西田亮介のレビュー一覧
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ネタバレ偏らないこと、も一種の偏り。
大学の進学率は50%程度。OECDの中位以下。
新事業促進と消費者保護では、後者に重きを置かれている。
表現と権力や暴力の分離は基本的土台。
隠ぺいや改ざんに妙に寛容。
投票もコスト=見返りとの見合い。投票に行くのが普通で例外的に投票に行かない人がいる、が逆転しつつある。棄権に対するペナルティが乏しい。
民主主義は議論して定めることに価値がある。合理的に正しい決定ができるとは限らない。AIに任せることは人間的なことを手放そうとしてる。
白票は意味はない。多くても何も起こらない。
コロナ禍ですら生活保護の利用率は横ばい。
若者の投票率が低い。高齢者が高い。
天気が悪 -
Posted by ブクログ
投票行動に対するコスト。それだけではなく、全編を通してコストと言う話が出てくる。巻末に描かれるように、著者の師匠の一人だという宮台真司が「損得勘定にとらわれるな」と言う発言をしているが、それに対してオマージュ風に「損得感情をきちんと働かせよう」と言うメッセージが本書の狙いだそうだ。
だからだろうか、バランス感覚と慎重な目線で綴られる。著者が成田悠輔の研究をオーソドックスと評価して一部炎上していたが、本著の内容は余程オーソドックスだ。学生に向けた教科書的内容、と思えばそれも無理はないか。
個人的には、ひろゆきとの確執?を匂わせる最近の論破風潮を名指しで否定している事に、下世話ながら面白さを感 -
Posted by ブクログ
NHK Eテレで放送されていた『ニッポンのジレンマ』
2013年3月に放送された回の未公開部分を含めた書籍化。
この番組を知ったときには、もう後半戦というか、残り回数が少なくなっていて。
もっと早く知りたかった番組でした。
一度だけ番組の公開収録にも行きましたが、本当に楽しくて有意義な時間で。
盛り上がる議論というのは、聞いていてとてもおもしろいです。
もっと続いてほしかったなぁ。
本書は「僕らの復興論」と「僕らの地域活性化作戦会議」の2回をまとめたもの。
当時は東日本大震災の後ということですが、この時の議論が今どこまで実現されているのか。
そんな風に見てもおもしろかったです。
難しい -
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Posted by ブクログ
ネタバレテレビなどの新しいメディアの選挙運動への利用は認められてこなかったが、なぜネット選挙だけ認められるのか?
「お金がかからない」、「若者の投票率が上がる」という言説は合理的な根拠に乏しい。
理論なきネット選挙解禁は意味がない。まずは「インターネット」という世界の価値観の共有やそれを政治に取り入れる際に起こりうる変化を議論するべきである。
インターネットは政治家と国民の距離の遠さを縮め、政治を透明化できる可能性がある。ただし、ネットは手段のひとつで、従来のメディアや選挙活動を含めた総合的な議論が必要である。
ということが書いてありました。