今市子のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
待ってました~!
楽しみにしているシリーズです。
そろそろ出るんじゃないかとちょっと前に勘で本屋へ行ったら、ありました!
祖父の飯嶋蝸牛の式神だった青嵐は、律が死ぬまで護法神として守るはずだったのだが、律が一瞬死にかけたために、思いがけなく契約が切れてしまった。
ボランティアとかいって、飯嶋家にいることは多いのだが…?
またしても行方不明になった開叔父さん!
不動産屋に勤めながら心霊相談を引き受けていたのだが…
大問題だ~?
従姉の司ちゃんは、晶ちゃんが正月に振り袖を着ると聞きかじって…?
律をめぐる従姉妹の微妙な女心。
年下の彼氏とはどうなる?
平成の陰陽師として売り出した八代準が、髪型を派手にしているのがおかしい。
晶ちゃんの霊力は危険すぎるけどねえ…恋人は出来た方がいいのかねえ…と親身になってしまいますわ。 -
Posted by ブクログ
傲慢社長×ツンデレ秘書がWツンデレに、とあとがきにあります。
b-Boyのアンソロ「びしょぬれ特集」収録作品に、大量書き下ろし「報復モラトリアム」と、SS「街に天使の降りる夜」がプラスされています。
「ドラスティック・メタモルフォーゼ」のみ読むと、硬質で外道なエロが突出しているので感情移入できないかも…アンソロのお題である、びしょぬれがメインで、エロがメインなので仕方ないですね。
もう、屈折しすぎて、裏までよく読みこまないと理解不能な二人です。
九鬼の傲岸不遜な態度と、「自動機械人形」と揶揄されてしまうほどの御巫の無表情さが、心情をわかりにくくしているから、ますます主題よりも、愛が見えないHばかりに目が向いてしまう。
そんな二人の相容れない態度がどこから来ているのか、理解するには書き下ろしをじっくり読むことが必要です。
「復讐モラトリアム」は、アンソロ用に書かれたストーリーの根幹を丁寧に描いたものです。はっきり言ってこっちのほうが面白い。
これを読むと、鼻持ちならない男、九鬼の人生の挫折や、愛する男に置き去りにされた御巫の胸締め付けられるような過去を詳細に知ることができます。
御巫が空き部屋で涙を流すシーンは泣けます。
うーん、せつない。15年間の二人の生き方を考えると、やるせなくなります。
でも、忘れがたく、離れがたくっていう気持ちや、そう簡単にはこちらから折れて出るわけにはいかない変な意地や、好きだからこそ迷走してしまうのが執着なんだなーと、改めて納得。
こういう執着ストーリーは、かわいセンセならではの独特な味があってすばらしい。
御巫に反旗を翻されて平静さを失って、屈してしまった九鬼にスッキリ!です。このまま甘々デレデレな方向で付き合っていって欲しいお二人です。