愛川晶のレビュー一覧

  • 芝浜謎噺 神田紅梅亭寄席物帳
    やっぱり、落語とミステリって相性がいい。
    馬春師匠ってば、かっこいい!
    あの、クライマックスは最高だった。
    シリーズ通しても最高の盛り上がり。
    うおおおおおってなったもの。
    実は、あの兄さんをすごく疑ってたのよね。
    色々起こったのもそのせいではって。
    考えすぎでよかった。
  • 黄金餅殺人事件 昭和稲荷町らくご探偵
    一作目も面白かったですが、今作の方がお気に入り度が高いです。
    正蔵師匠が鮮やかに感じました。
    一冊を通しての叙述トリック、バシッとハマった感じです。
    巻末の鼎談も貴重だと思います。
    「新聞記事」、聞いてみなくちゃなあ。
    林家正蔵、大名跡だなあ!としみじみ思います。
  • ヘルたん ヘルパー探偵誕生
    何となく本屋で手に取った今作、ここまで面白いとは思っても見ませんでした。
    登場人物がとても魅力的で話の構成も素晴らしい。
    特にヒロインの葉月さんにはドギマギさせられっぱなしです。アルツハイマーに侵されている名探偵・成瀬秀二郎氏もとてもいい味を出しています。

    愛川さんの作品は今作が初。今後他の作品も...続きを読む
  • 六月六日生まれの天使
    少し分厚いがハラハラしてすぐ読みきってしまった。
    確かに映画化は不可能。
    予想外の展開にまんまと騙された。
    イニシエーション・ラブ的な感じだが、私はこの本の方が好き。
  • 六月六日生まれの天使
    うひゃーーーー

    って感じ。
    読み終わったその瞬間に
    頭がその小説の前のページを
    整理するのでいっぱいいっぱいになって

    うひゃーーーー

    ってなるw
    もう1度、落ち着いて読みなおしたくなる

    これは、ネタバレしたら終わりだから
    感想もうまく書けないけど。

    レビューでは結構みんな★少ないけど
    私は...続きを読む
  • 道具屋殺人事件 神田紅梅亭寄席物帳
    噺家が主人公で、彼の周囲で起きた事件と、彼自身の悩みとが並行して語られて、うまく解決していく。解決のヒントを与えるのは、今は隠居している、主人公の元師匠。病気のため、言葉が不自由になっているので、文字盤を使っての短いヒントのみから、主人公が解決策を見つけるのが面白いのだけど、どうしても、落語の落ちま...続きを読む
  • 高座のホームズみたび 昭和稲荷町らくご探偵
    昭和稲荷町らくご探偵シーズ3作目。
    座布団探偵・林家正蔵(後、彦六)の登場する場面は多くははないけれど、鮮やかの一言。

    3作の中では一番すんなり読めた。
    弟弟子が高座で酔客に殴打され、眼球に大変な怪我を負う。彼の為に一肌脱ごうと相談の帰り、主人公、佃家梅蔵の目の前で兄弟子が暴漢に襲われる。
    ここま...続きを読む
  • 高座のホームズみたび 昭和稲荷町らくご探偵
    作者の座布団探偵シリーズはみな面白いのです。今回も一気に読み切りました。長編ではあるのですが、読んでいる感覚は連作短編のよう。予想しない展開に読む手が速くなるのですが、読み終わってみると、「こういう結末を予想していた。いやいや、こういう結末を期待していたんだ」という、これもまた、収まるところに収めて...続きを読む
  • 高座のホームズみたび 昭和稲荷町らくご探偵
    なんだか切ない展開だった。
    落語家さんの世界でも、そりゃ、師匠と弟子、弟子と弟子で、合う合わないはあるよね。
    それで、簡単に、じゃ、あっちへ行きますができないのは、お互いに辛い。
    落語が天下一品でも、即ち人格者ではないし、先に昇進する者への複雑な思いもあるだろうし。
    それでも、正蔵ホームズの優しさ、...続きを読む
  • 六月六日生まれの天使
    うーん、読んでる間は過剰なセックス描写に少し辟易しながら、直前に読んだ本も記憶喪失ものだったなとうんざりしてたんだけど、ラスト周辺で明らかになるトリックがなかなか凝ってて感心させられた。パラパラと読み返してみて更になるほど。ただ、ストーリーとしては救いがないわな。トリックのための物語な感じが強くてそ...続きを読む
  • 高座の上の密室
    出版社の編集員から寄席《神楽坂倶楽部》の席亭(社長)代理として『出向』という形で働いている希美子。

    前作では寄席の習慣、業界用語に付いていくのに精いっぱい…というより振り回されていただけの希美子でしたが、今回は少しずつ慣れてきて『席亭代理』、略して『席代』と呼ばれることにも戸惑わなくなってきてま...続きを読む
  • ヘルたん ヘルパー探偵誕生
    意外に面白かった連作集。こう云う背景のミステリーは初めてで新鮮でした。淳君の成長が微笑ましい。泪橋で明日のジョーとか懐かしい(最近、やまPがやってたが)。映像化に向いてる話と感じました。
  • 高座の上の密室
    1冊目では主人公は振り回されてばかりでしたが、2冊目ではだいぶ地に足が着いた感じです。その分お話も落ち着いておもしろさも増して感じです。
    2編ともきれいにまとまっていますが、手妻の天翔斎は好きになれなかった。子供のことで必死になっているのはわかるけど、興行主である席亭(代理)からの電話にも出ない、メ...続きを読む
  • 六月六日生まれの天使
    愛川晶の『六月六日生まれの天使』を読んだ。
    時間的トリック作品は過去にも読んだことあるので、そんなに驚きはしかなったけど、記憶を無くした人が、どう思いどう感じて行くのかってところに面白味があった。
    時間と記憶をうまくミックスさせて謎を深めていく感じは良かったと思う。
  • 化身
    読んだ瞬間に作品の世界に引き込まれました。
    戸籍についてわかりやすく書かれていたので良かったです。
    途中坂崎先輩を疑ってしまいました。笑
    2014.4.19
  • 六月六日生まれの天使
    6月6日の表題にひかれて購読。
    結構面白かった。

    叙述ミスリードで、女性が二人いるのは割とすぐにわかったが、
    過去だと思っていた回想が実は未来だとは思わなかった。

    クリスマスイブが2回あるのと、女性が二人とも同じ名前で、
    同じ過去を持ち、同じ男性を好きになっているから、ややこしい。

    「イニシエ...続きを読む
  • 六月六日生まれの天使
    意外に評価が低いことにビックリ。個人的にはすごくおもしろかったです。
    こういうトリックって今でこそわりとありがちですけど、初めて読んだ時はびっくりした。
    そんでその謎を解くためのキーみたいなセンテンスは各所にきちんと散りばめられているんだけど、読んでて自分みたいな人間は「ん?」って一瞬なんか違和感覚...続きを読む
  • 六月六日生まれの天使
    ふと目覚めると、私は記憶を失っていた。
    同じベッドには、ゴムの仮面を破った全裸の男が眠っている…。
    ここはどこ?この男は誰?扉を開けると、意外にも外は雪。
    そして初老のサンタクロースが、私に手招きをしている!
    記憶喪失の女と謎の男の奇妙な同居生活、その果ての衝撃!
    傑作ミステリー長篇。
    ...続きを読む
  • 六月六日生まれの天使
    帯に読み終えたあと、必ずもう一回い読みたくなります。と書いてあったので購入。

    この本は、映画化できないたぐいの話で、本読みならではの楽しみがつまっている。

    ナナメ読みせず、真っ向から作者と対決するつもりで読んでいただきたい。

    もちろん再読します。
  • 霊名 イザヤ
    「ホラーミステリ」としてあったけれど、序盤の語り口は相当オカルティックで完全にホラーそのもの。「不思議の国のアリス」がモチーフになっている部分もあるのが、個人的にはすごく好み。カタリ派ってのも、こういうおどろおどろな雰囲気にぴったりマッチしてるし、こういう感じは好き。ただ、好き嫌いは相当別れそう。
    ...続きを読む