堀公俊のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
著者は、ファシリテーターの先駆者とも言える堀氏であるが、ここでファシリテーター
とは何かを説明したいと思う。それは、会議やブレストなど複数の人の意見を集約したり
方向付け、活性化させ、会議の生産性を最大限に高めドライブをかけていく能力のある人
の事を言う。
そして、本書はそのファシリテーターに必要な能力の説明、そのケーススタディで
主に構成されているので、非常に分かりやすいと評価出来る。特に、ケースが本当に
抱負なので、自分の頭で考えて一つ一つに答えを自ら出していけば、必ず力が付くと
思う。(自分は飛ばしてしまったので、後日もう一回読んでケースをやりたいと思う)
そこで、主なファシリテーターの能力として考えられるのは、
1.最低限の論理思考を身に付ける(MECE・論理の構造化等)
2.問題の起点・事実、解釈等をきちんと共有する
3.一致点と対立点を正確に把握し、手段の目的化をより俯瞰的視点によって避ける
以上の3つである。
まぁ、これよりも最も大切なのは空気を読んで、発言を促し、構造的に即座にまとめ、
全員に提示するっていう瞬発力であったりするのだが、言葉で表し、説明するには少し
誌面が足らないのと明文化しにくい。よって、そこまでは本書では述べられていない。
はっきり言って、本書を読んで知識を得るのは極めて簡単である。
しかし、人を動かし瞬発力を鍛えるには、正しく実践しないと無理である。
頭で理解したって、いざ議論になれば、ファシリテートなんて出来ない事に気づくだろう。
これを読んで思ったのは、「意外に難しい」この一言に尽きる。
みんなで議論する場があるなら、恵まれている。毎回挑戦すればいい。練習すれば良い。
しかし、そのような場がないなら、まずはそのような場を構築する事が、
ファシリテーターになるべく第一歩であると、個人的には思う。
良書である。
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Posted by ブクログ
日常の仕事の場で各部署の合意取り付けや組織決定を促すために会議を開く機会が多々ある。 しかし、往々にしてうまく誘導できず会議内容が発散して行くケースが多い。 この本を手にとった動機は会議をどう舵取りしてゆくのかの方法論を見出したかったからである。
本書では、ファシリテーションという概念を導入し、組織のパワーを引き出し、優れた問題解決に導く方法論を説明している。
ファシリテーションの基幹部分は以下の通り。
?プロセスデザイン: どの様に目的に向かって行くのかのプロセスを考案。
?プロセスマネジメント:議論を構造化し、論点のずれ・誤解なきよう理解させる
? 対立の解消: それぞれの対立を解消し、創造的な意見を喚起する。
その他ファシリテーションのツールや、ケーススタディも載せてあり、全般的に平易な文章構成になっているため分かりやすいかと思う。