あらすじ
◆立川談春師匠、推薦!
――明治が、東京が、
生き生きと、有り有りと、描かれている。
この本は、ミステリーであり、時代小説であり、SFである。
読めばわかる。
江戸・明治期の大名人、三遊亭円朝が驚きの推理で謎を解く。
文明開化の空のもと、人情味あふれる江戸っ子たちが活躍する、
落語ミステリ3話。
目 次
明治の地獄とマイナイソース
牡丹灯籠異聞
即身仏
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Posted by ブクログ
円朝が名探偵?このエピソード、人物、どこまで事実なの?と読みながらいろいろ興味の尽きなくなる3篇。その興味がミステリとしてのキレ(捻り)に繋がっていて唸ってしまう。
落語に関するミステリではあるけど、背景の説明は丁寧で、落語にそこまで詳しくなくても楽しめると思う。
もちろん落語好きは必読。
大型の新刊書店ですらなかなか見当たらない。いい作品なのに、そこだけがちょっと哀しい。
これからも著者さんには落語ミステリを書いていただきたく、買いましょう。読みましょう。