わたなべぽんのレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
ネタバレ人見知りで友達がなかなかできない著者が、思い切って一人旅に挑戦し、人間関係のドアを開いていくコミックエッセイ。
共感できる話ばかりだった。
友人からの些細な一言を家に帰ってから何度も思い出してその度に自己嫌悪したり、こちらから意見を言いづらくていつしか対等な立場ではなくなったり。
考えすぎだとわかっていてもなかなかネガティブ思考から脱却できない。
そんな人たちの救いとなってくれるような1冊。
・友人関係には波があるから近づくこともあれば遠くなることもある。
それをいちいち気にする必要はない。
・行動に起こさないと人の輪は広がらない。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ私は作者ほど大変な家庭だった訳ではないが、重なるところも色々あって読んでて結構うるっときた。
私はインナーチャイルドという概念を知りつつも、今まで小さい頃の自分とがっつり向き合ったことはない。
昔と比べてだいぶ生きやすくなってはいるけれど、小さい頃の私は今も私なりのしんどさや傷を抱えて何かを訴えかけているのかもしれない。
振り返ってみて気づいたのだけど、私はこの本を読んだときに初めて小さい頃の自分を抱きしめるイメージを持つことができた。
今まではずっと抱きしめてくれる誰かを求めていたから。
抱きしめる側になるのも悪くない。
なんだかとても落ち着くし、何より他人を必要としないのがいい。
と -
Posted by ブクログ
コミックエッセイなので、1時間もかからずに読めました。
初っ端のプロローグの「ブラックライト事件」がホラー味があり、片づける前の部屋の状態が『カノジョは今日もかたづかない』(著:加納梨衣)の上を行っていて慄きましたわ…。
そしてそんな汚部屋に友人を招き入れた際に「にぎやかな部屋」と言われたことや、友人との旅行の際の荷物の量の違いを見て片づけをすることになるのですが、著書を読むたびに思うのはこの人の的確な分析力ですね。例えば、「棚は使わないものを入れておく場所じゃなくて使うものを入れておく場所」って真理ー!w それに、「増えていくものは自信がない自分の表れ」も分かりみが深い…w 確かに本を買うと -
Posted by ブクログ
人見知りあるあるに共感しまくりだった。と同時に、人と接する時、いつも自分ばかり人付き合い下手だなぁと思っていたけれど、意外と多くの人が同じように感じているのかも?と感じた1冊。
人見知りしない人になろうとするより、自分が楽しめる事をたくさんして、気後れせず誘える人になれたら良いなと思えた。
[覚えておきたい事]
☆友達は選んで良い。一緒にいて楽しい人と友達でいる。
☆人の気持ちを勝手に決めつけて、勝手に苦手意識を持ったり落ち込んだりしない。
☆沈黙を埋めるために自虐ネタや悩み事を利用して会話しない。
☆みんなに嫌われないように作り笑いをしたり、相手や自分に嘘をつかない。
☆苦手 -
Posted by ブクログ
2012年から約1年で30キロ痩せたぽんさん。
ぽんさんの赤裸々エピソード、たくさん笑いました!
ダイエットするつもりで読んだわけではないけど、十分楽しめた!
憧れる、こうなりたいなーって存在があることって、とても大事だと私も思う!
私は産後、仕事と育児に忙しくて一日中すっぴんで過ごすなんて当たり前になってた。
私は背が高いから、既製品の服はズボン丈足りないし、肩幅足りないし、スカートはやたらミニになるし、何着ても似合わないし、それなら楽なのが一番だ…って思ったりしてたんです。
その後、背が高くても輝いてる女性達を見る機会が増え、背が高い女性でもこういう服なら似合うし、つんつるてんに見えない