本当は怖い動物の子育て
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本当は怖い動物の子育て

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462円 (税込) 5月2日まで

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まさか!? なんてこと!! パンダの母親は「できの良い子」をえこひいきして「ダメな子」を見殺しに。タスマニアデビルは生まれたての赤ちゃんにサバイバルレースを課し、リスはご近所の子を取って食う……子殺し、DV、虐待は日常茶飯事。極悪非道に映るメスたちの狙いとは? オスはその時どう動く? 「ヒト」は彼らと別物か? テレビ番組や動物園が伝える美談からは決して見えてこない、動物たちの恐ろしく、たくましい真実の姿。

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本当は怖い動物の子育て のユーザーレビュー

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    Posted by ブクログ 2013年09月07日

    非常に面白かった。現在生き残っているのは、遺伝子を残せた結果であるということから、より多くの自分の遺伝子を残す、そのためのいろいろな方法を動物がとっている。パンダから始まりさまざまな動物の例でどのようなことをしているかが説明されている。そのことから、さらに先住民の例などから人が本能的に取る行動の説明...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2013年03月15日

    「母親スイッチ」なんてない。そんなものは、たぶん誰かの(当事者じゃないだれか)の願望なのだ。
    にも関わらず、それが実在していると信じられてしまっているために、「理想の母親」を演じられずに苦しむ女性のなんと多いことか。
    少子化を憂いつつも、若年出産や未婚の母を蔑視し、差別する。一家の苗字がバラバラなだ...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2020年12月01日

    この本を読んでから、連れ子を虐待死させたニュースを見る度に動物の本能が強いからか…と思ってしまう。色々な動物がいるが、人間も本能的には自分以外のオスの子を育てられるようにできてないのかな。まぁ他の動物と違って人間は知性があるから絶対許されることじゃないんだけど。でも女性はそういうオスがいるってことも...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2013年12月09日

    いやぁ、動物の本能は実に良くできてるなぁと感心するとともに、シビアであることに、ちょっと怖くも思えました。人間はどうしても感情的にとらえてしまいますが、動物であることには変わりなく、知らないうちにこの本能に従っているのかもと思わされました。

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    Posted by ブクログ 2013年09月08日

     読んでいて驚きの発見が連続して起きた本である。
     愛くるしい仕草を見せて私達を和ませてくれる動物たちは、私達の想像を遥かに越えた子育てをしている。そして後半にかけては動物たちの子育てと、現代社会で暮らす我々の意外な共通点を見出し、論じている。

     冒頭でまず驚いたのは、「もし種や集団のために尽くす...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2013年08月05日

    知らなかった動物の生態、より良い遺伝子を確率高く残すため我が子殺し、兄弟殺しは動物ではよくあること、
    人間の虐待も動物の本能、より良い自分の遺伝子を残すための本能が残っているから起きるのではという

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    Posted by ブクログ 2013年06月13日

    動物の子育て、先住民の子育て、現代人の子育て…と様々な角度からみる子育て。
    人間として当たり前と思ってた考え方もあっさりと覆された気分です。何が正しいとか間違っているとかそういう問題ではなく、生きているものはみな根元としては一緒。だけど、今私が法律の存在するもとで生きてる以上感じなくてはならない感情...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2013年05月13日

    久しぶりのレビュー。動物に見られる「子殺し」のメカニズムと、人間の児童虐待の関係について簡潔に述べられている。

    生物に共通の「子孫繁栄」という目標を達成するためには、あえて子を殺すことも理に叶う場合がある。それは動物にとって、よくあるプログラムであるそうだ。そうすると「では人間は?」と考えてしまう...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2013年04月20日

    タイトルとは裏腹に、育児放棄や虐待に関する考察の本。今でも文明の浸透していない原住民がいるということが驚きだった。母系性社会の方が子供を育てやすい、という考察を読み、女性のあらゆる意味での立場を見直すことで、もう少し子供を育てやすい社会を作れるのではないかと思った。

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    Posted by ブクログ 2013年04月11日

    本当に怖いです。母性愛を信じている人は、読まないでください。
    自分の遺伝子のコピーを残すことを最優先にするため、充分に育てられない、または自分の子ではないというときには、恐ろしいことが起こります。
    しかし、これは動物だけではありません。人間も同じです。子どもへの虐待が、本能で行われている部分がある、...続きを読む

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