【感想・ネタバレ】さよならソルシエ 1のレビュー

あらすじ

19世紀末、パリ。のちの天才画家ゴッホを兄に持つ、天才画商テオドルスの、知られざる奇跡の軌跡。生前、1枚しか売れなかったゴッホが、なぜ現代では炎の画家として世界的に有名になったのか…。その陰には実の弟・テオの奇抜な策略と野望があった!兄弟の絆、確執、そして宿命の伝記!

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Posted by ブクログ

舞台番のさよならソルシエを観に行くため、予習と思って読み始めたのだけれど…なんだかすごくドキドキした…!コミックが元ではあるけれど、私は逆に良知真次さんのビジュアルが先にあるので、テオの孤独なヒールというか、なんかもうキャラクターそのものに良知さんをイメージしてしまって、素直にすごくハマった。

1
2017年03月05日

無料版購入済み

兄弟で芸術が出来上がる。

芸術家の弟のストーリーって、珍しい。しかも、生前は売れない画家だった、ゴッホの弟。

ゴッホ思いの弟。
ゴッホの絵を売れるようにする為の、動き方がカッコいい。

#カッコいい #タメになる #スカッとする

0
2023年12月30日

Posted by ブクログ

「式の前日」からずっかりファンになった穂積さんの作品。
絵がとにかく好き。
そして、ゴッホの死についてこんなに謎があるなんて知らなかった。
登場人物たちが生き生きしていて魅力的だった。
2冊で終わってしまったのがもったいない。
もっと読んでいなかった。

0
2023年11月07日

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ゴッホのイメージ、弟のテオのイメージを覆す!
天才的で反骨精神溢れるテオ、
絵の申し子のフィンセント。
パリで再会したした二人を取り巻くのは、
旧体制の美術関係者と新しい美の担い手たち。
怜悧でまさに魔術師のようなテオには、
新しい美の時代が見えていた。
「ゴッホからの手紙」を読んだ身には
驚愕のストーリーでした。

0
2017年10月17日

Posted by ブクログ

ひまわりの絵で有名なゴッホの弟、テオドロスが主人公の話。
まだ無名の兄の絵の素晴らしさを信じて守っていこうとする弟という感じ。

天才が身近にいるからこその絶望と悲哀。
それを抱えながら世間に新しい芸術とともに公表しようと奮闘する姿がかっこよかったです。

何にでも新しいものに抗おうとする頭の硬い人はいるんですね。

まだ二巻を読んでいないのでなんとも言えないけれどどういうオチにするんだろう。

0
2017年01月09日

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短編集、「式の前日」で話題になっさ作者の、これまた話題になった作品。(このマンガがすごい!2014オンナ編1位)最初はどんなもんかな、くらいだったのに、読み終わるころにはもうぐいぐい引き込まれてしまっていた。

「炎の画家」と呼ばれ、晩年は狂気に狂ったっいうヴィンセント・ヴァン・ゴッホ。その弟であり画商のテオドルスを主人公にした創作ストーリー。2人が仲の良い兄弟で、弟は画壇に内側から嘲笑うように切り込み、飄々としているように見えて実は努力家で、兄の才能に嫉妬しつつも、兄の才能を開花させ、その絵を世に広めるために兄の人生を凡庸なものから劇的なものに創り上げた…私達の知るゴッホ像は弟が兄のために創り上げたものだという発想が面白い!
とても引き込まれた。

0
2015年01月24日

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オチが鮮やかで、読んでいて気持ちいいです。ゴッホは可愛くて、テオはかっこいいです。オチがびっくりしました。

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2014年12月23日

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2巻読み終わった。いろいろ賛否両論あるけれど、普通に楽しめた。面白かった。出来は良かったと思う。
ただしフィクションとしてなら。

声高らかにゴッホの伝記漫画ということで手に取ったら、ちょっと違う。ってなると思うけど、そういうのは抜きにしてなら私はおすすめ。

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2014年11月13日

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ネタバレ

申し訳ない、中古で購入。
以前から気になっていたのですが、全2巻という手に取りやすい冊数と、BBCでベネディクトがフィンセントを演じたゴッホのドキュメンタリーを見たきっかけで購入。
前半は全く解釈の違う…というか設定だけ借りたゴッホ兄弟物語なのかな?と思って読んでいたのですが、後半の怒涛の展開が…!
ゴッホ兄弟の人生を事細かに観た直後だったからこそ鳥肌が立ちました。へたなミステリーを読むよりずっと凄いカタルシスを感じられるとは嬉しい誤算でした。
途中の展開でも、テオが唯一ぐちゃぐちゃにした兄の絵が、史実でフィンセントが一時期同棲していた娼婦を描いた有名な絵であることにぞくりとしたり…。
また、この漫画の中で描かれたフィンセントとテオは、今の我々が知るイメージとは全く違うものなのに、どこか根っこで重なり合うフレーズが何度か出てくることにも心が震わされました。非常に魅力的なゴッホ兄弟で、もし最後の展開が無くてもそれはそれで魅力的な話に思えただろうとも感じます。
勿論、この完成度以上のものは無いですが。
読んで本当に良かった。中古で買ったのをちょっと悔やんでます。

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2014年09月02日

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第二巻で急失速してしまったガッカリ作品なのですが、第一巻でのワクワクはやっぱり消えない。創作が世界を動かしてゆく、世間に作品を解き放ってゆく、そんなドキドキが詰まったエピソードが素晴らしい。最後までキラキラしたテオが読みたかった。第二巻の大仕掛けも、第一巻の輝きから比べれば、ぜんぜん大したことが無い。うー、ざんねん。でもこの一巻は星5つです。

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2014年06月18日

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華麗すぎるスマート画商テオ、かっこよすぎ。貴族たちのものである絵画を民衆にも広めようとしているのかな? どのようにして一風巻き起こすのか期待。あとテオの兄が気になる。彼の手から描かれる世界が純粋でとてもきれいで好きだなあ。

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2014年06月07日

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ネタバレ

1・2巻
「このマンガがすごい!」2014年オンナ編1位を受賞した作品ということで読んでみました。
とっても面白かった☆
ゴッホを題材としたマンガでとてもストーリーが良く出来ています。

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2014年05月28日

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絵が好きで気になってた。
2巻で終わるのに、1冊が薄い。
薄くはないんやけど、こんな普通の分厚さ。
そして・・・1巻だけじゃ全然わかんない。

で、やっぱり絵が好きなので2巻も手に入れるぞ。

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2014年05月26日

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粗いけど、「震えた」ということは何かある。この震えを解明しよう。切ない、ということは、大きな要素かもしれない。みな特別ななにかになりたくて、なれない。その切なさを描いたからか。社会的に小さいものが認められることもあるだろう。

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2014年05月18日

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ある人に薦められるまま手にしてみた。
自画像やひまわり等の作品や炎の画家としてイメージとは全く異なるストーリーが面白い。

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2014年01月31日

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全2巻読みました。
画家フィンセント・ファン・ゴッホの弟テオを主人公にした、兄弟の物語です。
しかしながら、あまりに大胆なストーリーにびっくりよ。
こんなの少女漫画カテゴリーに入れないでよ。

ゴッホのイメージとまるで違う。
いやいやむしろこっちのほうが魅力的で、テオドルスがやたらかっこいいではないか。

この人「式の前日」もよかったけど、こんなの書くんだー。
次も楽しみになりますな。

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2018年01月02日

無料版購入済み

中世のパリの画商と画家の物語

絵画がテーマになっているだけあって、作画力がとても高い。
当時の芸術の権威に抗う人たちのヒューマンドラマですね。

#深い #タメになる

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2024年01月06日

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電子書籍で巡り合ったものの、試し読みページとレビュー内容を読んで、これは書籍で買わねばと決意した作品。
1巻時点では、聡明で世渡り上手な敏腕画商という「テオ」のハイスペックさと、そのテオが「兄さん」に対し抱く思いの強さ(その思いの種類は、まだ分からない)が際立つかな。
残り半分で、どのように話を纏めていくのか楽しみだ。
また、個人的にこの作者の絵がとても好みで、ページをめくる度にウキウキさせられた。
中でも、フィンセントと老婦人のやりとりがとても印象深い。揺さぶられ、まるで景色の滲んでいくような躍動感。
絵もさることながら、表情の描写や演出も魅力的だ。この方の他の漫画も読んでみたい。

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2016年07月13日

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ゴッホと、それを支えた弟の話。
弟の兄ちゃん大好きは病的なくらいなんだけど、その才能に惚れ込んで、信じて疑わず、兄を世に出すために奔走した弟がかっこよかった。

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2016年02月13日

Posted by ブクログ

ゴッホの弟を主役にしたマンガ。
ゴッホの人生を違う角度で見せてくれた。
ゴッホ好きな私としては大満足の終わりでした♪

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2015年08月24日

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すっきりした巻数で終わってよかった。
最後ちょっと駆け足な印象だけど、その辺は連載漫画の難しさかなと。
懐かしくて切ないお話の素敵な短編漫画を描かれる作家さんなので、次回作も楽しみです。

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2014年12月26日

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さよならソルシエ一巻です。一巻というよりは「前編」と言った方がしっくりきます。
最近は長編マンガが多いので、二巻完結でなおかつ完成度の高いこのマンガに出会えて嬉しいです。

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2014年06月26日

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『毎日をただ生きて
生きて生きて 精一杯生き抜いて
死んで行く人を僕は惨めとは思わない。
立派な人生だ』

辛いこと悲しいことも人生の一部で、だから全てが美しいと考えていたゴッホ。
彼の絵を見る目がこれから変わりそう。

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2014年06月14日

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読み進めているうちに、ゴッホ兄弟の話だと気づき、そこからおお!と面白くなった (前知識がなかったので)

ゴッホに関する一般知識は、亡くなってから評価された人・ヒマワリの絵画、ぐらいだと思われるので、そこを補完するフィクションを描くということが面白かった。

タイトルとイラストという完全にジャケット読みをしたら、式の前日の穂積さんだと読み終わって気づく。
この作家さん本当に好きです。

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2014年03月21日

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ネタバレ

世界的有名画家の生涯とその背景を知るきっかけになった。兄弟愛が美しいとかそういう部分もあるが、互いの足りない才能を、どこかで羨ましく思いつつも尊敬しあう姿勢は人間味を感じ、親近感を覚えた。

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2014年03月15日

ネタバレ

フィクションなら

ゴッホ兄弟ということでなければ★5ですが、ゴッホ兄弟の伝記とすれば★1つです。それくらい史実からかけ離れています。どうせなら架空の画家としてくれれば面白かったのに残念です。
ですがフィクションとしての読み物としては★5ですね。テオがかっこいいです。
2巻完結らしいですが、どうも打ち切りのような終わり方だったよう。評判も高く人気もあったのに打ち切りって、やっぱり美術界からの色々があったのかと勘ぐりたくなりました。アカデミーの扱いがひどすぎです。
そのあたりも含め、やはりフィクション扱いにすべきだったと思います。

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2013年12月21日

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〔Ⅰ〕恋だよ〔Ⅱ〕ゴッホの弟テオドロスを描く。〔Ⅲ〕テオと言えば、まったく売れないのにやりたいことがいっぱいあって気分の赴くまま湯水のごとく金を使う兄ゴッホをひたすら甘やかし尽くして報われなかった弟というイメージやったけど、ここで描かれるテオはかなり違う。一部の高尚な人々から絵画を解放し革新を信じている、これもまた天才。この巻だけではまだ評価できないけどおもしろくなりそうな予感はあります。

■簡単な単語集

【アンデパンダン展】若手を集めた。ロートレックやゴッホも出展。《お前達の絵は街の人々にこそ見せるべきだ》第一巻
【アンリ・ド・トゥールーズ・ロートレック】画家。二十二歳。
【イーサン画廊】新しくオープンした画廊。保守的。
【画家】《絵を描くしか 生きている意味がないからだ》第一巻
【グービル商会】画商。お高い店。
【サリス】シャノワールのマダム。
【ジェローム】お偉い画家。保守的。テオドロスと敵対する。
【シャノワール】モンマルトルの酒場。若い芸術家たちが集まる。
【ソルシエ】魔法使いの意。
【テオドロス・ファン・ゴッホ】主人公。天才と言われる画商。グービルの支店長。フィンセントの弟。《いつの世も 体制は内側から壊すほうが 面白い》第一巻。《本物の夜明けを見せてやる》第一巻
【フィンセント・ファン・ゴッホ】画家。テオドロスの兄。
【ボドリアール】高名な美術評論家。保守的。

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2025年03月30日

Posted by ブクログ

ネタバレ

そー言えば、家にこれあったなーと思って改めて読んだ。

フィンセント・ファン・ゴッホの弟、テオが主人公の話。
絵画に詳しくない私的には、難しいなぁと思いつつ、
最後の一コマに、ヤラれたー!

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2022年02月15日

Posted by ブクログ

芸術にはうとい私でも知るいわゆるゴッホなイメージからはかけ離れたゴッホくん。
このあとどう進んでいくのか楽しみです

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2021年05月22日

Posted by ブクログ

高慢なアカデミーに虎視眈々と反旗の旗を水面下で翻している策士家の画商テオ…史実、ってこうだったかな…映画で見たテオは一歩引いて構える誠実で真面目な人格者と言う感じだったが。表紙だけ見るとまるでBL。

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2014年10月03日

Posted by ブクログ

面白かったのだけれど、なるほどねーで終わってしまう。
私の中の最高の漫画は”何度も読みたい、手元にずっと置いておきたい”と思えるものなので、面白かったしなるほどなーとは思ったけれど、それで終わってしまったのでそれ以上言えることもない。面白くなかったわけでは決してないのだけれど。

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2014年05月04日

Posted by ブクログ

ヴィンセント・ファン・ゴッホの実在する弟であり、画商として兄を経済的にも、理解者として精神的にも支えたテオドルス・ファン・ゴッホを主人公にしたストーリー。

そもそもこの事実自体知らなかったので、驚くと同時に、「体制は内側から壊すほうが面白い」というテオの台詞、カッコイイですね。クライマックスは2巻へ続く。

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2014年02月02日

Posted by ブクログ

当時の美術界の雰囲気がよくわかる。冷静でありつつ絵画の新しい可能性に恋い焦がれるテオだが、謎めいている部分もあって、次巻が気になる。

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2014年01月31日

無料版購入済み

天才の

天才画家ゴッホと画商の弟の物語。
天才の影にこういう存在ありっていうのはまあありがちかなー。
しかし思ったほどドラマチックでもなんでもなく、キャラも弱いなと思いました。

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2022年02月01日

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