西田亮介のレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
ネタバレ偏らないこと、も一種の偏り。
大学の進学率は50%程度。OECDの中位以下。
新事業促進と消費者保護では、後者に重きを置かれている。
表現と権力や暴力の分離は基本的土台。
隠ぺいや改ざんに妙に寛容。
投票もコスト=見返りとの見合い。投票に行くのが普通で例外的に投票に行かない人がいる、が逆転しつつある。棄権に対するペナルティが乏しい。
民主主義は議論して定めることに価値がある。合理的に正しい決定ができるとは限らない。AIに任せることは人間的なことを手放そうとしてる。
白票は意味はない。多くても何も起こらない。
コロナ禍ですら生活保護の利用率は横ばい。
若者の投票率が低い。高齢者が高い。
天気が悪いと投票率は下がるがよすぎても伸びるわけではない。
自民党は規模が大きくノウハウが蓄積されている。
政治家は好感度を高めることが本能。
国連の電子政府化に関する調査では200か国中14位。開かれた政府指標でもveryhige。
民主主義にも反対できるのが民主主義。
治安維持と内乱対策は、警察の仕事。
積極的自由と消極的自由。
表現の自由は世界的に見ても尊重されている。
中国からの留学生は、お金のためではなく日本語を覚えるためバイトしている。
中国ではオービスのようなものが光るだけでなく音を出す=監視されていることを意識させている。FACEBOOK、TWITTER、googleもつながらない。
通信に秘密を暴くことは表現の自由を侵害する。
憲法は基本的に統治機構に対する制約。国民ではない。公共の福祉による制約だけ。
コストに敏感なため、いまある自由を捨てたくなることもある。
閉塞感の正体=選択肢が少なく、失敗したら怒られる状態。経済成長していないから失敗を大目に見る余裕がない。将来、収入が伸びる気がしない。経済成長は手放してはいけない。
日本のデモのコストが高い。あらかじめ申請が必要。フランスはいつでもできる。
自衛隊にも治安出動が用意されているが、今まで一度もない。自衛隊が国民に対峙するとなると国民感情は悪くなる。
選挙は現職有利。マスメディアの影響がある。
テレビの影響力はいまだに強い。放映時間が決まっている。選挙との相性は抜群。ネットやSNSは、バラバラなものを見る。
メディアは間違えてもお詫びをするか、長くやっているか、が信頼の元。
ネットメディアは報道ではなく2次情報。ニュースを取材することはコストがかかる。報道がビジネスとして成り立ちにくくなっている。オピニオンや論評は低コストで楽。
新聞社はネットに情報を出しすぎると紙の新聞が売れなくなる。新聞社は今後も社会や民主主義にとって潜在的に必要。だれがこれを担うのか、は民主主義にとって重大問題。
日本は新聞大国。世界の発行部数1,2,4位は日本。アメリカでは新聞がない地域もある=ニュース砂漠。地域の情報を取材する人がいない。権力の監視ができない。
テレビや衛星放送も重要。ベルリンの壁崩壊の遠因。
昔は読んでいなくても家に新聞があった。
ジェフベゾスがワシントンポストを買収した。
新聞社と民放はNHKを目の敵にしている。 -
Posted by ブクログ
NHK Eテレで放送されていた『ニッポンのジレンマ』
2013年3月に放送された回の未公開部分を含めた書籍化。
この番組を知ったときには、もう後半戦というか、残り回数が少なくなっていて。
もっと早く知りたかった番組でした。
一度だけ番組の公開収録にも行きましたが、本当に楽しくて有意義な時間で。
盛り上がる議論というのは、聞いていてとてもおもしろいです。
もっと続いてほしかったなぁ。
本書は「僕らの復興論」と「僕らの地域活性化作戦会議」の2回をまとめたもの。
当時は東日本大震災の後ということですが、この時の議論が今どこまで実現されているのか。
そんな風に見てもおもしろかったです。
難しい単語も多くて、私の頭では理解できてないところもありますが。
多職種の人たちが同じテーマを見ると、全く違う角度で違う意見が出てくる。
これはいつの時代にも言えることで、お互いを知ること、多様性を認めること、そんな姿勢は忘れずにいたいですね。 -
Posted by ブクログ
ネタバレテレビなどの新しいメディアの選挙運動への利用は認められてこなかったが、なぜネット選挙だけ認められるのか?
「お金がかからない」、「若者の投票率が上がる」という言説は合理的な根拠に乏しい。
理論なきネット選挙解禁は意味がない。まずは「インターネット」という世界の価値観の共有やそれを政治に取り入れる際に起こりうる変化を議論するべきである。
インターネットは政治家と国民の距離の遠さを縮め、政治を透明化できる可能性がある。ただし、ネットは手段のひとつで、従来のメディアや選挙活動を含めた総合的な議論が必要である。
ということが書いてありました。