岩城裕明のレビュー一覧

  • 三丁目の地獄工場
    いい意味の意味不明な話が多い。
    気持ちの悪さや後味の悪さが楽しめる短編集。
    なにかに基づくホラーではないので、各話に深堀はされない。
    書かれた作品に対しての不安感が強いので一味違った怖さを感じることが出来る。
  • ゆびさき怪談 一四〇字の怖い話
    百壁さんのは私には合わなかった。
    「せめてもの」と「星の声」は繋がっているのか、と思ったが作者が違うしたまたまだろうな。
  • 牛家
    牛家は雰囲気がよかったが、なんとなく惜しい感じだった。瓶人は優しさと暴力性がミックスされており、すごくよかった。瓶人みたいな話をもっと書いてくれるといいな。
  • ゆびさき怪談 一四〇字の怖い話
    短くても結構怖かったが、他の本を読む合間にちょっとずつ読むのにちょうど良かった。円山さんの「生産管理部主任…」は怖くなく、うざがられてる主任がツボだった。
  • 事故物件7日間監視リポート
    全体的にゾクッとするけど同時にクスッとなるような。めちゃくちゃホラーではない。スキマ時間に読んでたけど、あっという間に読み終わった。最後は曖昧な終わり方したけどモヤモヤとはしない感じで面白かったです!
  • 5分後に起こる恐怖 世にも奇妙なストーリー 呪いの螺旋
    呪い。それは確かに存在する。知らない間に、貴方はそれに触れてしまっているかもしれない。あるいは、触れられてしまっているかも。もし、呪いに魅入られてしまったら、逃げることはできないだろう。
    ***
    「世にも奇妙なストーリー」シリーズ第5弾。これが最終巻の様子。今回はメンバーが大きく変わり、最近名前を...続きを読む
  • 事故物件7日間監視リポート
    穂柄が経営するリサーチ会社に、妊婦が割腹自殺を行った909号室の調査依頼が舞い込んだ。不穏な内容の依頼に不安を感じながらも、雇っているバイトの優馬と一緒に一週間泊まり込みの実地調査に乗り出す。発売前から楽しみにしていた本。瑕疵物件に実地調査で泊まり込みとかそれだけで、怖くてワクワクする!(もちろん私...続きを読む
  • 事故物件7日間監視リポート
    ものすごく薄いのでサクッと読むことができる.サラッと一読すればなんだかアッサリ終わったなぁと思うけれど,読み直せばぞわっとするところが所々ある.
  • 事故物件7日間監視リポート
    とても読みやすい。
    映画『パラノーマル・アクティビティ』を彷彿させる作品展でした。
    個人的に、とても好きなジャンルですが、少し内容の濃さが物足りないなぁ、と思いました。
  • 呪いに首はありますか
    読む前には想像していなかった
    喪失感やら切なさやら感動やらを感じてる
    ほんとうに首が1つで良かった

    グレオの話しは笑えたなあって
    おもったけど
    やっぱりそこにも悲しさがあった


    明日が返却期限日だったので
    一気読みしたらこんな時間(1:30)
    サクッと読める本で良かった
  • 牛家
    ゴミ屋敷にはなんでもある。そして迷うと、抜け出せなくなる…。特殊清掃の仕事から戻れば、自宅には精神を病んだ妻が待つ。 フルーツで作られた生ける死体の話「瓶人」との二本立て。
  • 呪いに首はありますか
    久々にホラーを読みたくなって読んだのだけれど。
    ゾッとしたいとか怖いものみたさというジャンルではないのかなという。どちらかと言うとファンタジーを読んだような気がする。
    最後まで読んでカバーをみてなるほどなとなったのが正直な印象。
  • 牛家
    表題作はあんまり…というか、文章がアレ過ぎて読むのに苦労しました。あんまり小説とか読んだことのない人が書いた文章のような…気がしないでもないですけれども、実際のところはどうなんでしょうか?

    今流行りのゴミ屋敷!を舞台に繰り広げられるお話ですから、期待していたんですけれども、なんだか…まあ、ホラー小...続きを読む
  • 三丁目の地獄工場
    こちらはかなりトリッピーな作品です。ハマれば著者の世界観の中毒になるのでしょうが、少々読みにくさがあります。そろそろストーリー重視の長編が読んでみたい!
  • 牛家
    とあるゴミ屋敷。空いた玄関を覗くと山頂から見下ろした雲の様にゴミ袋が廊下を埋め尽くす。そしてその奥に一際大きな物体が鎮座している。男か女か人なのかも怪しい牛の様な肉の塊。導入部のこの1文に心の琴線がソクソクしたのだが…いや、確かにゴミ屋敷に於ける次に何が出てくるか分からない恐怖の疾走感は気持ち...続きを読む
  • 牛家
     ゴミ屋敷の清掃にやってきた特殊清掃員が体験した奇妙な出来事を描く表題作と、奇妙な親子の関係を描いた「瓶人」の2編を収録した作品集。

     表題作「牛家」は日本ホラー小説大賞の佳作を受賞した作品なのですが、これは感想が難しい…。巻末でホラー小説大賞の選考委員、宮部みゆきさんの選評が載っているのですが、...続きを読む
  • 牛家
    「牛家」は不衛生で病的で狂気的で素晴らしかっただけに「瓶人」がなんかマトモ過ぎて肩透かしを食らいました、、、「牛家」のような長編を期待!
  • 牛家
    ホラー小説大賞佳作。
    タイトルと出だしの1ページで即買い。同時収録の『瓶人』も着想から展開まで、気持ちいいほどに酷くて、新人歌手のデビューシングルを買う感覚で要チェック。
  • ゆびさき怪談 一四〇字の怖い話

    想像力や文章の合う合わない

    が一致しないとゾッとするには難しい。
    怖いよりもどういう意味?ってなってしまうと考えるのに時間使って、この文章を読み解くのにこんな時間を…?その時間を使ったことにはゾッとしそうだけど…
    良いところはタイトル通り指先、短いから隙間時間に読めるところ。
    個人的に解説載ってた方が楽しめたのかな〜とは思った...続きを読む