穂積のレビュー一覧

  • さよならソルシエ 1

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    オチが鮮やかで、読んでいて気持ちいいです。ゴッホは可愛くて、テオはかっこいいです。オチがびっくりしました。

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    2014年12月23日
  • うせもの宿 1

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    どうして、こうも、穂積先生の描く漫画は、私の心を鷲掴みにするのか
    文句なしの殿堂入りだ
    『女子かう生』とは違った意味合いで、漫画読みとしてのレベルを計られる気がする
    ファンタジー色が濃い一方で、どこか、ストーリーやキャラの言動が現実的で、和めるとは言い辛い漫画
    ぶっちゃけると、冷たさと優しさの両方を持ち合わせている謎の少女が女将を務める、この宿を訪れる客が何者か、私程度の漫画読みでも二話目で察しが付くのだから、大抵の人も同じく予想できるだろう(未読の人の為に、ネタバレは避けるが)
    並みの漫画家が描いた漫画ならば、「設定が安易だなぁ」と鼻で笑い飛ばしてしまっているだろうが、穂積先生くらいになると、逆に同調できそうになった事が嬉しくなる
    女将も謎だが、彼女に好かれず、むしろ、ますます嫌われるのを承知で、客を宿に案内し続けているマツウラの正体と真意も気になってしまうトコ
    早く明らかになって欲しい、と思う一方で、2巻ではあえて、そこには深く踏み込まず、3巻で一気に加速して欲しいな、とも
    本気で思っている事なので書くが、穂積先生はもしかしたら、森下suu先生と同じく、羽海野チカ先生がいる領域に、踏み込める実力を持っている漫画家だろう
    個人的に推しの回は、やはり、[客人1]不機嫌な客、だろう

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    2014年11月30日
  • さよならソルシエ 2

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    19世紀末のパリ。
    画壇界を席巻するパリ一の画商
    グーピル商会のテオドルス・ファン・ゴッホ。

    街に生きる普通の人々や
    労働者たちのありのままの姿を描きたいと願うテオドルスの兄で、
    のちの天才画家フィンセント・ファン・ゴッホ。

    この漫画はそんな二人のゴッホの絆や確執を描いた
    伝記ロマンです。


    高い志を持った
    日の目をみない芸術家たち(ボヘミアン)から
    権威の犬や保守側の人間だと思われていたテオドルス・ファン・ゴッホが、
    「体制は内側から壊すほうが面白い」と言った
    まさかのセリフから
    一気に引き込まれました。
    (巨悪や権威に立ち向かう男たちほどカッコいいものはないもんね~笑)


    貴族の肖像画や神話を元にした従来の権威主義の芸術とは違い
    生活の中にある「ありのままの素晴らしさ」を描いた
    テオドルスが企画したアンデパンダン展によって
    美術革命を起こそうとする若き志士たち。

    そしてその行動は
    金持ちの美術蒐集家ではなく
    一般の街の人たちから圧倒的な支持を受けるのです。

    上流階級のためにあった「芸術」というものを
    市井の人々のものにし、
    貧しさに喘ぐ多くの人の人生を 
    美術によって救おうとする若き志士たちの行動は
    素直に胸を打つし、

    美術は労働者たちにも解るものだと唱え、
    人間のありのままの姿を包み隠さず描く革命は

    危険であったハズのロックという音楽が1970年代に入り
    テクニックを重視しどんどん高尚なものに鳴り果てていく中で現れた
    「パンク」というロック界の「揺り戻し」現象とカブってきて
    個人的にはかなり共感しました。


    もし、誰もが知っているゴッホのストーリーが
    実は作られたものだったとしたら…

    そんな斬新な発想と視点から
    新たに紡がれたストーリーは
    二人のゴッホの絆と
    兄の才能を嫉妬する弟の葛藤を
    実にスリリングに
    そしてミステリアスに描いていきます。


    しかし、作者の穂積さんは
    デビュー作の「式の前日」のときから思ったけど、
    やっぱこの人は天才ですね~。

    わずか2巻の中に
    これだけ濃厚なドラマを凝縮できる才能は稀有だと思うし、
    天性のストーリーテラーだなと思いました。


    映画『アマデウス』のモーツァルトとサリエリ、
    西川美和監督の傑作『ゆれる』の
    オダギリジョー演じる写真家の弟と香川照之演じる冴えない兄、
    『ほんとうのジャクリーヌ・デュ・プレ』の凡人の姉ヒラリーと天才の妹ジャッキー、
    『ソーシャル・ネットワーク』の
    真面目な優等生だが仕事のセンスのないエドゥアルドと
    友達のいない変人だがやることなすこと上手くいくセンス抜群のマークなどなど、
    才能を持つ者と持たざる者の対比を描いた映画や小説は多い。

    才能を持つ者は持たざる者の苦悩を理解できないし、
    そもそも自分が才能を持つ者であることにすら気付かない。

    反対に才能があるが故の
    誰にも理解できない孤独感ってのもあるんですよね。

    兄と弟の絆や確執がメインテーマではあるけど、
    保守的な美術界を変えるために戦った
    若き志士たちの記録として見ても
    なかなか面白い作品です。

    全2巻。

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    2014年11月20日
  • さよならソルシエ 1

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    2巻読み終わった。いろいろ賛否両論あるけれど、普通に楽しめた。面白かった。出来は良かったと思う。
    ただしフィクションとしてなら。

    声高らかにゴッホの伝記漫画ということで手に取ったら、ちょっと違う。ってなると思うけど、そういうのは抜きにしてなら私はおすすめ。

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    2014年11月13日
  • うせもの宿 1

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    とにもかくにも雰囲気が良い。先が読める展開、詳しい設定が不明等々そんな細かい事はどうだっていい。読んでいてグッとくる。それがとても良い。

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    2014年11月02日
  • うせもの宿 1

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    さすが穂積先生、という感じの一冊です。
    式の前日もソルシエも良かったけど、この漫画もとても良いです。

    人間の描き方がリアルで、気づかぬうちにスッと感情移入してしまいます。
    他の作品同様、空気感に少しくせはあるけれど、それがまた心地いいリズムを作ってる気がします。

    続きが早く読みたい。
    オススメです!!

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    2014年10月15日
  • うせもの宿 1

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    「探し物が必ず見つかる」という宿が舞台、表紙のジト目の女の子が女将さんです。
    ハートフルな良い話かと思ったら、2話めで「あれ、これってもしかして…」となり、3話で確信。でも、さらにビックリな展開が待っていて、1巻を読み終わる頃には「マジかよ……!」と放心。
    もともと短編が素晴らしい作家さんですが、その強みと、「さよならソルシエ」の連載経験が上手く作用してスゲーことになってます。早く!2巻を!!

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    2014年10月11日
  • さよならソルシエ 1

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    ネタバレ

    申し訳ない、中古で購入。
    以前から気になっていたのですが、全2巻という手に取りやすい冊数と、BBCでベネディクトがフィンセントを演じたゴッホのドキュメンタリーを見たきっかけで購入。
    前半は全く解釈の違う…というか設定だけ借りたゴッホ兄弟物語なのかな?と思って読んでいたのですが、後半の怒涛の展開が…!
    ゴッホ兄弟の人生を事細かに観た直後だったからこそ鳥肌が立ちました。へたなミステリーを読むよりずっと凄いカタルシスを感じられるとは嬉しい誤算でした。
    途中の展開でも、テオが唯一ぐちゃぐちゃにした兄の絵が、史実でフィンセントが一時期同棲していた娼婦を描いた有名な絵であることにぞくりとしたり…。
    また、この漫画の中で描かれたフィンセントとテオは、今の我々が知るイメージとは全く違うものなのに、どこか根っこで重なり合うフレーズが何度か出てくることにも心が震わされました。非常に魅力的なゴッホ兄弟で、もし最後の展開が無くてもそれはそれで魅力的な話に思えただろうとも感じます。
    勿論、この完成度以上のものは無いですが。
    読んで本当に良かった。中古で買ったのをちょっと悔やんでます。

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    2014年09月02日
  • さよならソルシエ 1

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    第二巻で急失速してしまったガッカリ作品なのですが、第一巻でのワクワクはやっぱり消えない。創作が世界を動かしてゆく、世間に作品を解き放ってゆく、そんなドキドキが詰まったエピソードが素晴らしい。最後までキラキラしたテオが読みたかった。第二巻の大仕掛けも、第一巻の輝きから比べれば、ぜんぜん大したことが無い。うー、ざんねん。でもこの一巻は星5つです。

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    2014年06月18日
  • さよならソルシエ 1

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    ネタバレ

    1・2巻
    「このマンガがすごい!」2014年オンナ編1位を受賞した作品ということで読んでみました。
    とっても面白かった☆
    ゴッホを題材としたマンガでとてもストーリーが良く出来ています。

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    2014年05月28日
  • さよならソルシエ 1

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    絵が好きで気になってた。
    2巻で終わるのに、1冊が薄い。
    薄くはないんやけど、こんな普通の分厚さ。
    そして・・・1巻だけじゃ全然わかんない。

    で、やっぱり絵が好きなので2巻も手に入れるぞ。

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    2014年05月26日
  • さよならソルシエ 2

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    創作の醍醐味か。

    歴史小説をはじめとして、実在の人物をモデルに創作することはよくある。しかし、通常はそれが創作だと分からないように、あたかも本当であったかのように描く。読者はすっと受け入れるのが通例だ。

    この作品の漫画史を画する部分は、確信犯的に、読者にそうと分かるように、創作したことだ。正直すぎるといってもいい。たいていの読者は、すでにある意味、作られたゴッホ兄弟のイメージを持っているため、裏切られたと思う。評価もしないだろう。

    しかし、本作で見逃してはならないのは、二人のゴッホの本質を捉える努力をしていることだ。わざとらしい構成を使いながらも、「いまの時代」につらなる美のあり方を伝えることに成功していると認めないわけにはいかない。

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    2014年05月18日
  • さよならソルシエ 1

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    粗いけど、「震えた」ということは何かある。この震えを解明しよう。切ない、ということは、大きな要素かもしれない。みな特別ななにかになりたくて、なれない。その切なさを描いたからか。社会的に小さいものが認められることもあるだろう。

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    2014年05月18日
  • さよならソルシエ 2

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    死んでから有名になった画家。と有名な絵くらいしか知識ないまま読みました。

    当然、昔の人だから生い立ちはいろんな仮説があって、おもしろい。これ読んでつい調べてしまいました。

    確かに絵だとかアートで評価されることの難しさを感じました。ただうまくだけでは注目されない。後半の生い立ちの捏造の件は引き込まれました。

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    2014年05月01日
  • さよならソルシエ 2

    Posted by ブクログ

    テオとフィオの兄弟の絆のお話。
    途中でゴッホのお話だって気付いたけど、ゴッホは亡くなってから有名になった事と自画像くらいしか知らなかったので先入観なしに読めた。


    一巻では、一見完璧な男テオの、兄の才能に嫉妬してる様が垣間見れたあたりで切なくなってしまった。
    二巻ではそんな2人の兄弟の絆に涙。

    もう少しフィオがテオの元を離れてからのフィオが見たかったなー。
    怒りの感情を知ったフィオが、絵を描きながら世界の美しさを改めて実感した三年間。
    読んだ後の充実感が二巻で完結とは思えない!

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    2014年04月09日
  • さよならソルシエ 1

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    ある人に薦められるまま手にしてみた。
    自画像やひまわり等の作品や炎の画家としてイメージとは全く異なるストーリーが面白い。

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    2014年01月31日
  • さよならソルシエ 1

    Posted by ブクログ

    全2巻読みました。
    画家フィンセント・ファン・ゴッホの弟テオを主人公にした、兄弟の物語です。
    しかしながら、あまりに大胆なストーリーにびっくりよ。
    こんなの少女漫画カテゴリーに入れないでよ。

    ゴッホのイメージとまるで違う。
    いやいやむしろこっちのほうが魅力的で、テオドルスがやたらかっこいいではないか。

    この人「式の前日」もよかったけど、こんなの書くんだー。
    次も楽しみになりますな。

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    2018年01月02日
  • 式の前日 1

    面白かった

    キャラが魅力的というよりストーリの構成が上手い漫画家さんだと思いました。短編小説のような感じです。とても上手いです。キャラ立ちはちょっと弱いかな?と思うので、次回に期待!と思って「さよならソルシエ」を読んだら、今度はキャラがすごくいいのにストーリーが・・・。いや、内容はいいのですが、史実と異なりすぎて。
    しかしこれから期待できるNO1の漫画家さんだと思いますね。

    2
    2013年12月21日
  • 式の前日 1

    購入済み

    いい。

    独特の世界観に惹き込まれます。
    言葉のない表情だけの部分とか…すごく好きです。
    絵も本当に素敵!

    1
    2013年11月23日
  • 式の前日 1

    購入済み

    良い映画を観た気分

    日向の隣には必ず日陰があるように、幸せの近くには必ずひっそりと淋しさがあるものだと思います。その幸せも淋しさも自然に描かれていて、大人な作品だと感じました。
    他にも穂積さんの作品があったら読んでみたいです!

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    2013年11月14日