西田亮介のレビュー一覧

  • 民主主義 〈一九四八‐五三〉中学・高校社会科教科書エッセンス復刻版
    昔の公民の教科書の現代訳本
    教科書的できれいな流れかつ民主主義の大事さへの意思が込められてて良い

    民主主義とは人間の尊重、反対は独裁主義
    大きな自由と大きな責任、人間の平等
    ただ一つの政党は良くないが、多すぎると勢力争いや浮身になり良くない。政党を見て人も見る。選挙後も見る
    同じ人が長く続けること...続きを読む
  • 不寛容の本質
    日本人の不寛容さんって原因探しをスタートに話が始まる。
    不寛容さというか格差社会の構造批判に終始していた
  • 民主主義 〈一九四八‐五三〉中学・高校社会科教科書エッセンス復刻版
    高橋源一郎さんが紹介されていた1948年〜53年にかけて使われていた中学・高校社会科教科書のエッセンス復刻版です。

    〈圧倒された。これは教科書以上のものであり、また「論」以上のものである〉と高橋さんの言葉が帯で紹介されていますが、読んでいる間中からずっと「目からうろこ」状態というか本の持つすごさを...続きを読む
  • ニッポンのジレンマ ぼくらの日本改造論
    気鋭の若手による復興とまちづくりの新時代を切り開く論戦の集録。行政に近いテーマだけあって地方政治の役割にふれているのも好感。
    何より、藤村龍至君が鶴ヶ島市での取り組みを紹介していますが、藤縄市長とつなぐのにかかわっただけに、それだけでもうれしい一冊です。
  • ニッポンのジレンマ ぼくらの日本改造論
    ○NHK(Eテレ)の番組『新世代が解く!ニッポンのジレンマ』の中から、2013年3月に放送された「僕らの復興論」と「僕らの地域活性化作戦」の2本を、放送の未公開部分を含めて再構成・書籍化されたもの。
    ○開沼博氏や古市憲寿氏など、1970年以降に生まれた論客(?)により、第1部は東日本大震災からの復興...続きを読む
  • ネット選挙 解禁がもたらす日本社会の変容
    「理念なき解禁」を超え、日本の政治を「斬新的改良主義」へ―。トライ&エラーを繰り返しながら、ブラッシュアップしていく政治。そこでネット選挙運動の真価が問われるのか。そんな政治を見てみたい。ありがとう。
  • ネット選挙 解禁がもたらす日本社会の変容
    2013年通常選挙が国政として初のネット選挙運動解禁となった。それを受け、ネット選挙とは何なのかを論じた本書。

    しかし内容は我々が思い描いた景色ではない。

    西田亮介氏はこのネット選挙解禁を「理念なき解禁」と断じる。我が国でのネットによる選挙という概念が生まれて20年。その歴史を紐解きながら、公選...続きを読む
  • 明日の自信になる教養1 池上 彰 責任編集 ニュースがわかる国境学
    大学生、いや高校生でも
    内容的によく知ってるし、簡単すぎると
    思う内容かもしれません。
    が、

    いい歳してあまりに無関心に生きてきたので
    聞いたことある程度、またはわかったふりのこと
    あらたに勉強ってほど
    熱心になるのも気力が湧かないなーと思ってた分野

    世界や難しい歴史や社会情勢など
    直接関係ない...続きを読む
  • コロナ危機の社会学 感染したのはウイルスか、不安か
    本書は2020年に執筆されたものである。その後2年半、同じ事が繰り返されてきた。コロナ禍は「政治とは」「文化とは」さらに「人間とは」そして「生きるとは」何かを正面から突きつけられる時間でもある。いよいよ外国との往来も自由化され「普通の病」となっていく時期にこの本を読むことは、大いなる学びとなった。
  • ぶっちゃけ、誰が国を動かしているのか教えてください 17歳からの民主主義とメディアの授業
    政治に興味を持っている10代・20代にむけて、彼らの素朴な疑問や感覚に寄り添う体で、日本政治の現状への向き合い方を説いている。意識的にそうしているのだろうが、やや雑で放談めいた感じ。それでも、参考になる指摘や切り口がいろいろあって勉強になった。たとえば、p97からの、政治家は万人受けを狙う生き物なの...続きを読む
  • ぶっちゃけ、誰が国を動かしているのか教えてください 17歳からの民主主義とメディアの授業
    民主主義との付き合い方を砕けた文調で。
    我が国の政治システムである民主主義、義務教育でも仕組みは学ぶが、どのように付き合うかは、個人の自由でもある。
    でも、民主主義は強制されないものの、一定のコストを払う必要があるのでは、と、そう思わされた。
  • ネット選挙とデジタル・デモクラシー
    選挙とSNSなどのネットの関係を説いた本。ネットを直接民主制の手段として使う話ではない。日本はネットを使っても双方向性が出ていないことや、政党にPR手段として利用されている現状を述べている。
  • メディアと自民党
    面白かった。この先の仕事の仕方にも関連するだろうなと思いつつ。学者の人の本て読みづらいの多いけど、読みやすい。この間の野党のヘボさの理由を分からせるには非常にいい一冊。
  • 民主主義 〈一九四八‐五三〉中学・高校社会科教科書エッセンス復刻版
    民主主義 西田亮介編 幻冬舎

    高橋源一郎さんの推薦もあって読み始めたが
    期待に反して腰砕けで現状に甘んじた堂々巡りの内容であった
    まず国家だの政党だの主義だのという縄張りに
    執着しながらの民主環境などありえないし
    成長し続けるもので最終的な答えなど無いと伝えるべきである

    民主主義の理念を語ってい...続きを読む
  • 民主主義 〈一九四八‐五三〉中学・高校社会科教科書エッセンス復刻版
    いろいろ違和感はあり。編者の言葉を借りれば75点の及第点といったところか。敗戦直後という時代背景を考えると致し方がないとも考えられる。例えば補章のところで、世界の安全保障は他国に任せ、日本は経済発展すれば良いのだ、というところは、結局現在に尾を引く辺野古の問題や、安保法制問題に関係しているのではない...続きを読む
  • メディアと自民党
    今こそ、政治に「理」が求められているーー。自分の考えているところとかぶる点が非常に多く、なんとなく勇気づけられる。あとは、自分がそれを実践していくだけだ。
  • メディアと自民党
    ☆政治とメディアの在り方について示唆深い内容の本。
    メディアの政治にあり方について、単に批判するだけでなく、なぜそのような状態になったのかが書いてある。
    ・自民党だけがメディアとの継続的な関係を築いてきた。
    小選挙区制導入以後の日本政治では、政治家に対する政党の影響力が高まり、その中で自民党はいち早...続きを読む
  • メディアと自民党
    「慣れ親しみの関係」から「対立・コントロール」の時代へ。
    自民党が着実に経験知を積み立て、戦略を洗練していく一方で、オールドメディアは未だに脱皮しきれておらず、新興ネットメディアも存在感を示せずにいる。

    その「賢さ」には舌を巻くほかないが、現代の日本政治で自民党に残る(選ぶ)という選択肢は最も「賢...続きを読む
  • ネット選挙 解禁がもたらす日本社会の変容
    本質は「均質な公平性」のもとでの競走から、「斬進的改良主義」の価値観を政治に取り込むこと。情報技術と政治の距離を近づけ、その豊かな可能性を引き寄せ得る。

    しっかり考えてくれている人、に期待します。
  • ネット選挙 解禁がもたらす日本社会の変容
    「制度だけでなく、これは思想の問題だ!」気鋭の社会学者が説く『ネット選挙』という事象。僕自身は今までさして興味は正直無かったのですが、これを読んで一体どういう事が起こっているかを改めて知りました。

    2013年の参議院選挙から解禁となった『ネット選挙』新聞などを見ていると「親子で学ぶネット選挙」とい...続きを読む