巻

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    今市子さんの美しい絵と、不思議な妖かしのストーリー。陰陽師的な話はたくさんあるけれど、主人公が「見える」だけで、大した力がなく毎回翻弄されるだけ、っていうのがなかなか新鮮。しぶしぶ主人公を守る妖怪?青嵐の存在も良い。
    時間を作ってつづきをじっくりと読んでみたい。

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    2014年07月13日
  • 百鬼夜行抄 1巻

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    昔好きだった本をまた夢中で読む。
    おもしろい!
    この本(何巻か忘れた)に当時読んでた『道化の民俗学』(山口昌男)がちらっと出てて嬉しかったのを思い出した。

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    2014年06月19日
  • 神剣の守護者

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     楠木正成の子孫である楠木正具を主人公に楠木氏や北畠氏にスポットを当て、上洛目前の信長との対決を描いている。登場人物がいきいきと描かれ、導かれるままに読み終わってしまった。草薙剣をめぐる陰謀を絡めることで正具と中村藤吉郎(秀吉)を上手く結びつけていた。そして正具の「悪党」としての筋の通った生き方、北畠の娘である雪姫の凛とした姿勢が気持よい。
      もう一人のの主人公である秀吉の描き方も面白い。ひょうたんの馬印や立身出世、蜂須賀党の掌握、勝家との確執、光秀との山崎の戦い、そして天下統一といった後に起きる事件のきっかけがこの伊勢をめぐる攻防の中に無理なく収められていた。これらは読者へのサービスだと思

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    2014年04月18日
  • 幻月楼奇譚4

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    4巻が出てたの気が付いてなかった☆

    一歩進んで二歩下がる二人の関係がよし。
    がっつりBLじゃないからいいのかな。
    いい雰囲気でいつも邪魔が入るじれったさがそそられるというか(…何言ってんだか☆)

    ”細く長く”続いて欲しいです(笑)

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    2014年02月19日
  • いとこ同士

    購入済み

    色っぽいです。

    今先生にしては、エロが多いなぁって思ったら、同人誌時代の作品らしいです。でも、かえって色っぽくて良いです。サラリーマンのいい男二人、キスシーンとかロマンチック。そのかわり、ストーリーがイマイチかな?

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    2014年02月11日
  • erotica【イラスト入り】

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    ヤクザの話しが1番好きでした~。
    短編で、どれもおもしろいですが、趣味に走ってらっしゃいますので、初心者向けではないな~って思います。

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    2013年11月17日
  • 百鬼夜行抄 22巻

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    神隠しにあったり、祟られたり、妖魔に狙われたり。
    毎度、散々な目に遭う飯島家。
    でも陰気にもならず、わりとのほほんとしているのは、慣れのせいか、おばあちゃんの気質が遺伝しているせいなのか。
    蝸牛はとても良い嫁を貰ったな〜。
    身を守るのは術よりも健全な精神なのかもしれないですね。
    律はずっと無力のままだけど、術を使える開の方が酷い目に遭ってるような気がします。

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    2013年11月05日
  • 幻月楼奇譚4

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    ネタバレ

    つかず離れずで相変わらずのふたりだけど、周囲には時の移り変わりが感じられる。今後ふたりの仲がどうなるのか気になるところ。

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    2015年02月12日
  • 幻月楼奇譚4

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    20131005
    面白かったー
    幻想的なのも仲がなかなか進まないのも。笑
    余韻がすっきりしない加減が好きな塩梅です。

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    2013年10月07日
  • 百鬼夜行抄 21巻

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    類似品は数多くあれど、妖ホラーで一番面白いのは『百鬼夜行抄』だと思っています。
    災難が多くてもわりと楽観的な人たち、飯嶋家。
    居候する愉快でやっかいな妖たち。
    日常に異界が溶け込む、背筋が寒くなる恐怖。
    21巻になりましたが飽きないです。

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    2013年10月04日