東川篤哉のレビュー一覧

  • ここに死体を捨てないでください!

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    烏賊川市シリーズ5巻、一応これで最新の長編まで追い付きました。こっから短編なので、長編のボリュームを時間をかけてゆっくり読み進めました。
    前巻では、三視点で進む関係の見えない物語が最後につながる瞬間の興奮を味わった訳ですが、今作は二視点の絡みあう物語。勘違い、すれ違い、互いの牽制と読者をそわそわさせる展開に、毎度ながらやられてしまいました。推理に関してもなかなかのもの。規模の大きさに驚かされもしましたが、本格として良くできていると感じました。

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    2014年01月18日
  • 放課後はミステリーとともに

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    お気楽に読めるちょっとした謎が散りばめられた出来事達。
    きりがみね~~♪ の涼ちゃんの思い付きと、身体能力の凄さは必見

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    2013年12月15日
  • 中途半端な密室

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    東川篤哉作品二冊目であります。短編集でありますが、安楽椅子探偵の敏ちゃんシリーズがメインです
    推理としては「南の島の殺人」が良かったように思います。一方で建物消失のトリックに関しては納得いかない気持ちにもなったり。

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    2013年12月14日
  • 殺意は必ず三度ある

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    「仕方がないわね」結局、桜井さんが最終的な決定を下した。
    「土山君、監督はあなたがやりなさい。 小さい器でも孔の開いたバケツよりはマシでしょうから」
    「ええッ、本気かよー」と、小さい器が嘆いた。
    「なんだ、面白くねえ」と、孔の開いたバケツが呟いた。
    今回のトリックも まさかまさかな展開で回転していきます。
    地面をも覆す大どんでん返しで 
    探偵もまさかのあの人がっ!
    東川さんの書く主人公はいつも 
    客観的な視点で 
    おもしろさを余すところなく伝えています。

    2011

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    2013年11月26日
  • 放課後はミステリーとともに

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    日常の謎ミステリー系。
    殺人事件とか起きないので、簡単に読める。
    ただ、事件ってほどのことが起こるわけでもないから、
    ミステリー好きには物足りないかな。

    一応主人公の霧ヶ峰涼ってネーミングは
    なかなか良いのではないでしょうか(笑)

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    2013年11月18日
  • 放課後はミステリーとともに

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    鯉ヶ窪学園探偵部の副部長、霧ヶ峰涼は広島カープ大好きの自称右投げ本格派。
    ギャグまじりの本格ミステリのスタンスはあいかわらず。様々な事件をいろんなただ者じゃない人物たちが解決する。

    私はこの本格派が好きなのだ。

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    2013年11月03日
  • 放課後はミステリーとともに

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    軽いタッチで読みやすい。
    主人公の霧ヶ峰涼が、ほとんど事件を解決しないところが、面白い。
    続編もあるようなので楽しみ。

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    2013年10月14日
  • 中途半端な密室

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    東川さんが、プロ作家としてデビューする前に、
    一般公募型の推理小説集に投稿し、掲載された、
    5編の短編を収録した短編集ではありますが…、

    確かに、後に、「謎ディ」等に代表される、
    ユーモアミステリー作家の片鱗は感じましたが、
    やはり…、全体的に力量不足感は感じました…。

    それでも、表題作の「中途半端な密室」は、
    意味不明の中途半端な密室と殺人事件の真相を、
    意外などんでん返しで収束させており、
    なかなかに、面白かったです。

    本格的なデビュー前の作品集ですから、
    その辺りは大目に見て頂いて、読んでもらえば、
    ちょっとした暇つぶしには、十分だと思います。

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    2013年09月23日
  • 映画 謎解きはディナーのあとで

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    ドラマを見ていたので読んでみた。ドラマそのままで、執事とお嬢様のコミカルなやりとりが無難に面白い。暇つぶしに軽く読むにはもってこいの一冊。

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    2013年09月14日
  • 映画 謎解きはディナーのあとで

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    シンガポールいきの豪華客船でおきた殺人事件。お宝を狙う怪盗。誘拐。

    映画化されたがそれは観ていない。ドラマ感覚でさらりと読める。

    ラスト部分で、本編の執事像と影山の行動に違和感あり。

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    2013年09月13日
  • 中途半端な密室

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    著者の作家デビュー前に投稿していた作品を中心とした作品集。
    特徴としては、「安楽椅子探偵」「ユーモアミステリ」「意外と本格」という、現在に通じる印象を受けた。

    「中途半端な密室」
    見方によって事件の様相がガラッと変わってびっくり。
    「南の島の殺人」
    叙述トリック(というのだろうか;)が真相解明のきっかけになっているところが面白い。
    「竹と死体と」
    死体の発見された状況は不思議だけど、言われてみればなるほど。
    「十年の密室・十分の消失」
    消失の方は肩透かしだったかな。状況と消失トリックが明らかになるところはなるほどだったけど。
    密室のほうはなかなかのでき。
    「有馬記念の冒険」
    ちょっとしたイタ

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    2013年07月01日
  • 中途半端な密室

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    ユーモアミステリーという気楽な気持ちで読めば十分楽しめる。真剣に読めばツッコミどころは満載だが、これは作家の持ち味だと思っているのでそれはそれで楽しめた。

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    2013年06月21日
  • ここに死体を捨てないでください!

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    ネタバレ

    東川さんらしいコミカルなストーリーです。

    今回は、容疑者側からの視点ですすんでいきます。
    妹が故意にではなく、殺人を犯してしまった。その彼女を助けるために、死体を捨てるというお話。


    姉視点で進んでいくのですが、この姉が底抜けに明るく…いや能天気で。サクサク読めちゃいます。
    もちろん、烏賊川シリーズなので、あの名探偵も登場します。

    トリックとしては、自然を使った大規模なもの。
    私だったら、色々な偶然がないと気づかないかな~と思いつつ読み進めました。

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    2013年06月11日
  • 殺意は必ず三度ある

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    探偵部の3人が通う高校の野球部のグラウンドからベース4つが盗まれるという奇妙な事件から始まり、この野球部の監督が殺害されてしまいます。さらに野球がからんだ連続殺人へ。。。

    野球のこともっと知ってたら面白かったのかな?
    でも最後まで読んだーよー。

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    2013年06月10日
  • 殺意は必ず三度ある

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    相変わらず軽いノリで、、サクサク読めましたね。
    内容はあんまり残ってないけど、、(^_^;)
    「放課後はミステリーとともに」は結構面白かったんだけどな。
    部長が行き過ぎちゃてるな。

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    2013年06月04日
  • 殺意は必ず三度ある

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    高校生が主人公のライトミステリ。
    文章とトリックは良かった。
    語り手が探偵かワトスン役かと思ったらリアルに平凡な高校生で少し拍子抜け。
    会話はテンポがよくて読みやすかった。

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    2013年05月15日
  • 中途半端な密室

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    ネタバレ

    足跡に対する配慮がなあ。
    木の弾性、とでも言うのかあれのビヨーンは「学ばない~」でも使われた。
    その原型なのかな。

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    2013年04月11日
  • 殺意は必ず三度ある

    Posted by 読むコレ

    祝!「謎解きはディナーのあとで」2011年度本屋大賞受賞!
    以前からのファンは嬉しさよりも、まさかここまでブレイク
    するとは!?という驚きの方が大きいですよねw。そんな
    ブレイクしかけの最中にコソーリと再発されたこのノベルス。
    堂々とオビに便乗増刷!て書いてあるw。これぞ便乗の王道w。

    「学ばない探偵〜」の続編にあたる鯉ケ窪学園探偵部の3馬鹿さんが
    事件を掻き回すヤツですね。作者の好きな野球に思いっきり寄った
    作品ですが変なところが本格で...らしくてニヤり。この3馬鹿シリーズ
    は長編なのでミステリ的には事件は大袈裟になっていて、野球に
    見立てた連続殺人事件に発展します。

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    2013年03月19日
  • ここに死体を捨てないでください!

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    ネタバレ

    歌野晶午「長い家の殺人」以来久々にトリックを看破できた。
    横山三国志を読んだことがあると見破りやすいかも。
    トリックというより兵法に近いかも。

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    2013年03月16日
  • 密室の鍵貸します

    Posted by 読むコレ

    デビュー作にして烏賊川市シリーズの第一弾。
    全くデビューからスタイルは変わってないんですね。
    適度に散りばめたギャグと本格風ミステリの適度な
    ミックスを読みやすい味付けで仕上げてみました!的な
    ライトミステリの王道路線。

    他の作品でも思ったけど2時間ドラマの原作にはピッタリの
    お気楽な作品(いい意味でね)。

    デビュー作だけに様子見ながらギャグを小出しにしてる感じが好ましい
    ス。

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    2013年02月11日