穂積のレビュー一覧
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良い映画を観た気分
日向の隣には必ず日陰があるように、幸せの近くには必ずひっそりと淋しさがあるものだと思います。その幸せも淋しさも自然に描かれていて、大人な作品だと感じました。
他にも穂積さんの作品があったら読んでみたいです! -
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天才の残酷さ
主人公の手塚鉄雄は小学校五年生の男の子。
海辺にある田舎町に住んでいる彼は幼いころからチェロを弾いている。
その実力は同じように幼いころからチェロを弾いていた兄の哲郎が自分の実力に限界を感じて弾く事をやめてしまったくらいのレベルだった。
しかし普段から練習づくしでケガをしてはいけないという理由から友達と遊ぶにも制限がある上に、こんな田舎町で自分と同じようにチェロを練習している人はおらずさみしさを感じていた。
しかし孤独のなかでも練習を欠かさず東京で行われているコンクールで優勝するなど未来のチェリストとしての準備をしている。
そんななか近くの海で発生した大規模な海難事故でたった一人の生 -
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これも・・・
休載中ですか。
やっと大きく動き出して、次は6巻だ!と思ってたのに。
青のオーケストラも再開したばかり・・・。
面白い、クラシック漫画は数が少ないので、頑張って欲しい。
待ってます。 -
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あまり話に深みがない
1巻まで読みました。
消えたものが見つかる宿。色々な人が様々な理由でこの宿を訪れますが、何かどの話も、あっという間に探し物が見つかりそれぞれに解決します。
各話とも、最初から読み進めれば、なんとなく結末が見え、読者があっと驚くような話の流れや、探し物を見つけた客のその後についての描写がありません。なんとなく話に深みが感じられません。
でも、1巻最後の「客人6」の話はよかったです。また、「女将さん」の過去が少しだけ見えました。あとは客を連れてくる「マツウラ」とこの宿・女将は、どういう関係なのか疑問が残ります。 -
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震える
私は映画『アマデウス』のような作品が好きです。鉄雄と郁未の関係がサリエリとモーツァルトのようで、何とも複雑な気持ちになります。
大抵の人間は天才ではありません。鉄雄の心情に共感を覚えます。才能は欲しても手に入れることはできない。嫉妬と羨望。ぐちゃぐちゃになった感情を想像すると心が痛みます。 -
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鉄雄と郁実の再開ですね。鉄雄の留学の経緯を知っていても、離れていてもお互いがお互いを忘れなかっただろうし、なにかしらの執着もあるんだろうなと思いました。複雑ですね。鉄雄がチェロでどうしたいのかは、漠然とした目標はあるみたいですね。郁実はチェロでどうなっていきたいのだろうか、、、。
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Posted by ブクログ
ネタバレさがしものが見つかる宿第2弾。前回は客人ベースだったのに対して、今回は宿で働く者たちのさがしものがメインになってた印象。やっぱり未練を残して死んだ人間が集まる宿だったわけだけど、1巻の最初の指輪ん失くしたサラリーマンや、ぬいぐるみの猫を探してた少年も実は亡くなってたってことなのかな。従業員のうせもの探しと共に徐々にわかってくる女将さんとマツウラの関係、女将さんの記憶。まだわからないのは番頭さんのこと。ニヤッと笑う番頭さんがなんか怖い。次巻が完結巻らしいけど、女将さんの記憶、マツウラとの関係、番頭さんの秘密それぞれわかるんだろうけど、どんな結末になるのかイマイチ想像しきれなくて楽しみ。
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急展開
三巻で一気に物語が進みますが、丁度良い流れ&長さなのかなぁと思いました。
初めて作者さんの作品を読ませて頂きましたが、よむほどに絵の虜になってきました。