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テレビやラジオで落語が親しまれ、大看板と呼ばれた一流の噺家たちが芸を競った昭和五十年代。その一人、八代目林家正蔵(のちの彦六)の住む稲荷町の長屋には、傷害事件から恋愛沙汰まで、さまざまな謎が持ち込まれ――。なつかしいあの頃の落語界を舞台に、探偵・正蔵が快刀乱麻を断つ! 洒脱な落語ミステリー。〈特別寄稿〉林家正雀
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Posted by ブクログ
落語の世界は全く分からなかったのですが、優しく誘ってもらえるような小説でした。 人の世には色々ある。 理不尽なことや不義理もあるけれど、義理も人情もあるんだよなぁと感じます。
実在の人物を探偵にしながら落語界隈をミステリしてるのはなかなか面白い。 3080冊 今年308冊目
馬八探偵を越える稲荷町の正蔵師匠です。てっ橋の話がこういう事につながるとは・・・相変わらず、はなしの構成が上手な愛川先生(11月に死んだは辛かったケド)
落語ミステリのシリーズ物を2パターン書いている愛川さんだが、それらには著者の創造の噺家や席亭を出していた。今作は(シリーズになるかは未知だけど)実在した噺家・八代目林家正蔵師匠が主人公。しかも探偵役という大胆な設定だった。 形としては安楽椅子探偵で、話を聞いただけで謎を解いてしまう。師匠の落語の場面...続きを読むも出てくるが細切れで、人物像が殆ど表されていないのが物足りなかった。落語の符丁の説明が巧くて軽快に読めたが、落語とミステリの融合という点では他のシリーズの方に軍配が上がるかな?
これまでのシリーズよりも、読後の爽やかさが少ないかなあ。展開も聊かもっさりした感じがしました。 爽やかさが少なく感じたのは、謎のせいかな。それから人間関係?稲荷町は鮮やかなお手並み、という感じで、そして奥様も大層良い感じなのですけど、そこに行くまでがどうももっさりしているように感じました。 もちろん...続きを読む、続編が出たら読みます。
落語ねたの新シリーズなので、楽しみに酔い始めた。 しかーし、実在の人物をそんなに登場させても大丈夫? 謎も、落語とは関りがあまりなかったしなー。 寿司屋の話は、そうだろうなーと思ったとおりでちょっとうれしい。 次は、既存のシリーズの新作をよろしくなのです
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高座のホームズ 昭和稲荷町らくご探偵
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愛川晶
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