竹内久美子のレビュー一覧

  • ウソばっかり! - 人間と遺伝子の本当の話 -

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    竹内久美子の本は前々から興味がありましたが、ようやく読めました。

    どなたかが、竹内久美子に対して、「科学の濫用」という表現をしていましたが、その表現がピッタリな内容でした。
    が、その分、キャッチーで面白い内容ではあります。

    中には、「おそらく正しいだろう」と思われる部分もありますが、基本的には、「話半分」で読むのがオススメ。

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    2019年04月12日
  • ウソばっかり! - 人間と遺伝子の本当の話 -

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    いい声の人に惹かれるのはなぜ?どうしたら第一印象をよくできるの?どうしてデートで夜景を見に行くの?体育会系は、なぜ上下関係が厳しいの?なんで毒親っているの?マッサージが気持ちいいのはなぜ?年頃の娘が父親を嫌うのに、理由ってある?火事場の馬鹿力って、本当にあるの?今まで考えたこともなかった私たちにまつわる“なぜ?”“どうして?”を動物行動学研究家が遺伝子レベルで解明。

    今まで何となく常識と思っていたことを、改めて生物学の観点から分析しており、目から鱗だった。
    赤ちゃんの頃から美人が好き、とか、自分の子育ての経験から「不思議〜」と思っていたことも、強い免疫を持つ人に魅力を感じるからだ(自分の遺伝

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    2019年02月18日
  • もっとウソを! 男と女と科学の悦楽

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    本書も楠木建教授が戦略本30冊として取り上げていた1冊。残念ながら、「戦略読書日記」では取り上げられていなかったので、楠木教授の解説を読むことはできないのだが、どんな解説をしていただろうと想像しながら読みすすめた。
    京大の名誉教授である日高氏と弟子の竹内氏の対談をまとめたもの。
    「『知る』ためには、ストーリーが必要になるよね。『〇〇は××である』という話に『なぜならば』という理由が付いて初めて一つのストーリーができるわけ。そのストーリーをこちらが諒解して、納得するという行為がサイエンスなんだと、僕はずっと思っている。
     『なぜならば』の部分をどういうふうに証明するか。その証明は時代によって内容

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    2021年08月08日
  • 佐藤優さん、神は本当に存在するのですか? 宗教と科学のガチンコ対談

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    表題の答えや結論は導かれなかったものの、キリスト教の発展や現代の宗教の役割について勉強になった。私は竹内くみこサイドだが、「宗教を無くすとしたら、代替案はなにになるのか」という点は宗教を批判する際には考える必要のある点だと改めて思った。

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    2018年09月16日
  • ウソばっかり! - 人間と遺伝子の本当の話 -

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    著者が気になって調べたりした疑問などをふらっと書いたブログのまとめを本にした感じで、気軽に読めた。
    軽い読み物風だが、中身は知らないことばかりで結構楽しめた。

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    2018年08月09日
  • 本当は怖い動物の子育て

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    オスが遺伝子を残すための工夫を、いかにしているか、ということが記されている。
    そういうもんだろうなあ、と思う。

    とはいえ、今更あなたの子じゃありませんでしたといわれても、もうひきかえせないなぁ、と十代の娘二人を育てる親としては思う。

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    2017年05月22日
  • 女は男の指を見る

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    タイトルのイメージとは違い、科学的な本であった。
    敬体と常体が入り混じっているなど、読みにくい文章ではあるが内容自体はとても興味深い。

    声がいい、においがいい男性にひかれるのはなぜか、日本人がなぜ幼いのかなど、疑問に思っていたことの答えが書かれていてよかった。

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    2017年02月05日
  • 女は男の指を見る

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    面白いけど、話にまとまりがなく、文章力も高くないような。でも、他にも読んでみたい。なかなか聞けない話が多いように思う。

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    2016年05月11日
  • 女は男の指を見る

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    動物行動学と進化論を基に日本人論にまで到達する一冊。

    とあるアンケートによると、女性は男性の指を最も見る率が高いそうで。
    以前、指から男性器を連想しているなんて与太事を聞いた事があったが、こいつは満更でもないらしい。
    Hox遺伝子という遺伝子は、胎児が体を形成する際に機能するもので、体の末端である指と性器を作る同じ遺伝子とのこと。
    故に指からそれを連想するのは、あながち間違っていない。

    また、男性が女性の胸を見るのは、これまたHox遺伝子が要因だと。
    何故なら、授乳期の胸の脂肪は、脚や尻の脂肪から作られており、その脚などを作っているのがHox遺伝子だと。

    ま、動物の本能として至極当然のこ

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    2016年02月15日
  • 本当は怖い動物の子育て

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    パンダやリスやタガメやタツノオトシゴ、そして人間の、子育てにおける取捨選択や、
    『種の繁栄』ではなく『自身の遺伝子の繁栄』を思わせるこわーい本能について。
    怖いけど、大変興味深く読めた。

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    2015年02月10日
  • 女は男の指を見る

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    •「血液型と性格の関連」は、心理学の分野では否定されているが、医学では否定されていない。免疫力のあるO型は社交的な性質を持つ傾向があり、AB型は日社交的な性質になる傾向があると考えられる。
    •人差し指に対する薬指の長さは、男性ホルモンの代表であるテストステロンのレベルに密接に関連している。
    •女性が気になる男性のパーツ①手(指含む)②目③腕、二の腕④お尻⑤背中
    •男性が気になる女性のパーツ①胸②目③お尻④脚⑤ウエスト
    •男の子と女の子の組み合わせによる二卵性双生児は、女の子はとてもお転婆になる傾向がある。

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    2014年05月29日
  • 本当は怖い動物の子育て

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    ネタバレ

    新書は大体タイトルと内容が異なるものですが、この本についても、主題は人間の児童虐待を本能的な面から考察するというものでした。
    動物の子育て事例についても、あくまで主題に持ってくるまでの前座です。

    本能はそれ自体を否定するものではなく、自覚し納得することで解決法を見いだせると考えておりますが、
    本書は問題自体を自覚する上で有用なものと捉えました。

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    2014年05月17日
  • 指からわかる男の能力と病

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    男性にとっては切実な悩みなのかもしれないです。

    しかし、自分の指比は生まれ持ったものでもう変えられないので、おとなしく受け入れるしかありません。

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    2014年07月07日
  • 本当は怖い動物の子育て

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    動物の子育ては残酷だと思った。人間も動物の一種だから虐待が起こるのもある意味自然なことなのかもしれない。

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    2013年09月15日
  • 指からわかる男の能力と病

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    これまで読んできた指比研究の現在についてかかれたわかりやすい親書である。本書を参考に物差しをもって飲み会のネタとすることをオススメする。

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    2013年09月15日
  • 本当は怖い動物の子育て

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    動物は自分の遺伝子をよく残すために、いろんなことをする。育たなさそうな子は見捨てるし、新しくつがいになるためには、前の配偶者の子を殺すことも珍しくない。如何に自分の親族に手厚く、そうでない場合は冷たく見捨てる(とか、食べちゃうとか)、そういう話が、鳥だったり虫だったり魚だったりと、ずいぶん続く。鳥の第一ヘルパーは親族だが、第二ヘルパーは後釜を狙う他人、など。動物の行動として興味深く面白い話ばかり。しかし、後半に待ち構えているはずの、人間の虐待のことを考えてちょっと気が重い。
    だがその前に、まずは「よく遺伝子を残す」ためのいくつかの人間の子殺しを含めた営みが紹介される。このステップを踏むと、虐待

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    2013年09月09日
  • そんなバカな! 遺伝子と神について

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    生物の行動は全て遺伝子によって支配されている。生物の身体は遺伝子を複製させる為の乗り物に過ぎない。


    蜂とか猿とか人間を例にとって、全ての現象は遺伝子が遺伝子を後世に遺す為のものだと説明。結構説得力があった。

    伊坂幸太郎「重力ピエロ」はその辺の事を問題提起していた作品だったような…。殺人者の子は殺人をする。みたいな偏見で苦労をするドラマの主人公をよく見かけるが、遺伝子にとってその行動が遺伝子を遺すのに有利に働くのならば、やっぱり偏見ではなく、蛙の子は蛙なのだろうか。

    人間たるものは所詮は利己的遺伝子と利己的ミームの乗り物なのである。

    親にしたところで所詮は利己的遺伝子の乗り物で

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    2013年07月20日
  • 遺伝子が解く! 万世一系のひみつ

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    竹内氏の本は非常に興味深く、読んでいて楽しい。また、動物行動学の視点にたって様々な事例を柔軟かつユーモアに語っている点が好きである。

    今後も他の作品を読み続けていきたいと思う。

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    2013年06月25日
  • 浮気で産みたい女たち 新展開!浮気人類進化論

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    浮気は遺伝子のなせる技という。動物行動学から紐解いているが、人には動物にないレベルの心があり、十ぱ一絡げに論じるのはどうかと。でも文章はわかりやすいし、おもしろい。13.6.9

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    2013年06月09日
  • 本当は怖い動物の子育て

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    本当に怖かった。無責任な人間の母親を責める常套句に動物でさえ・・・というものがあるが、その常識が一変するような事実にページをめくるたび驚かされた。美しい幻想は木端微塵に砕かれた感は強い。ただ、皆、一生懸命に生き抜こうと努力していることは痛いほどに伝わってきた。

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    2013年05月20日