竹内久美子のレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
軽いノリのポピュラー・サイエンス本としては、楽しく読めた。タイトルや腰帯の煽りコピーは、旧作を新しい装いで売ろうとする編集サイドの陰謀かと…。竹内久美子さんがフレディ大好きなのは、よく伝わってきました(笑)。
生殖上不利と思われる同性愛傾向を促す遺伝子が、どうしてずっと受け継がれてきているのか。その謎に挑んだ研究者たちの足跡をたどる話でもあります。最後に出てきた有力仮説が、わかってみたら「そりゃそうだよね!」という代物で、虚を突かれたというか、目から鱗というか…。
同性愛(男性同士)に対する認識の変遷や、同性婚の歴史なども、端的にまとめられていて分かりやすかった。 -
Posted by ブクログ
恥ずかしながら著者のことを存じ上げず、たまたま本屋で気になったので読んだ。
著者が今まで生きてきて得た知識や、経験などを書いたエッセイとなっている。内容としても難しすぎずスルスル読める。
特に、子を産む/育てるなどのエネルギーを多く投資する性別の方が相手を厳しく選ぶ、著者が紹介している高橋淳教授の「免疫が祭りで作られる」とする説など、著者の専門である動物行動学の知識も満載で、動物行動学にも興味を持った。これらの知識が私たち人間のこういう部分と通じている、といった、専門外の人間でもわかりやすく書かれている。
著者の失敗体験なども具体的に書かれており、タイトル通り「著者」という人間が読み解かれて