呉善花のレビュー一覧

  • 韓国併合への道 完全版

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    著者の本は久し振り。以前読んだのは、祝詞に謡われる水辺の女神達のことや日本の田舎の風景を美しいと褒めた風土記のような本だった。
    最近は、新聞広告で韓国の悪口を言う日本人と対談している本の広告が目に入ったり、韓国に入国できなくなったとニュースが耳にしたりと、個人的には有難いようにも、困ったようにも感じている。

    本書の半分までは金玉均に割かれている。浅田次郎さん「蒼穹の昴」の科挙で優秀な成績を取った青年官僚を思い出す。あの小説とは袁世凱など人物が被るところもある。福沢諭吉の具体的な援助が意外。
    確かに、金玉均のクーデターこそが韓国唯一の独立の可能性、唯一の希望だったはずなのに。

    その後の韓国は

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    2014年04月29日
  • なぜ「反日韓国に未来はない」のか(小学館新書)

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    韓国出身者の筆者だから思う母国の問題点を指摘している。
    国内の文献・新聞記事等を引用しているので、説得力がある。
    筆者には申し訳ないが、やはり、付き合いたくない国家だな〜!

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    2014年02月20日
  • やっかいな隣人 韓国の正体―-なぜ「反日」なのに、日本に憧れるのか

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    ネタバレ

    ▼井沢元彦さんが韓国人が何を考えているのか疑問を投げかけ、
    それに対して呉善花さんが応じるというようなインタビュー形式?対談形式?になっています。

    ▼多くの日本人がどうして?と思っているような事柄が
    問題提起されていて、「あーそれそれ、それ聞きたかった」と
    思った部分もたくさんありました。

    ▼物の考え方や価値観・美意識・習慣が日本と韓国では大きく違うということがハッキリとわかりました(知ってたけど)。

    ▼腹立たしいのは、フェアプレイが求められるスポーツでも、韓国人は勝つためには何をしてもいいと思っているらしく、危険なプレーや反則なども平気で仕掛けてきます。負けたくないという気持ちはわから

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    2013年09月06日
  • 日本人ほど個性と創造力の豊かな国民はいない

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    いつもながら呉善花さんの著書は日本人の良い点を取り上げていて、何やらこそばゆいような、落ち着かない思いに駆られるのはやはり私が褒められ慣れない日本人だからなのか。欧米人のみならず、中韓の隣人達にすら日本人の行動様式や思考は何故理解されないのか、著者の鋭い分析でわかった気がする。もっとしなやかな自己主張ができたらなぁ、とまた反省してしまう自分に苦笑。

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    2013年08月08日
  • やっかいな隣人 韓国の正体―-なぜ「反日」なのに、日本に憧れるのか

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    韓国人との対話であり説得力がある(それでも片寄った見方かも知れないが)。同じアジア人なのに、こんなに違うのかとビックリすると同時に、異なる民族間で理解し会うことの難しさを痛感。

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    2013年01月13日
  • 韓国人から見た北朝鮮 独裁国家のルーツ

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    ちょっとずつ韓国と北朝鮮、そしてコリアがわかってきた!オモロイ!

    北朝鮮への偏見も少し変わってきた!

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    2012年11月13日
  • 韓国併合への道 完全版

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    2012年8月10日に李 明博大統領は竹島を訪問し、当然日本政府は強い不快感を表わした。大統領は近親者が逮捕されたり、近々選挙があるからイメージ回復に躍起になっているのだろうか。作者は本書でこのように述べている。「李朝-韓国側の「併合への道をもたらした原因」を徹底して解明していこうとする動きは、少なくとも韓国内部からは現在に至るまで出てきてはいない。」この発言は韓国の人々に届くのであろうか。ただ、全般を通して日本に肩をもつ意見が多いと感じたし、推論にもその根拠の曖昧さは否めない。

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    2012年08月11日
  • 日本的精神の可能性 この国は沈んだままでは終わらない!

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    ネタバレ

    面白かった。アメリカに憧れた韓国人が日本経由でアメリカ行って、やっぱり日本が良いと思って日本の事を研究した本。日本人特有の意識が分かる。国際社会で日本人が非難される理由も分かった。

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    2012年04月21日
  • 「漢字廃止」で韓国に何が起きたか

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    カミさんが昔、留学先で仲良くなった韓国人に
    「日本人は自国の文字があるのにどうして漢字を使うの?」
    と言った質問を受けて返答に困った話を思い出した。

    当時のカミさんがこの本に出会っていたら、困ることもなかっただろうに。

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    2011年08月13日
  • 「漢字廃止」で韓国に何が起きたか

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    全体的に、記述に対するアカデミックさが足りず、資料や具体的な政府の動きなどの記述が不足している。
    このテーマを書くのであれば、筆者は研究者でもあるのであるし、一時資料を使った政治的/社会的なバックグランドや具体的な政策の流れの説明をもっとしてほしかった。
    彼女の主張は、自分の経験や、数少ない資料分析や、彼女自身の感覚をもとにして成り立っている。
    ストーリーとしては非常に興味深いし、多くの部分で的を得ている部分もあると思うのだが、本にするのであれば、もう少し資料/データをきちんと提示しないと、説得力のあるものにならない。
    表紙が政治的に偏ったもののように見えるのも残念である。


    基本的な主張と

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    2010年09月12日
  • 新 スカートの風 日韓=合わせ鏡の世界

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    この本は韓国の作家が日本と韓国の文化や習慣について共通点と違いについて書きながら、日本と韓国の関係についても書いてあります。
    日本で韓国ブームの中、多くの日本人が韓国について興味を持っていると思います。たとえば、韓国の食べ物、韓国のファッション、韓国の化粧品、韓国の本などいろいろです。私自身も出身は中国ですが、韓国に深い興味を持っていて好きです。私は、この本を読んでもう一層韓国について了解したと思います。韓国に興味ある方、この本をお勧めしたいです。

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    2009年11月16日
  • 「漢字廃止」で韓国に何が起きたか

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    韓国の漢字廃止・ハングル専用政策についての批判的考察

    漢字廃止政策は、民族主義的国語政策により1968年から実施され、韓国の文化・社会に大きな弊害がもたらされた。 膨大な同音異語・抽象度の高い思考を苦手とする。

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    2009年10月07日
  • スカートの風 日本永住をめざす韓国の女たち

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    27歳で日本に留学して8年後に学生をしつつ、仕事を始め、さらにこういう本を出せるようになるほど、日本をよく見ている。運や時代、本人の頭の良さだけではとうてい計り知れない、バイタリティを感じる。なんとなく頭で思っていたハングルという文字の限界に言及していて、面白い。(2007.2.24)

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    2009年10月04日
  • 日本が嫌いな日本人へ

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    我が意を得たり!と思った個所が多くあった。それは日本を愛するが故、もっとしっかりせい!と叱咤する気持ちと、日本にいる日本人ではないところが筆者と共通しているからかもしれない。(2004.4.4)

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    2009年10月04日
  • 私はいかにして「日本信徒」となったか

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    作者の体験した日本(人)を知ることによって、自分は良くも悪くも「日本人的」なんだと改めて認識してしまいました。

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    2009年10月04日
  • スカートの風 日本永住をめざす韓国の女たち

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     副題は日本永住を目指す韓国女性たちというもので、その背景を著者は韓国という国そのものにあると指摘。
     昨今、韓国の純愛ドラマが日本では話題だが、この純愛への認識が日本と韓国では全く異なることがよくわかる。
     既に出版され15年近くたっているが、韓国人女性による韓国批判は当時話題となったようだ。

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    2009年10月04日