穂積のレビュー一覧

  • 式の前日 1

    購入済み

    良い映画を観た気分

    日向の隣には必ず日陰があるように、幸せの近くには必ずひっそりと淋しさがあるものだと思います。その幸せも淋しさも自然に描かれていて、大人な作品だと感じました。
    他にも穂積さんの作品があったら読んでみたいです!

    5
    2013年11月14日
  • 式の前日 1

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    評判が良かったので買ってみました。もう、この時点で、ハードルは上がっていたわけですが、見事乗り越えたなぁーという感じ。
    どの作品もラスト付近で、ちょっとしたひねりが加えられているところに、ぐっときました。

    表題作(+巻末おまけ)と、2作品目が特に気に入りました。
    2作品目の「あずさ2号で再会」が、泣けた。久しぶりに漫画を読んで、号泣しました。ただ悲しいのではなくて、父と子のやりとりが愛おしくて、温かくて、「来年も会えますように。」と願わずにはいられない話で、良かったです。

    0
    2019年07月12日
  • 式の前日 1

    Posted by ブクログ

    パラパラと、セピアの詩を綴るかのような、短編集。
    おだやかに「ふたり」の物語が展開していきます。

    で、題名にもなっている「式の前日」。。
    いや、やられました、「そうきたか」、と。

    家族っていいなと、うん。

    0
    2025年11月11日
  • 僕のジョバンニ 4

    ネタバレ 購入済み

    いくみはあの後比較的早くに家を出たんですね。人生を授けるとまで言った友人が海外に行ってしまった後の彼の感情は想像できません。

    0
    2024年05月03日
  • さよならソルシエ 1

    無料版購入済み

    中世のパリの画商と画家の物語

    絵画がテーマになっているだけあって、作画力がとても高い。
    当時の芸術の権威に抗う人たちのヒューマンドラマですね。

    #タメになる #深い

    0
    2024年01月06日
  • 式の前日 1

    Posted by ブクログ

    おもしろかった。
    どれもだいぶ短いお話でうまくまとまってるなあと思ったけど、
    もう少し続きが読みたいなと思う話もいくつかあった。

    0
    2022年08月03日
  • 僕のジョバンニ 1

    ネタバレ 無料版購入済み

    天才の残酷さ

    主人公の手塚鉄雄は小学校五年生の男の子。
    海辺にある田舎町に住んでいる彼は幼いころからチェロを弾いている。
    その実力は同じように幼いころからチェロを弾いていた兄の哲郎が自分の実力に限界を感じて弾く事をやめてしまったくらいのレベルだった。
    しかし普段から練習づくしでケガをしてはいけないという理由から友達と遊ぶにも制限がある上に、こんな田舎町で自分と同じようにチェロを練習している人はおらずさみしさを感じていた。
    しかし孤独のなかでも練習を欠かさず東京で行われているコンクールで優勝するなど未来のチェリストとしての準備をしている。
    そんななか近くの海で発生した大規模な海難事故でたった一人の生

    0
    2022年02月01日
  • 僕のジョバンニ 5

    購入済み

    これも・・・

    休載中ですか。
    やっと大きく動き出して、次は6巻だ!と思ってたのに。
    青のオーケストラも再開したばかり・・・。
    面白い、クラシック漫画は数が少ないので、頑張って欲しい。
    待ってます。

    0
    2021年12月26日
  • うせもの宿 1

    ネタバレ 無料版購入済み

    あまり話に深みがない

    1巻まで読みました。

    消えたものが見つかる宿。色々な人が様々な理由でこの宿を訪れますが、何かどの話も、あっという間に探し物が見つかりそれぞれに解決します。

    各話とも、最初から読み進めれば、なんとなく結末が見え、読者があっと驚くような話の流れや、探し物を見つけた客のその後についての描写がありません。なんとなく話に深みが感じられません。

    でも、1巻最後の「客人6」の話はよかったです。また、「女将さん」の過去が少しだけ見えました。あとは客を連れてくる「マツウラ」とこの宿・女将は、どういう関係なのか疑問が残ります。

    0
    2021年08月01日
  • 僕のジョバンニ 1

    無料版購入済み

    震える

    私は映画『アマデウス』のような作品が好きです。鉄雄と郁未の関係がサリエリとモーツァルトのようで、何とも複雑な気持ちになります。
    大抵の人間は天才ではありません。鉄雄の心情に共感を覚えます。才能は欲しても手に入れることはできない。嫉妬と羨望。ぐちゃぐちゃになった感情を想像すると心が痛みます。

    0
    2021年07月01日
  • さよならソルシエ 2

    Posted by ブクログ

    どちらが本来の、画家・ゴッホの人生だったのかは私はわからないけれど、どっちにしろ「炎の画家」の気質はしっかり持っていた人物なのだろうと思う。
    才能がある人間のその才能を目の当たりにした時の絶望とか哀しみとか嫉妬とか、弟のその葛藤を昇華させるほどの才能だったのだろうな、兄の才能。
    そして兄が憧れた弟の才能もまた、優れたものだったのだろう。

    たまたま広告で見かけて買ってみた作品だけど、面白かった。

    ラストがちょっとありきたりだったので(事実なのだろうからしかたないけど)★4つ

    0
    2021年05月22日
  • 僕のジョバンニ 3

    購入済み

    鉄雄と郁実の再開ですね。鉄雄の留学の経緯を知っていても、離れていてもお互いがお互いを忘れなかっただろうし、なにかしらの執着もあるんだろうなと思いました。複雑ですね。鉄雄がチェロでどうしたいのかは、漠然とした目標はあるみたいですね。郁実はチェロでどうなっていきたいのだろうか、、、。

    0
    2020年11月10日
  • 僕のジョバンニ 5

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    優しく穏やかに進む巻。
    皆川優。
    良いキャラ来たな。
    もっと濃く絡んで来て欲しい。
    ラストなんだけど、たかだか芸能事務所ごときが、
    天才を自由に操れると思うなよって展開になって欲しいな。
    だって郁未が欲しいのは、地位や名誉や金じゃないから。
    あと縁ちゃん、好き。

    0
    2019年09月15日
  • うせもの宿 3

    Posted by ブクログ

    穂積さんのストーリーテリングには毎回引きこまれます。
    3巻目にしてようやく語られる女将さんと松浦さんの物語。
    ここにたどり着くためにオムニバス的な1巻があったのだなぁと思い、
    3巻を読んで、すごく丁寧に組み立てられてきた物語だと感じました。
    もう次回作が楽しみです。

    0
    2019年05月31日
  • 僕のジョバンニ 4

    Posted by ブクログ

    苦闘から、仲間を得て伸びやかさを身につけつつある鉄雄。
    ライブのシーンでは、彼の表情や感慨はもちろん、
    観客の反応や店主さんのことばまで、
    いろんな要素が熱くて、また涙しそうになりました。
    絵の、物語の流れに巻き込まれる感じ。
    「ああ、穂積さんだな…」と思いました。
    一方、時代の寵児でありながら、孤独感を募らせる郁未。
    彼に救いは訪れるのか…哲郎兄ちゃんの活躍が見ものです。
    そして遅れてやってきたもうひとり…彼は一体!?
    ああもう、早く続きが読みたいです。
    それにしても、いいキャラクターだなぁ縁ちゃん。

    0
    2019年04月02日
  • 僕のジョバンニ 4

    Posted by ブクログ

    辛いこのお話で、割と明るい巻だった。

    「それを辞めないと、あなたは死んでた」は刺さる言葉だなぁ。

    このお話が少し長めに、今後も丁寧に語られますように。

    0
    2019年01月13日
  • うせもの宿 2

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    さがしものが見つかる宿第2弾。前回は客人ベースだったのに対して、今回は宿で働く者たちのさがしものがメインになってた印象。やっぱり未練を残して死んだ人間が集まる宿だったわけだけど、1巻の最初の指輪ん失くしたサラリーマンや、ぬいぐるみの猫を探してた少年も実は亡くなってたってことなのかな。従業員のうせもの探しと共に徐々にわかってくる女将さんとマツウラの関係、女将さんの記憶。まだわからないのは番頭さんのこと。ニヤッと笑う番頭さんがなんか怖い。次巻が完結巻らしいけど、女将さんの記憶、マツウラとの関係、番頭さんの秘密それぞれわかるんだろうけど、どんな結末になるのかイマイチ想像しきれなくて楽しみ。

    0
    2018年08月25日
  • うせもの宿 1

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    無料アプリ。失くしたものが必ず見つかる宿、うせもの宿。子供の女将は私にはオバさんに見えた。一話完結だから読みやすい。仕事ばかりで妻への思いを忘れてしまったサラリーマン、ねこを探す少年。登山好きなお父さんの話はなんかゾクッとしたな。高校教師と生徒。最後のシングルマザーと息子のやつはやばかった。ちょっとウルっときた。うせもの宿は死んだ人とか生きてる人とか関係ないのかな。マツウラと女将さんの関係が気になる。番頭さんも気になるところ。絵は好みじゃないけどキレイ。

    0
    2018年08月23日
  • うせもの宿 3

    購入済み

    急展開

    三巻で一気に物語が進みますが、丁度良い流れ&長さなのかなぁと思いました。
    初めて作者さんの作品を読ませて頂きましたが、よむほどに絵の虜になってきました。

    0
    2018年06月28日
  • 僕のジョバンニ 1

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    積読消費。
    相変わらず闇が深い……。
    主人公がチェロの天才、、、かと思いきや、それ以上の天才現る。

    けど、郁未の才能はなんかちょっと危険な感じがしますね。
    アメリカ人?の私生児だってことだけど、この先彼の出生の秘密がその才能に関連してくるのだろうか。

    0
    2018年06月02日