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Posted by ブクログ 2014年11月20日
19世紀末のパリ。
画壇界を席巻するパリ一の画商
グーピル商会のテオドルス・ファン・ゴッホ。
街に生きる普通の人々や
労働者たちのありのままの姿を描きたいと願うテオドルスの兄で、
のちの天才画家フィンセント・ファン・ゴッホ。
この漫画はそんな二人のゴッホの絆や確執を描いた
伝記ロマンです。
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ずっと書店でみて表紙で面白そうだなと思ってたけど、なかなか手に出せなかったものでした。
でも、読んでみて2人のゴッホ の物語が何処からが本当か何処からが作り物かわからなくなるようなゴッホの絵が見てみたくなるような素敵な作品でした。
Posted by ブクログ 2017年06月13日
これは良かったな~。2巻完結っていう潔さも素敵。長く続けようと思えば続けられたと思うけど、作者的に一番描きたかったのが、きっと2巻の後半、ゴッホの人生はでっち上げられたもの、っていう設定だったんでしょうね。個人的には正直、ゴッホの絵によって救われる人たちを描いた、1巻の展開の方が好きだったんですが。...続きを読む
Posted by ブクログ 2014年05月18日
創作の醍醐味か。
歴史小説をはじめとして、実在の人物をモデルに創作することはよくある。しかし、通常はそれが創作だと分からないように、あたかも本当であったかのように描く。読者はすっと受け入れるのが通例だ。
この作品の漫画史を画する部分は、確信犯的に、読者にそうと分かるように、創作したことだ。正直す...続きを読む
Posted by ブクログ 2014年05月01日
死んでから有名になった画家。と有名な絵くらいしか知識ないまま読みました。
当然、昔の人だから生い立ちはいろんな仮説があって、おもしろい。これ読んでつい調べてしまいました。
確かに絵だとかアートで評価されることの難しさを感じました。ただうまくだけでは注目されない。後半の生い立ちの捏造の件は引き込ま...続きを読む
Posted by ブクログ 2014年04月09日
テオとフィオの兄弟の絆のお話。
途中でゴッホのお話だって気付いたけど、ゴッホは亡くなってから有名になった事と自画像くらいしか知らなかったので先入観なしに読めた。
一巻では、一見完璧な男テオの、兄の才能に嫉妬してる様が垣間見れたあたりで切なくなってしまった。
二巻ではそんな2人の兄弟の絆に涙。
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Posted by ブクログ 2021年05月22日
どちらが本来の、画家・ゴッホの人生だったのかは私はわからないけれど、どっちにしろ「炎の画家」の気質はしっかり持っていた人物なのだろうと思う。
才能がある人間のその才能を目の当たりにした時の絶望とか哀しみとか嫉妬とか、弟のその葛藤を昇華させるほどの才能だったのだろうな、兄の才能。
そして兄が憧れた弟の...続きを読む
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