米原万里のレビュー一覧
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日本人離れしたユーモアセンスの持ち主で、ロシア語通訳者にして作家、エッセイストの著者が、様々な小咄を紹介しながら、笑いの法則をしたためた本。
その中のひとつふたつ。
「光源氏には、その生涯を通じてたった一人、抗えない女がいたってこと。彼の心と身体を好き放題に弄んで、彼の運命をいかようにも狂わせることのできたおんながいたこと。あれ、気付かなかった?その女の名前、紫式部ってんだけど」
「結婚したばかりの男が仲間に打ち明ける。『結婚ごときでこんなに世界観が変わるとは思ってもいなかったよ』『どういうこと?』『結婚前は、僕は世の中のあらゆる女性が好きだった』『それで?』『今は、好きな女性が一人少なくなっ -
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ネタバレまだ3冊(「必笑 小噺テクニック」「不実な美女か、貞淑な醜女か」「他諺の空似」)しか読んでいないが、米原万里には人間としてのスケールの大きさを感じる。
惜しくも56歳という若さで亡くなったが、卵巣がんが見つかった53歳(2003年)から始まった闘病生活中に行われた高校生向けの講演会から二本(「愛の法則」「国際化とグローバリゼーションのあいだ」)と1998年と2002年の計4本の講演が収録されている。
特に、2002年「通訳と翻訳の違い」は中学校の教科書に掲載すべき名文(読み物)です。
また、高校生への講演「愛の法則」ではセックスについての考察(男女の性役割)が大胆に展開されますが、おそらく講演 -
Posted by ブクログ
内容は全く知らないが、勧められて読む本がたまにある。そんな本の一冊だが、佐藤優氏による米原万里氏の追悼本だったとは。
「ロシアは今日も荒れ模様」は昔何度か読んだ本。ロシアにはあまり興味はなかったが、良い文章だった事を覚えている。
佐藤優氏、嫌いでもないけど、書く本は良いものだと思うけど、それ以外の印象がどうも良くい印象。
佐藤優氏がチョイチョイ出てくるところが、必要か?と思ったり、私はあまり対談とか興味無いんだよなと思いながらペラペラ頁をめくる。
ロシアで体調を悪くした日本人に、梅干しのおにぎりを食べさせたら元気になった話等を読み、そうだよなこの方は骨があるよなと文章を読みながら思い出