【感想・ネタバレ】岸辺の唄のレビュー

あらすじ

あと二月のうちに旱魃で、すべての人は死に絶えてしまう。皆を救う方法はただひとつ。河伯の住む翠湖までゆき水乞いの儀式を行うことだけ。こうして方士・スリジャ・エンたちの水を求める遙か遠き旅がはじまった―――。表題作『岸辺の唄』他『予言』『氷の爪石の瞳』を含めた今市子が贈る雄大なるオリエンタルファンタジー傑作集。 【収録作品】岸辺の唄/予言/氷の爪石の瞳

4.3
Rated 4.3 stars out of 5
Rated 5 stars out of 5
Rated 4 stars out of 5
Rated 3 stars out of 5
Rated 2 stars out of 5
Rated 1 stars out of 5

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Posted by ブクログ

今市子のオリエンタル・ファンタジー。
同じ世界を描いた連作のシリーズ1冊目。

壮大な設定と、しっとりした雰囲気、波乱の冒険、ほのぼのしたユーモア。
豊かなイメージをあっさりまとめ上げています。

水乞いのために、どこまでも裸足で歩いていく少女。
水乞いは本当に可能なのか?
信じない人もいるし、人身御供として血を流せばよいと思う人もいる。
人の世のはかなさ、切なさ、行き違い。
まれな出会いに、心通い合うあたたかさ。
大好きなシリーズです。

0
2013年02月02日

Posted by ブクログ

今市子さんの美しい絵が満喫できる、オリエンタルファンタジー。
続刊?
スリジャとエンの行く末も気になる。

0
2012年04月29日

Posted by ブクログ

続刊※
タイトルは毎回違うものの、同一の登場人物で、水を巡るファンタジーシリーズとして続いている。
百鬼夜行抄のような妖ものとはまた少し違うけど、これはこれで好き。

0
2011年12月13日

Posted by ブクログ

綺麗な表紙とともに、哀切漂うストーリー。人間の愚かさと力強さを表現するのが上手だなあ。一方ではエンとジンファの萌え漫画として楽しめる。

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2009年10月04日

Posted by ブクログ

伝奇モノになるのか?
異世界の話と思われる。
河伯の住む翠湖へ詣でる「水乞いの儀式」を中心に、鬼人や、巫女やらがドサドサ出てくる。

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2009年10月04日

Posted by ブクログ

何処ともわからないアジアな雰囲気の国の物語。
言い伝え通り儀式を執り行えば、河伯は水を恵むのか?!

0
2009年10月04日

Posted by ブクログ

あと二月のうちに早魃で、すべての人は死に絶えてしまう。皆を救う方法はただひとつ。河伯の住む翠湖までゆき水乞いの儀式を行うことだけ。こうして方士・スリジャ・エンたちの水を求める遙か遠き旅がはじまった―――。表題作『岸辺の唄』他『予言』『氷の爪石の瞳』を含めた今市子が贈る雄大なるオリエンタルファンタジー傑作集。

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2010年02月01日