南雲吉則のレビュー一覧
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ネタバレ鏡で自分の姿を見て「萌えー」になるナルシストでなくても、自分を直視した方が良いようだ。いつまでも若いままでいたいと、思う人に必要なのかと思わせされるのが今回の本。こういう本に興味を持つところを見ると、モクモク羊もまだまだハツラツ欲が旺盛のようだ。生きて以上必要な欲の1つだ。
著者は、今話題の南雲吉則先生。どう見ても50台には見えない。外見だけでなく、血糖値なども若々しいというなんともうらやましい方が書かれた本だけに、つい手にとって読みたくなる。鏡を見てもう一人の自分と対話することの重要性を説いている。鏡を見て、疲れ果てていると思えば、対策を音って実行するなど、現実の自分と向き合って、どう -
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一貫して食事量を減らせということが書かれていた様に思う。
食べられる側の立場に立って考えれば、何を食べるべきで何を食べるべきでないかがわかるという視点は面白かった。
・梅など果物の種には毒が含まれているし、新芽や卵はプリン体を多く含む。
→次世代に遺伝子を残すうえで、食べられてしまっては困るから
・ブドウだけでなく、皮はポリフェノールを含む。
→日光から中身が酸化するのを防ぐため
・果物には灰汁がないのに野菜には灰汁がある。
→果物は食べられることで種を遠くに運んでもらいたいのに対し、野菜は食べられたくないから。
また、善玉・悪玉コレステロール、皮下脂肪・内臓脂肪、完全栄養などへの、著 -
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目次で内容を見た感じでは、どうも信じがたいような項目が並んでいたけれども、読んでみると、予想以上にちゃんとした根拠にもとづいた発言ばかりで、納得がいく内容が多かった。
全部が全部本当ではないかもしれないけれど、ずっと朝食を食べない生活をしてきた、自分自身の実感に照らしても、なるほどと思うことがいろいろとあって、かなり勉強になった本だった。
【メモ】
・貧困状態にある国ほど出生率が高い。飽食が生命力を下げている。
・人類の祖先が誕生してから17万年の間、人間が三食、満腹するまで食べられるようになったのはわずかにここ数十年のこと。それ以外の時期では、空腹が標準状態だったため、人間の身体は、少し食 -
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ネタバレタイトルと著者の写真につられて思わず購入しました。医者が書いた本ですが、平易な言葉で解り易くさらっと読めます。それでいて、目から鱗が落ちるような気付きの多い指南書でした。(特に、癌に関する認識は大きく変えられました。)内容は、30代に見えることが目的ではなく、健康に生きる方法を教えてくれるものです。
「アンチエイジング実現の条件」/「メタボの真実」/「ガンは悪者ではない!」/「免疫を高めすぎてはいけない!」などの章で詳しく解説しながら、病気や不健康の原因は、全て不養生な食生活・生活習慣のつけであることを気付かせてくれます。
また、その改善方法は、特別な方法ではなく普通にできることです。が、その -
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いま話題の南雲先生の健康本。
内容はというと、話し言葉で書かれているため非常に読みやすく、
売れているのも納得。その上で、データを出しながら
「走ると心拍数が上がりすぎてしまって心臓に負担がかかるので
自分の一番大きい歩幅で40分歩けば運動不足ではなくなる。」
「野菜になぜ火を通したほうがいいかと言うと、野菜も虫から身を守るために、
身体に毒を持っている。この毒が消化不良を引き起こすのだが、火を入れることで
アクや渋みとなって抜けていき、栄養だけが残る。」
などといったわかりやすく具体的なアドバイスが並んでいるのも好印象。
睡眠、運動、食生活といった生活に密着する分野で、
専門知