今市子のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
<あらすじ 裏表紙から抜粋>
鶴来升一郎は、老舗の高級味噌屋の若旦那。名だたる「道楽息子」で器用貧乏の変わり者。そんな彼のご贔屓は、怪談にしか能がなく、金次第でなんでもする曲者の幇間・与三郎。嘘か真実か若旦那、与三郎に言い寄って!?吉原の料亭「幻月楼」の座敷を夜ごと彩るのは、人の世の欲望とあやかしが織りなす不思議語り。
</あらすじ>
今市子、すき…!!美しい絵、効いたユーモア、仄かに匂わせる男と男の怪しいかおり…すき…。笑。今市子の描く漫画に出てくるのは必ずどこか短所がある男なんですよね…。完璧なひとは居ないんです。本当によくいるようなひとを描いて、でもそれでいてかっこいいんですよほんと -
ネタバレ 購入済み
やっぱり怖い。
おさきつき、が怖かった。
なんか居ますよね 本人は悪くないのに
そういう業を背負ったように身の回りに悪いことばかりが怒る女。
そこに因習や古い家が加わるともう逃れ難い悲劇になるというか。
敢えて難点を上げるなら主人公の恋愛話は何一つ動かず。
完全に背景化しちゃってこの本は唯の吉原奇譚になってしまいました。