今市子のレビュー一覧
-
この人は叙情的表現も叙事的表現もとっても美しくて
文字の一つ一つが白露の如くです
深緑の牡丹の葉に朝靄と共にうっすらかかる白露見たいな小説ですよ((どんな小説だ
私は1巻の琢馬と京介のペアが好きだけど
完成された艶のある春洋とまだ幼さの残る紘彦の凸凹感がいいです
作者の語彙力にも感服しますが、今市...続きを読むPosted by ブクログ -
絵が最初入りにくいかと思いきや、意外と大丈夫。
怖くて不思議で、ちょっとおもしろくて、かわいくて(?)
キャラクターや設定や、民俗学的な日本の昔からの伝承がおもしろい。
読めば読むほど不思議とハマり、怖いけど読みたくなる。
そして、おもしろい。Posted by ブクログ -
この世ならぬものを見てしまう主人公は、怪奇小説家だった祖父の残した「守り」によって幾度も助けられていた。しなやかな龍の姿をしたソレは、普段は父親のなかにいる。若くして命を失った父の皮をかぶって、母親も祖母も欺きながら。Posted by ブクログ
-
相変わらず、この人に関しては文章だとか期待の新星だとか、そんな話じゃなくて、ただ単にこのどうにもならない感じのストーリーにたまらなく萌える。Posted by ブクログ
-
1回読んだだけじゃ、複線とか多すぎてわかりにくいけど、読み返して「なるほどな〜」と納得して、面白い。新刊が出るのがいつも待ち遠しいけど、遅くて、忘れてた頃に出るから、最初から読み直したりする〜〜。Posted by ブクログ
-
この後も、律たちの家族はこのまま続いていくのかな。
もともと「家族」をとても大切に描いているこの作品を、
京極夏彦の「塗仏」を読んでいる最中に読んだので、
「家族」という関係性が、とても愛しく思えました。Posted by ブクログ -
妖が視えてしまう「律」という青年が主人公。
妖怪たちが、どこか憎めない可愛らしさを持っているので
怖いばかりの話ではないです。
妖怪に振り回される「律」や、律を守護する「青嵐」との
やりとりが面白い。Posted by ブクログ -
膝枕、目隠し鬼、接吻…… 艶っぽさのエッセンスのみがどっと押し寄せる2巻。
心の距離は近くなってもカラダの距離はまだなのねそうなのね。
特に煙管のくだりは……、ああもうっ、勿体ないっ!! 粋人としてはまだまだだなぁ、若旦那。Posted by ブクログ -
3巻、2巻の「岸辺の…」「盗賊の…」を逆から読んでしまった。。。基本的には一話完結なので問題ないですが。同じキャラが出てきますからな〜毎回思うのですが、今市子の話の一巻は読みにくい。。。Posted by ブクログ
-
不思議な文体だったけど…たまにはこういうのもいいかなー栗本薫推薦の意味がよく分かった。そっくりだった。
ねっとりとしていながらも哀愁漂う…素敵な世界観です。Posted by ブクログ -
b-boy phoenix「びしょぬれ特集」に掲載された作品に書下ろしをくわえたノベルスです。ああ、確かにびしょぬれっすね。いきなりエロから入りますし…。いつもと違う始まり方が新鮮でした。Posted by ブクログ