乾ルカのレビュー一覧

  • あの日にかえりたい

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    不思議な出来事を描く短篇集。
    心が優しくなる気がする。
    「翔る少年」は涙が止まらなかった。

    2016.12.6

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    2016年12月06日
  • メグル

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    バイトを斡旋する奨学係の謎の女性。「あなたは行くべきよ。断らないでね」と無理やりバイトを押し付けてしまう。不思議なバイトのお話。

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    2016年10月12日
  • ばくりや

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    連作短篇集。
    自分の持つ能力を、他の人の能力と交換してくれる。ただ、どんな能力と交換されるのかは移植されるまでわからない。
    果たして交換は良かったのか、悪かったのか…
    『さよなら、ギューション』が切ないけど、一番好きだった。

    2016.7.13

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    2016年07月13日
  • プロメテウスの涙

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    日本で精神科に勤める涼子の元に原因不明の発作を起こす少女が訪れる。
    一方、アメリカにいる親友の祐美は医療刑務所で不死身の死刑囚に出会っていた。
    このふたつが交わる時…様々な恐怖が襲う。

    2016.4.29

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    2016年04月29日
  • メグル

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    連続性のある、短編集。分かりやすく言うなら、世にも奇妙な物語。

    学生にアルバイトを斡旋する大学の奨学係。
    ロクなバイトないんだよね。だけど…
    「あなたは行くべきよ。」
    「断らないでね。」
    奨学係の職員である、少々怪しげな女性、ユウキさんに導かれるように…。

    この1冊の中には、5話が納められているのだけれど、いくらでも物語は生まれてきそうな話し。
    イメージ的には、土曜の21時から、ジャニーズの若手で連ドラいけそう。みたいな話し。
    つまり、ものすごーく複雑でもなければ、ものすごーく感動するわけでもないし、ものすごーく涙をそそる話しでもないけど、少しミステリー、少しホラー、少しヒューマン、少しホ

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    2016年02月15日
  • モノクローム

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    女級アマ棋士(囲碁)としては全国レベルである母に捨てられ施設で育った男の子のお話。香田のキャラクタはとてもいいのだけれど、肝心の主人公が優柔不断で魅力に欠けます。

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    2015年10月30日
  • メグル

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    不思議なおねえさんが仲介する、不思議な短期バイトの連作。ややSF要素あり。
    全5作は、各話の主人公、仕事内容、結末とテイスト、テーマらしきもの…等々が異なり、全体は絶妙なバランス感を保っていた。
    バラエティを揃える連作短編の構成としては、教科書的な出来。各話は、「必須」とまでいえないが、「必要」といえる感じ。
    もう少しページかけて、例えば主人公の感情推移をゆっくり重厚にしてくれれば、もっと印象に残ると思う。
    一番好きなのは「モドル」か。
    3-

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    2015年05月06日
  • モノクローム

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    わたし好みの内容だったのでサクサク読めました。
    でも、結末はちょっとぼやけた感じがします。
    もっと読後感をすっきりしたかったかも…。

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    2015年01月14日
  • メグル

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    たまたま本屋で目にとまった本。『アタエル』はいろいろ悪い想像をしてしまって心臓に悪いレベル。しかもあたってるし…。女性の外に出ない鬱屈さと陰湿さを文字にしたらこんな感じと言っていい話かも。後に『タベル』を持ってきたのは確信的ですね。『メグル』でほっとした雰囲気になり読後感は爽やかです。推理ものというよりも季節のめぐりに人生をなぞらえる、テーマ性をもった短編。光あふれる表紙もこの小説によくあっています。

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    2014年12月24日
  • モノクローム

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    ネタバレ

    え棋士を目指す話じゃないんだ、しかも暗いよとかツッコミながらもぐいぐい読ませるリーダビリティはなかなか、なかでも香田との友情シーン(ちとホモくさもあったが)は良かったです。

    ただ母親の方がだな。

    いやまこの母親が自分が母親になる資格がないと思ったかどうか知らんが慶吾を捨てるところまではまだいいんだよまだ、でも何の社会的制裁も受けずにその後結婚して幸せですってのが意味がわからない。

    別に不幸になってればいいってもんじゃないとはいえだ、一人で暮らしてるならまだそれなりに納得できたのだけどなー。

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    2014年11月24日
  • メグル

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    「ヒカレル」「モドル」「アタエル」「タベル」「メグル」の5編を収録。『ばくりや』も読んで、乾さんの世界が少し分かった気がします。不思議で、ちょっとグロテスクな部分もあるけど不快さはない。「アタエル」の真相はちょっと・・・でしたが。読んでいくうちにユウキ(悠木)さんの過去も分かり、最後はしんみりしました。

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    2015年01月06日
  • ばくりや

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    全7編収録。どの話も面白かった。能力を交換したことでブラックな結末を迎える人もいれば命拾いをする人もいて、オチにひねりがあった。「ついてなくもない」は展開が予想外で、ラストの「きりの良いところで」に繋がっているのも上手い。

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    2015年01月06日
  • モノクローム

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    囲碁に魅せられた母親に捨てられた少年の物語。とても繊細に生きているせいか自分を抑えている姿がもどかしい。会話一つでそこまで考えるのかというくらい考えてから発言するなど小説では成立するかもしれないが何だかテンポが良くない気が。面白さはあるのだが肝心の母親の状況と心情がよくわからずラストは共感しづらかった。

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    2014年09月30日
  • 四龍海城

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    中学生男子の友情が読みどころ(?)とにかく、ひた向きで直視出来ない。だからこそ最後の「誰だっけ」が切なすぎる…。関さんのくだりからそんな気はしてたけど。

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    2014年09月29日
  • モノクローム

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    母に捨てられ施設で育った慶吾の孤独。ただ一人の友人香田の強引な明るさにも、なかなか心を開いていくことができない。もどかしく、切なく、ジリジリと心を煎られるような気持ちで、一気に読み終えてしまった。

    「本の雑誌」で北上次郎さんが取り上げていた場面は、本当に素晴らしい。慶吾が、自分が施設育ちであることを香田に告げて、その反応を待ち受けるところだ。傷つくまいと心を固い鎧で覆っている慶吾が不憫で、また、あっけなくヒョイと壁を越えてくる香田がほんとにいいヤツで、何度も読み返したくなる。

    そうなんだけど…。諸手を挙げて良かったーと言う気持ちにならないのはどうしてだろう。読み終わってしばし考え込んでしま

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    2014年09月09日
  • メグル

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    学生部の女性職員・悠木さんから「あなたは行くべきよ。断らないでね」「あなたは行くべきじゃないわ。後悔しないでね」などと言われて紹介されたバイトをすることになった大学生達の5つの出来事。
    それぞれの物語の中に、人の悲しさだったり優しさだったり毒々した黒い感情だったりが溢れていて、行ってよかったー!な体験だったり、行かなきゃよかった…な体験だったり。行くべきか行くべきじゃないか、それはまさに悠木さんの言う通り。
    もし自分が悠木さんにバイトを紹介されたとしたら、一体どんな体験をすることになるんだろう。

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    2014年09月03日
  • モノクローム

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    冬の日に、母親に見捨てられた少年。彼は、施設で暖かく見守られて育ちながらも、そのわだかまりの記憶を胸中に抱え続けていた。やがて彼は信頼できる友達と出会い、ゆっくりと一歩ずつ前に踏み出していき、過去の自分、そして母親の真実と向き合う覚悟を抱いていく、とう物語。
    囲碁を話のキーとしてはいても、物語の重心は息子と母親の間の葛藤。
    一人称で訥々と繰り返される主人公である彼の独白は、きりきりと痛ましいのだけれど、少しばかり、重すぎるように感じました。敵が周りにいるのではなく、自分が高い壁を作っているというのは、彼の境遇を思えば理解はできるのですが…。
    エピソードほとんどが「壁を作る」「自覚する」「内省す

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    2014年08月30日
  • メグル

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    大学の学生部の不思議な女性が斡旋するアルバイト5つの話。

    1番目の話がなかなかホラーで印象的だった分、その後の話はややインパクトに欠けた。でも、最後のメグル、が1番綺麗な余韻があった。

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    2014年08月03日
  • モノクローム

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    母親に捨てられた経験から、人を信じることができず、何事もネガティブな捉え方をする青年が、天真爛漫な友人と過ごすうちに少しずつ成長していく。碁石と写真のモノクロームがタイトルの由来。
    主人公が引きずっていた突然捨てられた理由は、最後に明かされる。が、やはり母親の行動は安易な責任放棄にしか見えない。もう少し、母親の立場を掘り下げて描いて欲しかった。

    作者の作品では、「夏光」と「四龍海城」がいい。

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    2014年07月18日
  • モノクローム

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    2014.7.15.三月半ば過ぎの寒い日、沖田慶吾の母親は五つばかりのパンを置いて出て行ったきり帰る日を一日過ぎても戻って来なかった。寒さとひもじさに我慢ならず、慶吾は寒い日によく撫でに行っていた犬の小屋にもぐりこみ、犬の餌を食べ老犬の暖かい毛の中で一晩を過ごした。翌日、その家の人に見つかり、児童相談所に連れていかれ、そのまま施設で育てられることになった。施設で18まで育ち、優秀なことから地元の信金に採用された慶吾だが、ずっと孤独な境遇のままだった。一人の風変わりな友人香田をのぞいては…。母はなぜ、自分を捨てたのか、いろいろなことを乗り越えるうちに、その疑問に真正面から向き合おうとする慶吾の成

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    2014年07月16日