米原万里のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
日本人離れしたユーモアセンスの持ち主で、ロシア語通訳者にして作家、エッセイストの著者が、様々な小咄を紹介しながら、笑いの法則をしたためた本。
その中のひとつふたつ。
「光源氏には、その生涯を通じてたった一人、抗えない女がいたってこと。彼の心と身体を好き放題に弄んで、彼の運命をいかようにも狂わせることのできたおんながいたこと。あれ、気付かなかった?その女の名前、紫式部ってんだけど」
「結婚したばかりの男が仲間に打ち明ける。『結婚ごときでこんなに世界観が変わるとは思ってもいなかったよ』『どういうこと?』『結婚前は、僕は世の中のあらゆる女性が好きだった』『それで?』『今は、好きな女性が一人少なくなっちまったよ』」
小咄好きなひとには、一読の価値あり。 -
Posted by ブクログ
ネタバレまだ3冊(「必笑 小噺テクニック」「不実な美女か、貞淑な醜女か」「他諺の空似」)しか読んでいないが、米原万里には人間としてのスケールの大きさを感じる。
惜しくも56歳という若さで亡くなったが、卵巣がんが見つかった53歳(2003年)から始まった闘病生活中に行われた高校生向けの講演会から二本(「愛の法則」「国際化とグローバリゼーションのあいだ」)と1998年と2002年の計4本の講演が収録されている。
特に、2002年「通訳と翻訳の違い」は中学校の教科書に掲載すべき名文(読み物)です。
また、高校生への講演「愛の法則」ではセックスについての考察(男女の性役割)が大胆に展開されますが、おそらく講演に招いた先生たちはハラハラ・ドキドキの連続だったでしょうね。
さらに、「国際化とグローバリゼーションのあいだ」では現在直面している日本における共生社会の問題点を既に鋭く指摘しています。
曰く、《日本以外の国のいうグローバリゼーションは、自分たちの基準を世界に普及させることだが、日本では国際的基準に自分たちが合わせていくことを意味する》
今ヨーロッパ諸国での移民政策の問題が明らかになりながら、自公政権の野放図な移民受け入れにより、日本各地で住民との間で混乱や軋轢が高まっています。それは、彼らが勝手に日本に来ながら、彼らの生活習慣や文化を日本人に押し付けようとするためです。頼みの野党党首でさえ、それを嫌がる日本人を【外国人差別】だと一方的に批難する状況は看過できません。日本で【日本人ファースト】は当たり前なのに、何故か日本国民の税金で養われる議員たちが外国人の便益ための政治を行うという倒錯がまかり通っています。
愛国心なき国会議員は日本に必要ありません。今日は投票日。みんな、選挙に行こう!