堀公俊のレビュー一覧
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フレームワークとは、ものごとを考える上での枠組みを表したもの。ビジネスを考える上での思考ツールとして提唱されていて、「こう考えれば分かりやすい」「こう考えれば答えが出しやすい」というスピーディーな問題解決や意思決定に役立つ。本書では、①戦略立案、②マーケティング、③問題解決、④マネジメント、⑤組織開発の5章に分かれ、それぞれのフレームワークが見開き2ページで紹介されていて、カラーで視覚的にもわかりやすい。ハンドブックとして持っておき、仕事の各段階で参照するのに有用と思う。先人達の智恵を守破離の法則により活用できるようになりたい。
1. 戦略立案
・3C、SWOT、PEST、3M、7S、VR -
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ネタバレー能力を可視化する、からのレベル上げ。関連スキルを組み合わせて骨太になる。
『スキル図鑑』と謳うからには資格関係が網羅されているのか、と思いましたが全然違いました。
どこの会社に所属していても通用する『ポータブルスキル』について、5つのジャンルで分けて説明されています。
本書の冒頭でも述べられていますが、行き詰ったときにそれぞれのスキルを調べるための辞書的な使い方をすると良さそうです。
ただ、自分的には知らないことがとても多かったので片っ端から読み通しました。
①思考系のスキル⇒ロジカルシンキング、問題解決、定量分析など
⇒考え方のスキル、その提案や思考を多角的に見て問題がないか、あっ -
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ファシリテーション入門
著:堀公俊
ファシリテーションとは、「中立な立場で、チームのプロセスを管理し、チームワークを引き出し、そのチームの成果が最大となるように支援すること」である。
ポイントは2点。ひとつは、活動の内容そのものはチームに任せて、そこに至る過程のみを舵取りすることである。そうすることで、活動のイニシアティブをとりながらも、成果に対する主体性をチームに与えることができる。もうひとつは、中立的な立場で活動を支援することである。それにより客観的で納得度の高い成果を引き出す。
このふたつがそろって初めて、ファシリテーターへの信頼が生まれ、チームの自律的な力を引き出すことができる -
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<感想>
自己啓発本を100冊以上読んだ。認知心理学やアンガーマネジメントなど、リフレーミングの手法を取り上げている本も多かったが、本書ほど具体的なHOW(方法)を解説しているものは初めてだ。
多くは「今に意識を置く」「自分を俯瞰して見る」といった「できている状態」の説明であり、どうすればその状態になれるのか、という「手順」は示されていなかった。要するに実用書ではなかった。
私は感が鈍いタイプなので、本書のように実用的な内容だと理解が進み、ひじょうに助かる。メンタル的にも助けになる一冊であった。
<アンダーライン>
・枠組みを決めれば、対象の意味が明らかになります。言い方を変えれば、「枠組み -
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リフレーミングの考え方をビジネス的に応用して、「リフレーミング思考」と名付けて、社会人としてのいろいろな困難なことを、プラスに考えていくことができるようなアイディアをまとめた本。
1章では、逆転的な発想をするリフレーミングの基本とNLPの発展などの歴史的な背景の紹介をしている
2章では、リフレーミングの3つのステップの紹介、状況・意味のリフレーミングの紹介をしている。
1.2章の基礎編の上に、応用編に入り、3章と4章は自分へのリフレーミング、5章と6章は他者へのリフレ―イング、問題へのリフレーミングは6章と7章、8章のまとめとなっている。
本書は、(ビジネスマンが使えるような)リフレー -
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ファシリテーションとは、狭義では
「会議を効果的に行うための働きかけ」
広義では、
「組織による想像、変革、問題解決、合意形成、学習などを支援し促進させる働き」
権力・交換ではなく、共鳴で人を動かす
ファシリテーターに必要な3つのスキル
①プロセス・デザイン
どのような手順で問題解決を進めていくのか、活動プロセスの設計
②プロセス・マネジメント
議論を分かりやすく整理して示し、より創造的な議論となるようチーム全体の発想を広げる手助けをする
③コンフリクト・マネジメント
意見の食い違いによるコンフリクト(葛藤)がでてくるなか、全員が満足できる創造的な解決策を目指して合意形成する
1.プロセ