堀公俊のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレ[ 内容 ]
高い成果と参加者の納得を得るには、どのようにミーティングやプロジェクトを進めたらよいのだろうか?
その答となるのがファシリテーションの技術である。
話し合いのプロセスを舵取りすることで、参加者の主体性と相互作用を引き出し、参加者全員が満足できる、実効性の高い結論を短時間で導きだせるようになる。
本書では、35の実用フレーズを使ってファシリテーションを解説する。
誰もが明日から使える、実践的解説書である。
[ 目次 ]
第1章 「ファシリテーション」で会議を変える!
第2章 効果的なチームをつくるためのフレーズ
第3章 多様な意見を引き出すためのフレーズ
第4章 論点を整理して絞り込むためのフレーズ
第5章 みんなが納得する結論をまとめるためのフレーズ
第6章 ピンチ!に役立つ“とっておき”のフレーズ
[ POP ]
[ おすすめ度 ]
☆☆☆☆☆☆☆ おすすめ度
☆☆☆☆☆☆☆ 文章
☆☆☆☆☆☆☆ ストーリー
☆☆☆☆☆☆☆ メッセージ性
☆☆☆☆☆☆☆ 冒険性
☆☆☆☆☆☆☆ 読後の個人的な満足度
共感度(空振り三振・一部・参った!)
読書の速度(時間がかかった・普通・一気に読んだ)
[ 関連図書 ]
[ 参考となる書評 ] -
Posted by ブクログ
チームファシリテーションについて、他の有名な書籍を引用しながらわかりやすく紹介している。人は悪くない、関係が悪いという点は共感が持てる。チームとは様々な人が集まり関係性を持つ。中にはうまくコミュニケーションを取らない人もいる。そのような人のために、話し合いの場をうまくデザインできれば、チームは活性化する。その方法が、会話→対話→議論→省察といった項目で紹介されている。
会話の中では、マイブームや相手のストーリーを引き出し、語り手の興味や関心がどこにあるのかを見極める。相手の話を引き出すには、自分から心を開く・弱みを見せるといったことを行い、心理的ハードルを下げるのが効果的。
対話ではミッション・ビジョン・バリューといった本質的な深い話を発見を通して見つけていく。
議論では問題点を明らかにし、思考の壁を打ち破る。
省察で経験を学習に結び付ける。
メンバー全員がリーダーとなるような組織にできることが一番望ましいのかもしれない。 -
Posted by ブクログ
ファシリテーションのスキルを使ってチームビルディングを行う方法を学ぶことが出来る一冊。「会話」→「対話」→「議論」→「省察」のサイクルと、それぞれのサイクルで扱うテーマが12個上げられており、これを回せば、チームビルディングが出来上がる。
難しい考え方や取り組みはほとんど無いが、ファシリテーター型リーダーシップが成功の鍵となるのは明らか。ファシリテーション自体、会議のファシリテーターからチームリーダーとしてのファシリテーター、ファシリテーター型変革リーダーと成長していくものであると考えると、チームの成長なくしてリーダーの成長もないのだろう。共に学び合える環境を作ることも、大切なファシリテーションなのだろう。 -
Posted by ブクログ
モチベーション3.0、ダイアローグなど、最近ビジネスの人材部門で注目される用語や人気の高いテレビ番組も巧みに取り入れながら、プロの組織開発コンサルタントに代わって社内の人材が実践できるチームビルディングの手法として12週のプログラムとポイントを提示した意欲作。
とはいえ、堀さんの過去の著作同様、網羅的で学ぶ要素は沢山あり、いざ実践となると、ある程度ファシリテーションの経験がないと難しいと思います。実践ですぐ活用しようという観点では、昨日レビューを書いた「すごいチーム」の方がハードルは低いかもしれません。
入門者には向かないというだけで、経験者からすれば、やはり堀さんの本は教科書であることには違いありません。 -
Posted by ブクログ
ファシリテーションだけでなく、問題解決の方法もある。非常に勉強になる本。まとめきれないので再度本を読み直すこと
● 共通目的・貢献意欲・コミュニケーション(組織の3要素)
⇒ ファシリテーターが働きかけ、チーム活動を促進させる
● 人を動かすには「理解(理由付け)」と「共感(動機づけ)」が必要
● 目的は与えられているが、人によって解釈の違いが出る。チーム全員で咀嚼しなおせば、活動へのコミットメントもモチベーションも高められる。できれば定量的な目標を添えて定義しなおす
● アウトプットのイメージはすり合わせる(どんな項目が網羅され、誰に読ませて、どんなレベルで仕上げるのかなど)
● プロセス(どんな情報(インプット)をもとに、どのようなやり方で、何を生み出すか)を具体的なスケジュールに落としていかないといけない。
● 発散 ⇒ 収束のサイクルを2回(問題発見と解決策の決定)まわすのが一般的
1.目的・目標の設定 2.問題探索(情報収集)
3.情報分析 4.問題(原因)の発見
5.解決アイデアの創造 6.アイデアの評価・統合
7.解決策の決定
● 問題が正しくとらえられ全員で共有できれば、活動が終わったも同然
● プロセスデザインでもめるときの対処法
⇒ 目的・目標の食い違い ⇒ 上位にある目的や目標で一致させる
⇒ アウトプット・イメージの食い違い ⇒ 現物やビジュアルをもとにコミュニケーション
⇒ プロセスの食い違い ⇒ ガス抜きのあとで標準的なステップに戻す
● オープンクエスチョン(5W1H)
⇒ 自由な答えができるので回答者の発想は膨らむが、質問者は主導権を相手にとられて、どんな答えが帰ってくるか予想ができない
● クローズドクエスチョン ⇒ 論点を絞りこんだり、議論を誘導するときに役に立つ
⇒ 発想がしぼみがちになり、尋問を受けているような圧迫感を感じる
● ミーティングが機能しないのは、議論が理解できないままに議論をするから
⇒ 議論を整理して全体構造を明らかにし、意見を位置づけて、関係をわかりやすくする。
● 事実・根拠・意見の中で欠落している部分を探し、完全な形に整えて、誰もが理解できる形にする
⇒ ロジカルコミュニケーションの基本(本を参照)
● 物事の本質を見極めるには、全体像を把握した上で、多面的な視点で意味を捉えなおし、その中から目的に対してもっとも重要と思えるものを拾い出さなければならない。
● コンフリクトを解消するには、相互理解を深め、ウィン・ウィンのアプローチを行う
⇒ 互いの許容範囲の重なり合うところを合意点とみなし、メンバーに確認をとる
⇒ 時間的、空間的、システム的により広い視点で問題を眺めることが解決の糸口になる
⇒ 立場を変えて相手の言い分を尊重することから始めないといけない
● V字回復に向けたエクササイズあり(組織改革、風土改革など)
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Posted by ブクログ
仕事で中期経営計画にむけて戦略のフレームワークを活用する場面があり、
フレームワークを知らなかったため読んだ本作。
フレームワークは普遍的で万能薬ではないことや、
アメリカ発祥の考え方なので個人主義ではなく集団主義の日本と前提となる考え方が違う(特に組織開発のフレームワーク)ことを理解しないと意味をなさないことが学べた。
また、フレームワークとひとくくりにされるが、
戦略立案、問題解決、意思決定、組織開発マネジメントのように何をするためのフレームワークか意識しようと思った。
フレームワークという合理的に考えられたものを使ってれば上手くいくという考えは捨てて、
人間が使用するからには感情も大きな作用となることを念頭におき、
利用していこうと思った。