西田亮介のレビュー一覧

  • 不寛容の本質

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    「不寛容の本質」というタイトルとは今ひとつ内容が合致してないものの、それぞれのトピックは興味深く読めた。データ提示が多い。

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    2022年05月10日
  • ぶっちゃけ、誰が国を動かしているのか教えてください 17歳からの民主主義とメディアの授業

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    ぶっちゃけ、誰が国を動かしているのか。国民であるべきだが、様々な事情でそうはなっていない。というのが本書の結論だ。
    最近の政治トピックから、制度論や自由論あるいは社会学の概念などを語り口調で解説するため文章の分かりやすさはかなり高く、また随所に著者の斬れ味あるコメントが挿入されているため飽きずに読むことができるだろう。

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    2022年04月04日
  • ニッポンのジレンマ ぼくらの日本改造論

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    NHK Eテレで放送されていた『ニッポンのジレンマ』
    2013年3月に放送された回の未公開部分を含めた書籍化。

    この番組を知ったときには、もう後半戦というか、残り回数が少なくなっていて。
    もっと早く知りたかった番組でした。

    一度だけ番組の公開収録にも行きましたが、本当に楽しくて有意義な時間で。
    盛り上がる議論というのは、聞いていてとてもおもしろいです。
    もっと続いてほしかったなぁ。

    本書は「僕らの復興論」と「僕らの地域活性化作戦会議」の2回をまとめたもの。
    当時は東日本大震災の後ということですが、この時の議論が今どこまで実現されているのか。
    そんな風に見てもおもしろかったです。

    難しい

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    2021年07月15日
  • コロナ危機の社会学 感染したのはウイルスか、不安か

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    前半はコロナ発生からの状況の整理になった.後半は政府の対応や情報の有効な使われ方,民意と政策のあり方などの考察だがこれといった解決策があるわけでは無かった.今コロナの再流行を見ながら,不確かな情報に踊らされないようにするのはもちろんだが,政府も場当たり的な政策ではなく,しっかりした政策を立ててほしい.

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    2020年11月17日
  • 民主主義 〈一九四八‐五三〉中学・高校社会科教科書エッセンス復刻版

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    小林よしのりが批判していたので読んでみた。民主主義政治の対極にあるのは独裁政治だが、中東では民主化したことで、独裁時代よりも治安が悪化してる国もあるのは確か。

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    2019年01月20日
  • 不寛容の本質

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    経済的格差など、さまざまな格差があるから不寛容社会になったってことらしいです。個人がそれでどうする?の視点はないので、役に立たないクソ本かなと思いました。

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    2018年02月25日
  • 不寛容の本質

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    話題になっていたので本書を読んだ。非常に読みやすく現在の政治・社会問題をわかりやすくまとめ解説している。不寛容の本質というタイトルとは異なる政策・社会考察論考であろう。「昭和」の二つの捉え方については面白かったが、本当に昭和という時代で区切れるのかは懐疑的に読んだ。

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    2017年03月13日
  • メディアと自民党

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    そうでもなかった。データの入手が難しいのはわかるけど… あと中盤あたりにいかにも社会学っぽい記述が続いてややげんなり。個人的には、データを見たところ、旧来メディアが弱っているので足元を見ていっただけなのかな…と。

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    2017年02月12日
  • メディアと自民党

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    自民党のメディア戦略について、1990年代末から今の安倍政権に至るまでに大きく変わったという主張だが、残念ながら話の筋があまりスッキリと頭に入ってこなかった。おそらくデータを収集するのに、いろいろな制約や限界があったのだろうという予測が容易につくが、やはりこの手の研究は、研究者がいかにメディア関係者と親密なラポール関係を築きデータを収集できるかに、その成果がかかっているのだなと思う。とても難しい調査手法だ。

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    2016年07月16日
  • 民主主義 〈一九四八‐五三〉中学・高校社会科教科書エッセンス復刻版

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    民主主義 〈一九四八‐五三〉中学・高校社会科教科書エッセンス復刻版 文部省 西田 亮介
    戦後占領下で文部省が作成し実際に使われた「民主主義」の教科書。民主主義とは何か、民主主義の意義とはなにか、民主主義が維持されるための要件は何か、といった、民主主義にまつわる基本的な事柄を丁寧に説明している。中学生・高校用とはいえ妥協のない作りだし、現代では考えられないくらい突っ込んだ記述も多いので、読み物としておもしろい。
    去年の安保法制といい、選挙年齢の引き下げといい、民主主義をもう一度考え直してみるには今は良いタイミングなんだろう。
    7

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    2016年03月28日
  • ネット選挙とデジタル・デモクラシー

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    日本におけるネット選挙の未成熟さを炙りだしている。ドイツにおける海賊党の現状についても、ポジティブな面とネガティブな面をきちんと描いている。

    ネット選挙とは、投票率の工場への寄与であるとか、若者の選挙離れを防ぐ対策になっておらず、選挙マーケティングを助長し、市民と政治との双方向性も実現させきれていない未成熟なものであることがわかった。今後、これをどのように動かしていくのかが、日本における政治の重要な要素であると感じた。

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    2014年06月09日
  • ネット選挙 解禁がもたらす日本社会の変容

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    ネット選挙の一般的な認識としてあった「若者の投票率が増える」をしっかりと論理的に否定し、今後のネット選挙の展望についてわかりやすくかかれた書籍であると感じた。

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    2014年06月01日
  • ニッポンのジレンマ ぼくらの日本改造論

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    出てくる話し手がみんな熱心でかなりのレベルの高さが伺える。
    すごく良心的な作品だと思うけど、テーマがテーマ。自分にはとっつきづらいテーマでした。
    東北の被災地復興論と、地域活性化論の二つ。前半の復興論は、おもしろかった。
    もっと「復興」という言葉をいろんな面からとらえてほしい、という専門家の言葉が、印象的でした。復興は、もっとささいなことからであってもいい。

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    2013年11月13日
  • ネット選挙 解禁がもたらす日本社会の変容

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    ネタバレ

    テレビなどの新しいメディアの選挙運動への利用は認められてこなかったが、なぜネット選挙だけ認められるのか?
    「お金がかからない」、「若者の投票率が上がる」という言説は合理的な根拠に乏しい。
    理論なきネット選挙解禁は意味がない。まずは「インターネット」という世界の価値観の共有やそれを政治に取り入れる際に起こりうる変化を議論するべきである。
    インターネットは政治家と国民の距離の遠さを縮め、政治を透明化できる可能性がある。ただし、ネットは手段のひとつで、従来のメディアや選挙活動を含めた総合的な議論が必要である。

    ということが書いてありました。

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    2013年07月26日
  • ネット選挙 解禁がもたらす日本社会の変容

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    2013年参議院選挙から、ネット選挙が解禁されます。歴史的背景、海外比較などがわかりやすく、まとめられています。結局、理念なきネット選挙活動解禁では、広告代理店やPR会社が儲かるだけではないか、と私も考えていたので、見解は一致。やはり、政策の中身が大切で、前職ならば、実績報告まで含めた活動を展開して欲しいです。今、読むべき一冊だと思います。

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    2013年07月11日