穂積のレビュー一覧

  • 式の前日 1

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    読後、はっと気づかされると同時に心を揺さぶられるストーリーの続く短編集。

    その連続の中で、私たちが思い込んでいる当たり前と、すこし違う視点で描かれる世界のつながりに気づく。

    式の前日に「大切な人」と過ごすことは、私たちにとって当たり前のようで、じつはその形はいろいろあるのかもしれない。それは、意外なものかもしれないけれど、短い物語のなかに詰め込まれた短いやりとりと、そこから想像される背景に妙に納得させられる。

    そんな視点を的確な描写で与えてくれる素晴らしい漫画。

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    2015年09月10日
  • さよならソルシエ 1

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    ゴッホの弟を主役にしたマンガ。
    ゴッホの人生を違う角度で見せてくれた。
    ゴッホ好きな私としては大満足の終わりでした♪

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    2015年08月24日
  • うせもの宿 2

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    期待し過ぎたー。
    といいつつ、次巻にも期待!!笑

    この人の漫画、毎回泣いてしまう。
    かと言って泣かせにきてる、訳でもなく。
    何度でも読みたくなる。

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    2015年09月12日
  • うせもの宿 2

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    ネタバレ

    玉箒 うれいを払う箒ってことで、酒の異名らしい。
    知らなかった。
    言葉遣いが、この世界観にあっているようで、そこまで入り込めないような。
    次巻で終わるときいて、また読み方かわるかなあと。

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    2015年08月21日
  • うせもの宿 2

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    2巻から物語の展開スピードが加速度的にUP!
    1巻では宿の客がメインだったが、こちらでは従業員が中心になり、女将、番頭、マツウラ以外のキャラクターのエピソードを通じて、3人の秘密も徐々に明らかに。
    次回完結巻!どうまとめるのか。

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    2015年07月30日
  • うせもの宿 1

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    表紙にひかれて購入。
    少しずつ宿の秘密がわかっていく感じがよかった。
    話は苦しいものが多いのだけれど、好きなんだよなあ。

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    2015年07月12日
  • 式の前日 1

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    短編なので手軽に読めた。
    ショートショートのように結末で驚かされるような話がちらほらあったが、そこがまたツボだった。

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    2015年07月04日
  • 式の前日 1

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    表紙からもっと違うタイプの話かと勝手に思ってましたが、想像とは違ってもお話は面白かったです。
    表題作の「式の前日」は、読み始めてすぐ違和感があったので何となくオチは想像できました。
    “泣ける”読み切り短編集ーと裏表紙にありましたが、個人的にはじんわりくるぐらいで泣けませんでしたね。
    死にネタで泣けると謳うのは基本的に好きではないからかもしれません。
    「夢見るかかし」「それから」の2本が気に入りました。

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    2015年06月19日
  • うせもの宿 2

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    ネタバレ

    次回はもう最終巻。さみしい。女将さんとマツウラの話になるから仕方ないよね。記憶って何だろう。その人を形造るもの?拠り所?記憶という名の執着?心をかき乱し向き合わせるもの?つらいからと蓋をしていても、強い覚悟で記憶をなくしても空虚。着地点はどこになるのだろう。番頭さんは超越しすぎている。謎。

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    2015年06月11日
  • うせもの宿 2

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    ネタバレ

    なんで穂積さんの本はこんなに優しくて切ないのだろう?読み終わった後にぼーっと考える時間が必要になる。好きだから続いてほしい。でも終わっちゃうんだよな。寂しいな。

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    2015年05月24日
  • 式の前日 1

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    SNSで知り合った方から頂いた布教本。まだ途中までしか読んでませんが、この方凄い。心がほわほわと温まります。今風の絵柄ではありませんが、そこがもっとよい。式の前日ってこんな感じなのかなあw 

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    2015年03月10日
  • うせもの宿 1

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    ネタバレ

    なんていい本なんだろう。読むと温かい気持ちになれます。穂積さんの本って温かいですよね。出会えてよかったなぁ。

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    2015年02月22日
  • うせもの宿 1

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    ありがちなオチではあるけど、それは期待し過ぎなのかも?
    時折どきっとします。
    画も綺麗で情緒があります。
    気になるよね。

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    2015年02月05日
  • さよならソルシエ 1

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    すっきりした巻数で終わってよかった。
    最後ちょっと駆け足な印象だけど、その辺は連載漫画の難しさかなと。
    懐かしくて切ないお話の素敵な短編漫画を描かれる作家さんなので、次回作も楽しみです。

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    2014年12月26日
  • うせもの宿 1

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    2014.12.12

    なくし物が見つかる宿

    ホロリとします。

    マツウラと女将さんの関係が気になる

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    2014年12月14日
  • うせもの宿 1

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    ネタバレ

    はじめは、うせものを探すなかで大切なことに気づく短編集くらいな気持ちで読んでいたのだけど、読み進むうちにもしかして、これは?と徐々に気づく展開。
    そうか、この世に未練を残している人たちの話なんだと気づく仕掛け。
    女将をはじめこの宿の人間たちは一体何を探しているのだろう。意味深で先の展開が楽しみ

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    2014年11月21日
  • うせもの宿 1

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    ネタバレ

    シンプルいずざべすと!って感じだな。
    なんかそうとう構想とか練られてるのはわかるけど、しっかりとシンプルに濃厚に組み過ぎて展開が予想できるのがちょっとだけ・・・。
    あんまり長くないなら結構いいと思う。「さよならソルシエ」より長い前提だろうけど。
    ただ、このひとどれだけのひとに「会った」ことがあるんだろうか。実際の人とか、物語の中でも。
    なんか相当感情がはりついてるから、この作者さんのことはもっと知りたくなる。
    (一回書いたの消えたのでこの辺で)

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    2014年11月19日
  • さよならソルシエ 2

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    連載で単行本何冊も出るのもいいけれど、私的にはこれくらいの長さのお話も読みやすくて好きです。

    2巻はちょっと急加速して、ん?と思うこともあり-1☆。でも一応気持ちよく完結していて良かったです。
    フィクション漫画としてなら、かなり面白かった漫画の部類でした!。

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    2014年11月13日
  • さよならソルシエ 2

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    弟と兄の間の複雑な心情という視点で描いたゴッホ伝。賢者は愚者(=世間がそう評しているだけで実はほんものの天才)に追いつけない、というが、結局は最後までその思いから抜け切れない主人公の弟の悲哀が伝わってくる。欲を言えば、同じく画家を志したという弟から見て、兄が「才能の無駄使い」を犯すその残酷なまでの天然さと、超越したその才能に対する激しい嫉妬の感情が揺れ動くところ、兄の絵に感動し喜びに打ち震え、激しく嫉妬し、憤り、自分の才のなさを見せつけられ絶望し、というその何度となく繰り返す様を紙幅をとって描いてほしかった。

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    2014年10月28日
  • さよならソルシエ 2

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    なかなか面白い解釈でした。そして説得力のある画力…ホント巧いね、穂積さんは。ただ巧すぎて隙がない…ので気が抜けないのです。でも巧い。

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    2014年10月25日