★読んだきっかけ
分科会実施にあたり、ファシリテーターについて知りたくて。聞き出す力について知りたくて。
★感想
岡本先生の著書が出てきた!笑
特に私の課題である、「訊く力」についてがとても良かった!まさにこれこれー、こういうことが知りたかったと。
手元にあってもいいかも。
とっても良い本!
繰り返し響いた言葉を見返したい。
自分も訓練する。
★メモ
・自律性を高める→自分のなすべきことを自分で決め、自分で実現していくこと
・共働性を高める→みんなのために何ができるか?組織全体の課題を自分事に考える。今自分に何が貢献できるかを考える
⇨どちらか1つではダメでしょうな。丁度この前の東京駅飲みで、施設が大変で、みんな部署違うけど関わってるなって感じた事だった。みんな仕事できるから、どうにかしようって思ってるから、中途半端な気持ちでは恥ずかしいって思った。
・会議が終わった時に、到達の可否が判断できるものにする。「業務効率を上げる」はテーマのゴールであり、会議のゴールではない。「業務効率を上げるための解決策を作る」ならおk
・議論の方法
①原因論→原因から対策を導き出す(テクニカルなもの。解決策があるものに向く)
②目的論→目的から手段を考える(人や組織の問題向き)
★目標達成型
①目的共有。
②条件設定。目標達成のための必要条件を出し、優先順位をつける
③方策立案。できるだけアイデアを集める
④行動決定
→出来ること、やりたいことを話すためポジティブ
糸口見えなくなったら、成功事例をヒントにしたり、未着手のアイデアを試すなど
・チェックイン
アイスブレイクみたいなもの。自己紹介不要な場合でも、出来る。始める前に30秒ずつ一言ずつ発言する。今の気分、今日の期待、今気になっている事等
ファシリテーター自身もブレイクして雰囲気を作る。笑えない冗談はみんなを緊張させる。みんなの前でありのままの自分を見せる事。失敗談を語ったり、弱みをカミングアウトするのも効果的。心理的安全性を作る。
・コミュニケーションの目的は、情報、知識、感情、意思などを分かち合うこと。相手と同じものを持つこと。
・傾聴はなかなか難しい。相手の話に興味や関心を持って聞くこと。
相手に質問してすぐに返事がなくても、沈黙を耐える。相手は考えているのかも?相手に関心があれば、少し待てるはず。
・苦手な相手への傾聴
何かためになることがあるはず、良い点を見つけよう、と思って話を聞けば、意外に新しい発見がある。
・ある人が発言をしている最中でも、常に周りの空気を感じるようにする。支持共感?否定?等。また、誰が話をしたそうか、この発言での展開を予想していく。
・応える力☆☆☆
相槌を打つときに「素晴らしい」等褒めると、他のメンバーは変な思いになる。
★「なるほど」「そうなんだ」くらいのニュートラルなものが無難
★褒めて勇気付けるのなら内容ではなく、行動を褒める「よく思いつきましたね」「勇気ある発言ですね」等
・発言者が使った言葉をそのまま抜き出す。発言の中で、本人のこだわっている言葉を見つけて、「○○なんですね」と返す。理解してもらえたと思える。
★攻撃的、否定的な意見が出た時は、人と意見を切り離す。
A「人事部が言う事は間違ってる」
フ「全く違う意見をお持ちなんですね」
・おとなしい人が意見を言ってくれた。よく言ってくれた、勉強になる等、自信が持てるような返し方をする。
・発言したい、という欲求で発言するだけでなく、発言した後の周りの行動によって発言したい欲求が出る。行動心理学
・訊く力☆☆☆☆☆
★質問するときに、何に対する答えが欲しいのか、なにについて考えて欲しいのか、質問の意図が分かるように訊く。×どうですか?×いかがですか?
・何がありましたか? 経験
・どのように感じましたか? 感情
・どのように考えますか? 思考
・何が大切ですか? 価値
・何をこれからやりますか? 行動
★○○するためにー 目的を伝える、考える大テーマを伝える
・クローズドとオープンを繰り返して話を深める
★問題解決の議論にて
・なぜ?どうして?を繰り返すと否定的になる。
→何する?どうする?に変換して肯定的に。
・止まってしまったら、もしなんでも出来るとしたら?、強いてやれることを考えると?と強制的に考える方法もある。
・ファシリテーション能力を高めるために
テレビ番組の司会者の話し方
★なぜ?だから?要は?例えば?を自分に問いかける。意見の整理や深める練習をする。