石原結實のレビュー一覧
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石原結實「空腹力」
本当かよ?って思う事も多いけど、試してみたくなる本。
東洋医学では、全ての病気の原因は血の汚れにある為、食べ過ぎをやめ、体温を上げ、水分摂取を減らし、動物性タンパク質を減らし、ときどき断食をするようにして、血を汚さないようにしなければならない。
前書き
p3
・現代人の病気の多くは食べ過ぎが原因。食べ過ぎを防ぐ事が病気にならない体を作る。育ち盛りの子供は朝食を摂るべきだが、大人には必要がない。
1章
「空腹力が健康を作る」
p19
・人間は空気が無ければ約3分。水が無ければ三日。空気と水があれば30日生きられるといわれている。
・食事をすると血液が胃腸に集中するので他の体の器官が血液不足になり、代謝が低下し、体温が低下する。
・皮下脂肪は溜まる時も燃える時もゆっくりだが、内蔵脂肪は溜まる時も燃える時も早い。空腹になるとすぐに燃える。
・燃えやすい内蔵脂肪が男性に付きやすいのは、狩りをする時に瞬発的なエネルギーが必要だから。女性に燃えにくい皮下脂肪が付きやすいのは子供を産み育てるなどで長期的なエネルギーが必要だから。
p26
・空腹の時間を作ると免疫力が高まる。
p28
・食べる回数を減らせば太りやすくなるので、摂取カロリー自体を減らさなければならない。一日の食事量とカロリー量を減らす事が大切。「腹八分目で医者いらず。腹十二分目で医者足らず」
p31
・お腹が空いた時に炭水化物をとると満腹感を得るのに時間が掛かる為に食べ過ぎてしまうので、お腹が減ったらチョコレート、黒砂糖、生姜紅茶などで糖分を補うと空腹感が無くなる。
・チョコレートはタンパク質、脂肪、炭水化物、ビタミン、ミネラル、などが入っている、完全栄養食品である。
・人間の歯は32本あるが、野菜を食べる歯が8本(門歯、25〜30%)、肉や魚を食べる歯が4本(犬歯、10%)、穀物を食べる歯が20本(臼歯、60%)あることから、動物性タンパク質は10%程度で良いと考えられる。
p41
・辰吉丈一郎はチャンピオン時代から1日一食。
p42
・脳に必要なブドウ糖は数日食べなくても優先的に脳に送られる事になってるので、食事をしなければ頭が働かないということはない。
p47
・筋肉は90歳まで発達する。
2章
「血液の汚れが病気を招く」
p54
・あらゆる病気は東洋医学で言う血の汚れが原因。血が汚れるのは食べ過ぎるから。食欲が無い時は、食べて血を汚さないようにする体の反応なので無理に食べる必要は無い。
p59
・動物性タンパク質は血が汚れやすいので摂取を少なくしなければならない。肉食の人の便やおならや口が臭いのは腸内で腐敗するから。
p77
・女性が男性より長生きなのは、生理で悪い血を出しているから。生理の無い男性は年に2、3回の献血をすると良い。
p81、p151
・筋肉は鍛えると太くなり毛細血管が増える。下半身の筋肉が増えれば下半身の血行が良くなる。精力の衰えた男性はスクワットをすると効果的。踵の上げ下げ運動も血行が良くなるので良い。
3章
「断食療法で病気を治す」
p92
・アメリカ人も日本人も穀物やイモ類の摂取が減り、乳製品や肉類の摂取が増えた為に胃ガン、子宮ガンが減り、肺ガン、大腸ガン、膵臓がん、乳癌が増えた。
p105
・にんじん・りんごジュースの作り方は、にんじん中2本(400グラム)とりんご中1個(300グラム)をジューサーにかけるだけ。皮を剥いてはいけない。
・しょうが紅茶は、紅茶におろし生姜を二つまみ、黒砂糖かハチミツを加えるだけ。
p112
・養鶏には「強制換羽」とは、卵を産まなくなった鶏を二週間断食させる方法。羽が抜け、丸裸になるがその後、また卵を産むようになる。このように断食は生命力を若返らせる為に必要なので定期的にやるべき。
p114
・病院でやる断食メニューの紹介。
4章
「気軽に出来る「半日断食」健康法」
p123
・現代社会に生きる大人の場合、起きてすぐ食べる事は健康に良くないだけでなく、眠さ、ダルさを引き起こす。
p126
・そばは鉄分、カルシウム、ミネラル、ビタミンB1、ビタミンB2などの含有量が多く、8種類の必須アミノ酸を全部含む良質なタンパク質と消化されやすいデンプン、血行を強化して脳卒中を防ぐルチンを含む、超健康食品である。
・牛乳より豆乳の方が良い。
・白米よりは玄米、玄米よりは雑穀米が良い。
5章
「体を温めて病気を治す」
p140
・水分の摂り過ぎは「冷え」を誘発すら為、あまりよくない。東洋医学では「水毒」といって、過剰な水分摂取は毒と捉えている。
p148
・一つまみの自然塩をお風呂に入れて半身浴をすると体が温まる。
p156
・不妊症も冷えから来るので、奥さんには腹巻きと半身浴をさせ、しょうが紅茶を一日最低三杯飲むと良い。
6章
「医者いらずの食べ物・食べ方」
p165
・東洋医学では体を冷やす食べ物(スイカ、きゅうり、トマト)を「陰性食品」とし、体が温まる食べ物(塩、しょうが)などを「陽性食品」としている。また、陰性体質の人と陽性体質の人がいて、陰性の人は陽性の食物を食べると良い。
p170
・陰性食品、陽性食品の一覧表。
p171
・牛乳、うどん、ぱん、白米などなどはふとりやすい。チーズ、そば、黒パン、玄米などなどは痩せやすい食品。
・太りやすい食品、痩せやすい食品の一覧表。
p177
・精製されたナトリウム塩ではなく、自然塩をとるべし。
7章
「空腹力で人生は変わる」
p184〜
・治った患者からの手紙
終章
「健康で100歳まで長生きする秘訣」
p213
・サルでも摂取カロリーを三割へらすと寿命が三割伸びる。老人でも、一日おきに断食をしている老人は長生きし、ボケがすくない。 -
Posted by ブクログ
文中から
あらゆる病気で「発熱」と「食欲不振」という二大症状を呈するのは
裏を返せば 病気の原因は「冷え」と「食べすぎ」ということになる
だから この二つこそが
血液を汚す最大の要因である
よって 血液を浄化して病気を治すためには
「体を温める」「腹八分以下の少食」
である
さらに
体温が1度低下すると免疫力は約30%以上減退する
平熱が1度上昇すると 免疫力は5〜6倍にもなることがわかっている
食べ過ぎの部分は既知であった
体温と免疫力の部分は 知識として弱かった所
本書をよんだことで
健康というものへの意識がさらにつよくなった気がします。
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Posted by ブクログ
ピンクの表紙で「プチ」のつくタイトルは、いかにも女性向のダイエット本の印象だが、中身は断食についての医学的なデータも豊富で、なぜ断食が心身の健康にプラスに働くかが、説得力をもって語られている。甲田氏の説明とは若干角度が違うので、その意味でも参考になる。甲田氏は多くの病気の原因を宿便に求めるが、石原氏は血液に求める。宿便の毒素が腸から吸収されて血液を汚すのだから、基本的には同じことなのだが、両者の説を重ね合わせると、より説得力を増すように感じる。
プチ断食(朝食抜き)と一日断食を実行する身としては、断食の生理が現代医学の知見を駆使して語られることに、読んでいて興味が尽きない。
断食に入ると、「最初の半日で、血液中のブドウ糖が使われてなくなると、脂肪や病気の細胞のタンパク質が利用されるので、空腹感がなくなる。そうした代謝が安定する3〜4日目より、気分が爽快になってくる」。これが断食の途中から空腹感がなくなる一般的な理由だ。この説は、すでに他でも何回か紹介した。
ところで九州大学の大村裕博士によると、60日間の絶食実験をしたネズミは、脳の満腹中枢を刺激する物質が、血液中に増加することが分かったという。この物質も断食中の空腹感をなくす理由になっているらしい。
断食中に血液中の糖分が不足すると、それに代わるカロリー源として中性脂肪が利用されるという。中性脂肪は、分解されて遊離脂肪酸になり、脳や赤血球、白血球の細胞のように糖でしか生きていけない細胞以外のすべての細胞のエネルギー源になるという。この離脂肪酸さんは、肝臓で代謝されてケトン体に変わる。ケトン体の増加も、満腹中枢を刺激するという。
私自身、一日断食の翌日、復食前にほとんんど空腹感がなくなる。それは上のような生理によるということで、ひじょうに興味深い。しかも、無駄な脂肪や病気の細胞を使ってくれるのだというから、うれしい。 -
Posted by ブクログ
朝食はしっかり摂ったほうがよい。。。というのは、食べ盛りの子供や、重労働している人にとってのお話。
人間には(というかほとんどの動物には)飢餓の時代の記憶がDNAに刻み込まれ、食べられるときには満腹感が得られるまで食べてしまうという習性が残っている。
そのため、食が豊かになった現代、三食を摂る機会があれば絶対的にカロリーオーバーになってしまう。人類も1万年以上の歴史の中で、数100年前までは、二食で生活してきており、二食(朝食抜き)で充分なカロリーを得ることはできる。ただ朝食を抜いたときの空腹感はさけられないので、空腹力をつけないと、朝食抜きは無理。うーん、ここまでは納得。
空腹力をつけるには朝食に「ニンジン・リンゴジュース」(不味そう。。。)や「黒糖入りのショウガ紅茶」(これも不味そう。。。)を飲むとよいということのようです。が、もうちょっと他の方法もありそうな気もするんですけどねぇ。。。
実は、ちょっと前まで、キャベツダイエットをやっていて、少し減量できました。リバウンドの兆候が出てきたら、今度は、この方法の応用で試してみようと思っています。
(2008/6/3)