米原万里のレビュー一覧

  • 旅行者の朝食
    人並に美味しい食べ物が大好きなので(と言っても、持ち前の貧乏性で美食は牛丼、天玉そば、カツカレーに留まるのだが)、食べ物に関するエッセイも大好きだ。本書にも登場する東海林さだおはもちろん大好きだし、ブリア=サヴァラン「美味礼賛」から某有名グルメマンガまで何でも読む。一方で、惜しまれつつ亡くなった米原...続きを読む
  • 発明マニア
    小さいころから発明好き、工夫好きだった著者が最後に残した119の「せこい発明でこの世の大問題を解決するしかけ」。
    内容はとんでもないものから実現可能そうなものまで様々だが、米原さんのアイデア集大成という感じ。相変わらず面白くてふふっと笑えたり、ちょっと深刻な事態に顔をしかめたりと、読者は忙しいのだけ...続きを読む
  • 必笑小咄のテクニック
    タイトルにもある「テクニック」を学ぶのに興味があって読んでみた。でも、テクニック本というよりは、あとがきにもあるんだけど、世界中の数々のジョークを方法論で分類したジョーク集みたいなかんじ。勉強になるというよりは楽しむ本で、これはこれでおもしろいからいい。著者のエッセイとか他のも読んでみたいと思った。
  • 終生ヒトのオスは飼わず
    何度か聞いたことがある作者だったのですが初めて読みました。タイトルに惹かれて(笑)。

    私は犬も猫も好きなのですが一人ではこれほどの子の面倒は見られないだろうなあ…とただただ感心致します。そんな作者ですから子供や孫とまで称した子をおいて逝くのはどれほどの心残りだったろうかと思います。ご冥福をお祈り...続きを読む
  • 必笑小咄のテクニック
    【内容】
    短くて人を笑わせる話―単にネタを暗記するのではなく、笑いの構造を理解すれば、臨機応変・自由自在に小咄を創り出せる。本書では、日本人離れしたユーモアセンスの持ち主である著者が、世間に流布する笑いの法則を突き止めて分類し、自作も含めて豊富な例をあげながら、笑いの本質に迫る。詐欺にも似た、相手を...続きを読む
  • 必笑小咄のテクニック
    小咄…世の人はいったいどういうシチュエーションで小咄を披露しているんだろうかブラックあり 下ネタあり 洋の東西をとわず米原さんが集めた小咄集であり実用書似ているというだけのモノマネがなぜ面白いと感じるのか少しだけわかった気がします
  • パンツの面目ふんどしの沽券
    共産圏の家庭科の授業で習う最初の裁縫は※※※だそうです。
    すごい…あたしなら絶対落第していただろうな…
    文明人として生活を行う場合絶対に外せないであろう下着にまつわる笑える話を取り揃えております。
    下着には文化が在るんだな〜っとしみじみ思います
  • パンツの面目ふんどしの沽券
    タイトルがタイトルだけに、
    下ネタ満載のエッセイかと思いきや、
    結構真面目に下着の歴史を語ってる。
    興味深く読めたが、
    帯にあるような「抱腹絶倒&禁断」のエッセイではない。
  • ヒトのオスは飼わないの?
    ほんと動物好きなんだなあ・・・。
    え、これってエッセイなんだよね!?とびっくりした
    幽霊奇譚あり。テレパシーあり。
    無理と道理のネーミングセンスが好き。
  • 必笑小咄のテクニック
    日常的な小咄の分析にこれくらい情熱をもって考えてみる心の余裕を私も持ちたいと思いました。人生って何なのかね。
  • 必笑小咄のテクニック
    エッ勝手リーナ。もっと生きて、活躍して欲しかった。闘病しながらこんな本を書いていたなんて、なんという女。
    生きていて欲しかった。