堀公俊のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
チームファシリテーションについて、他の有名な書籍を引用しながらわかりやすく紹介している。人は悪くない、関係が悪いという点は共感が持てる。チームとは様々な人が集まり関係性を持つ。中にはうまくコミュニケーションを取らない人もいる。そのような人のために、話し合いの場をうまくデザインできれば、チームは活性化する。その方法が、会話→対話→議論→省察といった項目で紹介されている。
会話の中では、マイブームや相手のストーリーを引き出し、語り手の興味や関心がどこにあるのかを見極める。相手の話を引き出すには、自分から心を開く・弱みを見せるといったことを行い、心理的ハードルを下げるのが効果的。
対話ではミッション -
Posted by ブクログ
ファシリテーションのスキルを使ってチームビルディングを行う方法を学ぶことが出来る一冊。「会話」→「対話」→「議論」→「省察」のサイクルと、それぞれのサイクルで扱うテーマが12個上げられており、これを回せば、チームビルディングが出来上がる。
難しい考え方や取り組みはほとんど無いが、ファシリテーター型リーダーシップが成功の鍵となるのは明らか。ファシリテーション自体、会議のファシリテーターからチームリーダーとしてのファシリテーター、ファシリテーター型変革リーダーと成長していくものであると考えると、チームの成長なくしてリーダーの成長もないのだろう。共に学び合える環境を作ることも、大切なファシリテーショ -
Posted by ブクログ
モチベーション3.0、ダイアローグなど、最近ビジネスの人材部門で注目される用語や人気の高いテレビ番組も巧みに取り入れながら、プロの組織開発コンサルタントに代わって社内の人材が実践できるチームビルディングの手法として12週のプログラムとポイントを提示した意欲作。
とはいえ、堀さんの過去の著作同様、網羅的で学ぶ要素は沢山あり、いざ実践となると、ある程度ファシリテーションの経験がないと難しいと思います。実践ですぐ活用しようという観点では、昨日レビューを書いた「すごいチーム」の方がハードルは低いかもしれません。
入門者には向かないというだけで、経験者からすれば、やはり堀さんの本は教科書であることには違 -
Posted by ブクログ
ファシリテーションだけでなく、問題解決の方法もある。非常に勉強になる本。まとめきれないので再度本を読み直すこと
● 共通目的・貢献意欲・コミュニケーション(組織の3要素)
⇒ ファシリテーターが働きかけ、チーム活動を促進させる
● 人を動かすには「理解(理由付け)」と「共感(動機づけ)」が必要
● 目的は与えられているが、人によって解釈の違いが出る。チーム全員で咀嚼しなおせば、活動へのコミットメントもモチベーションも高められる。できれば定量的な目標を添えて定義しなおす
● アウトプットのイメージはすり合わせる(どんな項目が網羅され、誰に読ませて、どんなレベルで仕上げるのかなど)
● プロ -
Posted by ブクログ
仕事で中期経営計画にむけて戦略のフレームワークを活用する場面があり、
フレームワークを知らなかったため読んだ本作。
フレームワークは普遍的で万能薬ではないことや、
アメリカ発祥の考え方なので個人主義ではなく集団主義の日本と前提となる考え方が違う(特に組織開発のフレームワーク)ことを理解しないと意味をなさないことが学べた。
また、フレームワークとひとくくりにされるが、
戦略立案、問題解決、意思決定、組織開発マネジメントのように何をするためのフレームワークか意識しようと思った。
フレームワークという合理的に考えられたものを使ってれば上手くいくという考えは捨てて、
人間が使用するからには感情も大 -
Posted by ブクログ
ネタバレフレームワークの復習がてら読書。
メモ
・3C 協力者や流通者を足して4Cで検討することも
・ランチェスター
第一法則弱者の戦略
局地戦、接近戦、一騎打ち、一点集中、陽動戦
第二法則強者の戦略
広域戦、遠隔戦、確率戦、総合戦、誘導戦
・多角化の4種類
水平、垂直、集中、集成
・4pに対する4C
顧客の価値、顧客のコスト、利便性、コミュニケーション
Customer value.Customer cost.Convenience.Communication
・ペイオフマトリックス 実効性と実現性で取捨選択してみたり
・問題解決プロセスとフレームワーク
課題把