呉善花のレビュー一覧

  • 困った隣人 韓国の急所

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    ハングルは、1443年に李氏朝鮮の第四代王、世宗(セジヨン)の発議によって、朝鮮語の音を完璧に表記するために創出された純粋な表音文字である。

    しかし、中国文化を重んじる高級官僚や知識人たちが、朝鮮の真字は中国文字(漢字)であると反対した。漢字は、一般庶民には使えなかった。

    従って、世宗は「これは文字ではない。訓民正音つまり、愚かな民に発音を教える記号にすぎない」と言わざるをえなくなった。ハングルはほとんど使われることがなかった。

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    2013年06月25日
  • スカートの風 日本永住をめざす韓国の女たち

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    日本にきたホステスではない韓国女性の、日本に働きにくる韓国女性を一面とした韓国論・日本論。1990年の著述なので表層的には現在と異なることも多いはずだが、多くのことは今も変わらないんだろうな。

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    2013年03月30日
  • やっかいな隣人 韓国の正体―-なぜ「反日」なのに、日本に憧れるのか

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    ここまで客観的に現状を捉えられる韓国人が居たことに驚いたが、そんな人がいても全く変わろうとしないどころか、よりイデオロギー的反日に凝り固まっていく韓国を見ると、より絶望的な気分になる。

    親韓的な態度を取る日本人に、特に読んで欲しい。韓国人が読んでも反発しか生まないだろうから。
    日本人が変わるしかない。それも、擦り寄るのではなく言うべきことをはっきり、オブラートに包まず言う方向へ。

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    2013年01月14日
  • 韓国併合への道 完全版

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    日本が、韓国併合した時の韓国の政治状況など、あまり世間では知られていない、当時の韓国の事情が書いてある。
    それによると、当時の韓国は、文官の力が強大で、貴族等の特権階級の割合が非常に高く、国が成り立たないほどだったらしい。
    実際、日本が韓国を併合した際は、苦しい生活を強いられた一般の人々は喜んだそうだ。

    現在韓国は日本に併合された事を国辱としており、日本でも軍部の暴走の結果と言うイメージが強いが、著者は当時の韓国の国内事情では、併合されても仕方がない状況であったとの主張は、驚きとともに、そういう事情もあったのかとある種納得する面もある。

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    2013年01月09日
  • 韓国併合への道 完全版

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    中国、韓国の歴史観は、自国・現政権に都合のよい事(事実と創作を織り交ぜて)から成り立っていて、しかもそれを自国民に徹底的に教育する。日本の歴史観は、自国が行ってきたことのうち成果、実績の部分を敢えて無視または取り除いて、一部の事実と他国の創作に対する反省から出来上がっているような気がする。
    明治維新以降、奇跡的に当時の列強の支配下から独立を維持してきた日本の存在がなければ、現在、韓国は国として成り立っていたのだろうか?
    韓国を日本に併合することによって、韓国民が被った不利益と、享受した利益を正当に評価したことがあるのだろうか?
    近代欧米諸国が植民地政策を進めたとき、それら列強(敢えて言えば中国

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    2012年09月20日
  • 韓国人から見た北朝鮮 独裁国家のルーツ

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    ネタバレ

    [ 内容 ]
    北朝鮮のルーツは李朝にあった。それは韓国にも共通の文化基盤である。
    歴史的根拠を掘り下げ、日本人が理解しがたい民族性の謎を解く。
    北朝鮮のルーツは李朝の恐怖政治にあった。
    さらに、チュチェ思想は儒教の社会主義版である――。
    韓国人にとって、北朝鮮の思想や行動は決して不可解ではない、と著者はいう。
    同じ民族ゆえに共有できる文化と資質があるからだ。

    [ 目次 ]
    ●序章 北朝鮮に恐怖をいだかなくなった韓国 
    ●第1章 専制独裁主義のルーツは李朝にあり 
    ●第2章 チュチェ思想のルーツは儒教だった 
    ●第3章 小中華思想と日本を見下す侮日観 
    ●第4章 大国への屈折――事大主義と中央

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    2011年04月23日
  • スカートの風 日本永住をめざす韓国の女たち

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    日本での生活が長い筆者が、日本との比較をしつつ、韓国という国をぶった切っている一冊。

    ちょっと時代背景は古いけど、今でも興味深く読めます。

    当時、これを書いた彼女の勇気に感服。

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    2010年02月01日
  • 続 スカートの風 恨を楽しむ人びと

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    「スカートの風」の続編。顔つきが同じだけに考え方、価値観などの違いにとまどう韓国人と日本人。韓国人の著者がどちらに肩を持つでもなく、恋愛、ビジネス、人付き合いの考え方の違いを解説。

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    2009年10月04日
  • スカートの風 日本永住をめざす韓国の女たち

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    韓国人の著者が感じた日本人と韓国人の考え方の違い。韓国人から見て理解しがたい日本人の考え方や、常日頃から不思議に思っていた韓国人の激しさの理由が解り、面白かった。日韓比較のありがちな本だけど、この本は他のものより深くつっこんであると思う。

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    2009年10月04日
  • 日本的精神の可能性 この国は沈んだままでは終わらない!

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    07/1/7
    韓国人が日本のよさを語る珍しい本。

    よく日本人が外国文化に触れて、より日本文化の理解が深まったということが言われるが、他国の人が日本文化にふれたことで理解した『日本文化』の独自性が書かれている。

    いい本でした。

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    2009年10月04日
  • スカートの風 日本永住をめざす韓国の女たち

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    「泥棒に入られた」これは日本の文化に根ざした言い方。受身の姿勢。あくまでも悪いのは自分。自分が悪いと省みる。

    「泥棒が入った」これは韓国の言い方。主体的な文化。あくまでも悪いのは泥棒。他罰的な文化。

    在日韓国人として日本の人に読んで欲しい本。インターンでインタビューの時に上智の留学生相手にこの話をして、すごくスムーズに取材することができた。本は読んでおくべきと思った瞬間です(≧ω≦)

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    2009年10月04日
  • スカートの風 日本永住をめざす韓国の女たち

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    韓国がオリンピックを経て高度成長時代に入り先進国の仲間入りをした頃、さてその民族はどうしていたか。日本と似て非なる文化の一面を、韓国ブームよりもずっと早くこの人は日本の注ぎ込んでいた。続編も沢山でている。

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    2009年10月04日
  • 困った隣人 韓国の急所

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    少し古い本で、朴槿恵大統領が就任した頃の対談。
    こういう本て、その時点の状況がかなり影響する。この時点から大分状況は変わっているが、日本側が、もう韓国疲れして来たのは事実のような気がする。かなりマスコミとか政治に入り込んで来てるんで色々煽ってくるし、乗ってる人もいるが、疲れた。

    自民族優越主義と、大家族主義と、朱子学に基づく聖なる先祖と、歴史と事実から学べない演繹思考。

    別にいいが、一旦完全に突き放してお互い頭を冷やす時間と空間があっていいんじゃないかと、常々思う。
    とにかく、我が国の文化との相性が悪すぎると、この手の本を読むといつも思う。

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    2025年12月01日
  • 日本と韓国は和解できない 「贖罪」と「幻想」からの脱却

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    昔こんなのばっかり読んでたので今更なんだが、これ読んでなかったかあ。
    言ってる内容は読まずともわかるが、ディテールはやっぱり薄まってる。
    和解できるはずないんですよ。和解したら困るもん。向こうが。あと、こっち側に蔓延ってるその辺の界隈の人が。

    ちょっと古い本ではあるが、ある意味この頃より日本て酷くなってて、SNSでも「韓国」と同じマインド理論でアホなこと言うてる界隈が目立ってきてる。

    事実関係ない。
    お気持ちこそ真実。
    俺は正しくある権利がある。お前が間違ってる。お前はクソだ。頭を下げろ。

    だけど俺には責任がないのだ。
    なんかあったらお前が命懸けで俺を守らなければならない。

    頭沸く。

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    2025年04月15日
  • 「漢字廃止」で韓国に何が起きたか

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    前半でタイトル回収。後半はことわざじてん。
    本文中にあるように将来宇宙人との交信に役立つ可能性、初期人口知能との親和性など、漢字を失うことによる今だと想像できないメリットが生まれるかも。

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    2022年09月11日
  • 韓国併合への道 完全版

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    本当に、併合まで、の隣国を取り巻く動き。
    日本だって色々やってるし、今の下らない政治家と通じつる所も感じた。この辺端折ってる本が多くて新鮮ではあったが、結論は同じで。
    元?韓国人ということもあって、肌感覚として辛辣。
    この国に今のままでは、全く将来はない。そんな国に絡まれまくって来た我が国の悲しさは言いようもない。

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    2022年03月05日
  • 韓国「反日民族主義」の奈落

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    『スカートの風』以来読んでいますが、最近は認識が「どうでもいい隣国」なので読むテンションも上がりません。

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    2021年11月13日
  • 侮日論 「韓国人」はなぜ日本を憎むのか

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    何冊か著者の著作を読んできたので、いくつかの章の内容が重複しているので☆をひとつ少なめにした。呉先生の本はどれも理性的で納得できるもので好きである。第五章「植民地化を絶対的な悪とする考えは間違っている」は実際に植民地時代を経験された母堂の話を取り上げており、納得できるものである。苛烈な強制が多ければ全土で大暴動が起きたはずであり、そういった事例が無いのであれば庶民は温和な生活をしていたのだろうと考えるべきだ。ただし、日本が戦争へ急傾斜していく時代からは強制的な制度が増えていったのであろう。

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    2020年12月04日
  • 呆れた哀れな隣人・韓国

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    ほんま、呆れる哀れ。
    別にそれでもいいし、そんな風に、他国の風土文化を評する必要もないし立場でもない。
    勝手にしてくれればいい。

    だから、構うな。

    それに尽きる。

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    2020年11月05日
  • スカートの風 日本永住をめざす韓国の女たち

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    1990年刊、韓国人の考え方と行動、来日の目的。女性の夢は、お金と権力を持つ男性との結婚。婚期を逃したり、離婚したら実家には帰れず、日本に働きに出る。プライドが高く自分にお金をかける韓国人ホステス、娘が美しければキーセンにして富を得てきた伝統。

    韓国人の社会や考え方がだいぶ日本とは違うことがわかります。30年前というと一世代前ですが、言われるほど日本も進んでなかったと思いますが、どちらも今はどうなんでしょうか。

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    2020年10月09日