堀公俊のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
◆結論 ~ 星の数 ~
★★★★:自分の知り合い、友人、家族全員が読んで欲しい(20%)
◆感想文 ~ 読む前、読んだ後 ~
◇読む前の感想
ファシリテーションについて勉強中であり、堀公俊さん(以下、著者)の本は一通り読んでおきたいなぁ・・・という活動の一環で読もうと思いました。
◇読んだ後の感想
今まで読んだ著者の本の中では、一番面白かったです!
・・・というか、過去読んだ著者の本の内、面白いと言う印象の本は無い・・・。(汗)
しかし、冷静になって考えてみたら、過去私が読んだ本はほとんどがテキストであったため、重視すべき品質が違う・・・のでしょうね、きっと。
新書であるため、そのことについて冒頭で裏付けの無いことを書くかもという断りを入れつつ、話が展開されます。
その断りの通り、著者のプロファシリテータとしての事例が豊富です。
秀逸なのは、これなんです!
これらの事例はどれもこれも、綺麗事では済まない生々しい物語が綴られており、大変興味深い内容でした。
特に「夫婦喧嘩編」、「自ら家庭内でリーダーズインテグレーション編」、「娘の進路相談編」は、強く印象に残りました。
以下、特に良かった点、気になった点を箇条書きでピックアップします。(P数字はページ)
■「相互規制がホンネの邪魔をしている」(P35)
→ 相互規制≒自己規制の悪循環のこと
■「ヒーロー・インタビュー」(P76)
→ 鉄板アイスブレークらしい。(パーソナル・ヒストリーとの違いは不明。)
■「語りたい人が語る。」(P80)
→ ホンネを出す上で効果的だったグランドルールの例。まあ、確かに、僅かでも強制があると、逆効果になるのは当然・・・と言われれば当然なのだが・・・。ううーむ・・・。
■「パーソナル・ヒストリーを語らせる」(P85)
→ 鉄板アイスブレークらしい。(ヒーロー・インタビューとの違いは不明。)
■「逆にいえば、相手の反応が読めない人は、いくら質問力を鍛えても、残念ながらうまくいかないということです。」(P122)
→ 納得。観察眼は超重要。
■「数の力でホンネを引き出す」(P124)
→ 自分を紹介する項目を50~100ぐらい書かせるエクササイズ。これやったら相当な自己開示になる。相手との同意の上(←当然だが)やってみて、実際に効果を確かめてみたい。
■「言葉以外の表現を使う」(P126)
→ 要は、ネガティブな意見は集めにくいが、集めるための実践事例。(例、「すっきりしたか、もやもやしたか、どちらかに手を挙げてください。」←手を挙げさせることも表現の一つ。)
(参考:評価基準)
★★★★★:座右の書である、または、座右の書とすべきである(10%)
★★★★:自分の知り合い、友人、家族全員が読んで欲しい(20%)
★★★:「費用と時間」をかけても読んで欲しい、「内容」が非常に良い(30%)
★★:暇な時間で読めば良い(20%)
★:読んでも良いが強く薦めない、他にもっと良い本がある(20%) -
Posted by ブクログ
問題解決のツールとしてのファシリテーションHow toが学べる一冊。
ファシリテーションの技法をプロセスデザイン→プロセスマネジメント→コンフリクト・マネジメントという3つに分けて、具体的な対話法や意見の整理の仕方、引き出し方などについて想定問答を中心に解説していってくれる。
全て実践しようと思うと、一体短時間にどれくらいの思考回数が必要なのか、なんと忙しないことかと驚くほどではあるが、実際ファシリテーションのプロフェッショナルはこれぐらいのことをやっているのだろう。
読んで学んだら、実践で血肉にしていくのみである。
■ポイント
・組織の定義 C・バーナード
①共通目的 ②貢献意欲 ③コミュニケーション
・プロセスデザインの基本
①目的 ②アウトプットイメージ ③プロセス ④役割分担 ⑤行動規範
・分析方法
①分ける ②比較する ③変化を見る ④バラつきを見る
・因果関係の落とし穴
①見せかけの因果関係 ②因果の逆転 ③隠れた第3の因子
・コンテクストの3つのP
①目的purpose ②視点perspective ③立場position
・コンフリクト解消の基本アプローチ
協働、交換、分配、説得、妥協、譲歩、回避 -
Posted by ブクログ
積極的に相手の話を聴く
・相手に本気で関わろうという積極的な態度を見せている
・相手自身や相手の興味や関心のあるものに焦点をあてている
・相手を受け止めようと努力し、その気持ちを伝えている
うなずき上手は引き出し上手
相手の本音を引き出そうとするなら、まずは自分が本音で語ることが重要
体は正直にホンネを語っている。常に相手を観察しないといけない。質問や指摘で相手に刺激を与え、相手の反応を読み取る。それに応じてまた刺激を与える。
相手の反応の読めない人は、いくら質問力を鍛えても、残念ながらうまくいかない。頭の中からわき出る吹き出しを読む。わからないことは相手に尋ねる。 -
Posted by ブクログ
ネタバレNLP(神経言語プログラム)というカウンセリングで利用されてきた手法を応用して、悩まずに生きてける手法を紹介している本。さっくり読めて役に立つ。
「悩まない技術」とは、起きている問題を解決するわけではなく、解決せずに、悩まない状態を作る技術。目からウロコ。問題とは解決するものだと思っていた。それらがフレームであり、それを再構成する(リフレーミングする)ことを提唱している。
リフレーミングの基本ステップは3つ
(1)悩みの元になる事象を明らかにする
→事象とは具体的な行動や思考
→解釈を排除し、なるべく具体的に示す
(2)前提となる枠組みを見つけ出す
→なぜなぜをする
→常識、思い込みを探す
(3)フレームを変えて悩みを見直す
→状況のフレーム。都合の良い状況(人、時期、場所、目的)を探す
→意味のフレーム。よい方向に言い換えてみる
その他、気になるフレーズ
・「・・・でなければならない」「べきである」を見直す
→こんな発言が多い会議は議論はまとまらない。
・人が他人を変えることはできない
・相対フレームと絶対フレーム(あの人と比べる、全体で見てみる)
・運不運は受け止め方
・I thinkのテクニック。客観的に見るために、思ったことを「・・・・・・」と私は考えていると言い換えてみる
・ラべリング。昇進に実力は関係ない、その人が能力を持っていると上司に信念を抱かせるかどうか。東大生が優秀なのは優秀であるというラベルがあるので、何度もチャンスをもらえるから。
・人のやる気なんて見えない。やる気がなくてもやっていればやる気があるように見える。
・スティーブ・ジョブズの言葉。「人生では頭をレンガで打たれるような出来事もあるでしょう。でも、信じることを止めてはいけません。私は、自分のやっていることがたまらなく好きであり、それが私を突き動かしている唯一のものだと堅く信じています・・・(中略)・・・探し続けてください。妥協せずに・・・・(略)」 -
Posted by ブクログ
あとがきより。
「大分水嶺は日本の自然や風土の縮図だとすれば、
この一本の線を未来に向けて大切に守っていけるかどうかは、
我々の日本人の試金石だともいえる。
我々はいままさに、次の世代に日本の原風景たる美しい自然や誇るべき地方文化を残せるかどうかの‘分水嶺‘に立っている。
その事実を、一人でも多くの人が現地に訪れることによって知ってもらいたかったのである。」
著書の分水嶺に対する愛情が如何なく発揮されたこの著書は、自然や文化、社会や歴史など様々な話題豊富なニッポンの教科書でした。
日本の主だった山歩きをする際には、ぜひともお供にしていただきたい文庫本です。
書斎で読んでいても、旅に出たくなること請け合いです! -
Posted by ブクログ
ネタバレ組織や人を動かすのに必要なビジネススキルであるファシリテーションについて記された本。位置づけから具体論にいたるまで、記されており、教科書的な一冊といえそう。
・問題解決の根幹は組織である。
・Faは高度な問題解決を促進するものである。
・問題を理解し、それぞれの役割を活かすことである。
・プロセスをコントロールすることである。
・意見の調整を超えたコンセンサスを導くもの
・多様性を活かしたマネジメント、学習ができるようにするもの
・GEでは活力を与えるスキルとされている。
1問題解決ファシリテーション プロセスの設計、コミュニケーションマネジメント合意形成 まちづくりの道先案内人、メンバー満足度を高めること
2教育研修型 生徒の学習を支援することなど
3体験学習型 体験を共有したり、行動にむすびるけるときなど。
4自己表現型 本音を引き出すインタビューなど
5自己啓発型 メンバー相互の可能性をひきだし、気づきを与えるコーチング
やりがい・達成感を感じられるように働きかけること。
・必要なスキル
プロセスデザインの技術 わかりやすく整理してやる
プロセスマネジメント 流れを自然につくってやる
コンフリクトマネジメント 終盤でおこるぶつかりを調整する。
・ツール
ワークショップ グラフィック
・関係分野 組織論 学習理論 グループダイナミクス リーダーシップ論
・必要な要素 目的、ねらい アウトプット、ゴールのイメージ
どうやって何をどうしていくのか 役割と分担 行動規範、価値観
システム的なプロセス設計 めりはりのある検討プロセス プロセスを共有すること。
会社にファシリテーション能力が不足しているのではと思った。