南雲吉則のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
4代続く医師の家系に生まれ、乳腺専門医として活動しながら、執筆活動も行い、アンチエイジングや、一日一食、一汁一菜、ゴボウ茶を勧める南雲さんの一冊。
『「空腹」が人を健康にする』で南雲さんのアンチエイジング法と考え方に興味をもったので読んでみた。
印象に残った話をひとつ。
人はひとつの細胞である卵子が受精卵となって、細胞分裂を始める。そして分裂するときは、細胞という器だけをコピーしているのではなく、中の遺伝子という情報もコピーしている。
分裂を繰り返し、約50兆個になると今度は、自然に細胞が死んでいき、それ以上増えることはありません。
もし、この細胞の自然死が起こらず、永遠に増え続けてしまうと、人間の体はどこまでも大きくなっていき、とんでもない巨人になってしまうし、約50兆個で分裂を止めてしまえば、細胞が壊れたとき、病気になってしまったときに新しい細胞に置き換わることがなく、人間の寿命は今と比べ物にならないほど短かったでしょう。
しかし、完全コピーされていく細胞分裂でも、コピーされず細胞分裂のたびにすり減っていく部分があります。それは、核の中にある染色体を構成するDNAの端にある「テロメア」という部分です。この部分だけは、細胞分裂のたびにすり減り、テロメアが無くなったとき寿命が終わることになります。
そして、人間のテロメアの長さは、およそ120歳生きられる長さになっているそうです。それなのに、ほとんどの人が、テロメアによって与えられた寿命を全うすることなく死んでしまうのは、病気やケガ、ストレス等で細胞分裂の回数を増やしてしまい、テロメアの限界がきて死んでしまうといいます。ちなみに世界一の長寿者の記録は122歳、日本人では120歳、中国の神話に出てくる神農という伝説上の人物も120歳まで生き、キリスト教やユダヤ教の預言者モーセも120歳、神武天皇は125歳まで生きたと言われているので、人間の寿命の限界がおよそ120歳というのもわかる気がします。
ところが、喫煙や暴飲暴食などの不摂生をして、気管や消化器の粘膜が傷つき、細胞分裂でそれを修復し続けていくと、テロメアを複製してくれる複製酵素(テロメラーゼ)をもつ修復細胞が生まれることがあります。これが『ガン』です。
今まで、『ガン』というと生活習慣によって突然生み出された悪者増殖細胞とばかり思っていたけど、それは本人の不摂生の末、本来不必要な細胞修復の尻拭いとして現れた修復細胞だったと知りました。
もちろん『ガン』の発生には、本人の生活習慣によるものだけでなく、遺伝等も関係してくるので一概には言えませんが、『ガン』になってしまうような生活習慣に限らず、本来不必要な細胞分裂をできるだけしないような生活習慣を心がけ、人間に準備された120歳という寿命に少しでも近づけるように生活を見直そうと思った。 -
Posted by ブクログ
2013.0813
☆競歩のように歩くのであれば、1日あたり40分歩けば必要な運動量に届く計算になる。
☆電車に乗ったら座らず、つり革にもつかまらず、踏ん張ってバランスをとる。
☆サングラスを日陰でもかける。目から明るい光が入ってくると、脳は自分たちが直射日光の障害を受けるのではないかということを恐れて、色素細胞にメラニン色素を出すよう指令を出す
☆腹6分目をめざす。空腹の状態になるとサーチュイン遺伝子が発現して、体中の細胞の傷ついている遺伝子を修復してくれる。その結果寿命と若返りが可能になる。
☆肉や乳製品をとっている欧米では女性ホルモンでかかりやすくなる前立腺がんや乳がんが5倍も多い(閉経後の女性は肉を控えた方がいい)
☆日本人にバターは合わないのでオリーブオイルとバルサミコを代わりに使う
☆スィーツを食べてる瞬間確実にあなたは老化している。果物や干し芋を食べる。月に1回くらいは最高級のお菓子を食べてそれで満足させる。
☆何を食べてもよい一日一食を実践する
☆食べすぎたら絶食して調整する
☆野菜や果物の皮は病気を防ぐ効果がある。特にポリフェノール。肌を若くしたいなら野菜や果物を皮ごと食べる
☆ごぼうは最強の若返り薬
☆野菜はまとめ買いしない。その日1日買ってきたものをすべてそのまま食べることが大事
☆夕食を食べたらふぐ布団に入る。ゴールデンタイムに寝ることで、成長ホルモンが分泌され、内臓脂肪が燃焼される。 -
Posted by ブクログ
2013.08.13
☆甘いものを食べると血糖値が急激に上昇し、血管が傷つく。どうしても食べたいときは有名なパティシエか老舗の和菓子屋が作ったものしかたべないようにする。
☆がんを起こす不摂生①喫煙②感染症③欧米化した食事
☆子宮頸がんの発症率も10万人中30人ほど。そんなに高くない。
☆毎日お天道様に手を合わせ、今日生きていられることを感謝し、欲を捨てて真面目に働き、少しの食事をよく噛みおいしくいただき、よく歩き早寝早起きをする。そんな当たり前のことをしていれば、病気にらならず、なった病気も再発はせず、健康で長生きすることができる。また内面の健康は表に出るので若く美しくなり、透き通るような肌と引き締まった体型を実感できる。
☆免疫力は高すぎてもよくない。ほどほどがよい。
☆完全栄養を取る方法は丸ごと食べること
☆野菜や果物は皮ごとたべる。農薬は水でよく洗えば落ちる。外国産は要注意!
☆腹6分目が健康長寿の秘訣
☆お腹がぐーぐーと鳴ってから食べる。
☆グラス2杯のワインが健康の目安 -
Posted by ブクログ
アンチエイジングへの対策は、生活習慣病を改善することにある。老化の最大の要因は、細胞分裂による新陳代謝ができなくなることであり、テロメア遺伝子が重要な役割を果たしている。テロメア遺伝子で細胞分裂できる回数は決まっており、日常の不摂生により、体(細胞)を痛めると、それだけ細胞分裂を多く行うことになり、テロメア遺伝子の限界となる。これを救うための救世主がガンであるとの説明にびっくりした。また、年齢2乗の法則も初めて知り、面白いと思った。対策は、脂肪、糖分、アルコール、タバコの摂取を抑えること。食べ物は、丸ごと食べれるものが良い。ごぼう茶がおすすめ。