あらすじ
チェロだけが、僕たちをつなぎ止めている
イタリア留学から帰国した鉄雄が出場を決めた小さなコンクールに、今や天才チェリストとして名を馳せる郁未の姿が――。
挑発的な郁未の態度、そして圧倒的な演奏――。郁未の演奏に呑まれた他の出場者が軒並み崩れていく中、鉄雄の演奏が始まろうとしていた――!!
感情タグBEST3
鉄雄と郁実の再開ですね。鉄雄の留学の経緯を知っていても、離れていてもお互いがお互いを忘れなかっただろうし、なにかしらの執着もあるんだろうなと思いました。複雑ですね。鉄雄がチェロでどうしたいのかは、漠然とした目標はあるみたいですね。郁実はチェロでどうなっていきたいのだろうか、、、。
Posted by ブクログ
なるほど、そう来たか。
チェロの才能では勝負出来なくて
それでも鉄雄がどう向かうか気になってたけど
鉄雄は作曲家になるのか。
なりたいのではなく、演奏家としては郁未の才能に立ち向かえないからこその、無意識下での選択ではないのかな。
でも演奏家としても諦めきれなくてチェロを弾き続けている。
このお話の着地点は、鉄雄の曲を郁未が弾くとこなのかなぁ。