谷甲州のレビュー一覧

  • 天を越える旅人

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    チベットの僧が雪山の中亡くなる夢を何度もみる。
    その雪山へ行く旅の中で輪廻、宇宙、カルマと壮大なテーマと共に自分の過去と向き合っていく。一つの世界が広がって自分がちっぽけに見えてくる。

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    2021年11月28日
  • ヤマケイ文庫 単独行者 新・加藤文太郎伝上

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    新田次郎の孤高の人とは違い山の描写が詳細に書かれていて凄い。
    また加藤文太郎の心情が描かれているが、それが堪らなく面白い。上下巻一気に読んだ。

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    2021年05月16日
  • ヤマケイ文庫 単独行者 新・加藤文太郎伝下

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    新田次郎の孤高の人を読んでから読みました。結果的にはその方が良かったと思う。
    加藤文太郎のパートナーの人物像が大分違ったから、読む順番が逆だとこんなに感動というか、鳥肌は立たなかった。もう最強タッグじゃんって思っていていつまでも心に残った。

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    2021年05月16日
  • 軌道傭兵1 衛星基地撃破

    ram

    購入済み

    本格的なSF

    昔ながらのSFで、往年のSFマガジンを思い出し一気に読み切りました。

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    2020年01月16日
  • 日本沈没 第二部(下)

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    ネタバレ

    第二部はあまり評判が良くないようであったが、私は非常に楽しめた。
    ただ、第一部では小野寺と阿部玲子との関係性や、「異変」を前に各個人がどのような思惑で動くかといった個人レベルでの感情の動きがよく見えて面白かったが、第二部では政治的な駆け引きや「異変」後の世界情勢等の描写が多く、それでいてページ量は第一部と同じ程度のため、個人の感情の動きや思惑があまり見えづらかったのが残念だった。特に小野寺が25年の間、どのように生活してきたかの描写が少ないため、阿部玲子と再開した際のp375「無にしてしまうには、この26年間は重すぎる」の重たさが伝わったこなかったのがもう一つ物足りなかったように思う。
    ただし

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    2019年01月06日
  • 航空宇宙軍史・完全版二 火星鉄道一九/巡洋艦サラマンダー

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    名前だけはかなり前から聞いていたモノの、読む機会を逸していた『巡洋艦サラマンダー』を遂に読めた。泣いた。完全版として読む機会が与えられたことに感謝。
    第一次外惑星動乱はここまで。とあったので、てことは第二次があるのか。(わかってない

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    2018年10月24日
  • 航空宇宙軍史・完全版一 カリスト―開戦前夜―/タナトス戦闘団

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    読む機会が無いままだと思っていた航空宇宙軍史が劇中の時系列に再編されて(しかも大幅な加筆修正)再版されるとは思わなかった。うれしい驚き。
    そして、開戦前の政治的な動きがたっぷりと描かれている。重厚な>カリスト−開戦前夜
    がらっと変わって、冒険小説的なアクション(+謀略)満載の>タナトス戦闘団
    どちらも、80年代に書かれたとは思えないな、これは。
    続きが楽しみである。

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    2018年10月31日
  • 日本沈没 第二部(下)

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    33年を経て完結した日本沈没。沈没後の世界を描写。小松左京のアイデアをもとに谷甲州が執筆したとのこと。面白かった。

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    2018年10月20日
  • 日本沈没 第二部(上)

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    33年を経て完結した日本沈没。沈没後の世界を描写。小松左京のアイデアをもとに谷甲州が執筆したとのこと。面白かった。

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    2018年10月20日
  • ヤマケイ文庫 白き嶺の男

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    谷甲州『白き嶺の男』ヤマケイ文庫。

    1996年度新田次郎文学賞受賞作がヤマケイ文庫から待望の復刊。谷甲州の山岳小説は大変面白く、殆どの作品は読んでいるのだが、この作品だけは未読だった。

    日本は空前の登山ブームらしい。山の怖さを知らぬままに見よう見まねで無謀な登山を敢行する人たちが増えたためか年間の遭難者は3,000人を超えたと言うが……

    加藤武郎を主人公とした5つの連作短編と山岳ホラー短編1編を収録。いずれも主人公の加藤武郎の登山家としての魅力と山への畏怖、恐怖、リアリティを感じる面白い短編だった。

    『白き嶺の男』。加藤武郎が山岳会の先輩である田嶋の指導のもと、新人訓練山行で八ヶ岳雪山

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    2018年06月23日
  • 工作艦間宮の戦争 新・航空宇宙軍史

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    サラマンダー追撃戦とか出てきて、!あ、あの艦か?とピンときたりするのが嬉しかったりするな~(* ̄▽ ̄)フフフッ♪

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    2018年05月23日
  • エリコ(上)

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    舞台は大阪の近未来。主人公は美貌のコールガールだけれど、実は違法な性転換手術をした、元男性、北沢慧人、今の名はエリコである。
    SFとしてのテーマは、遺伝子改良なんだけれど、ともかく、アクションには素人で、本来そういう荒事はするはずのないエリコが、問答無用でチャイナマフィアと特務警察の間にはさまれ、逃走しなければならなくなる!
    この持っていき方が凄くスマートで、舞台が大阪だというのも新鮮。

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    2017年06月23日
  • 航空宇宙軍史・完全版二 火星鉄道一九/巡洋艦サラマンダー

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    二巻目も変わらずの面白さと読み応え。
    読む時間が取れなくて随分時間がかかってしまったけれど、ようやく読み終わった。
    短編集だったから、細切れに読んでもあまり支障はなかった。
    こういう本を読むと、歴史を勉強してみようかなという気持ちも少し出てくる。
    時間のあるうちに読みたかったなと思うようになってしまった。
    170402

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    2017年04月03日
  • コロンビア・ゼロ──新・航空宇宙軍史

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    22年ぶりのシリーズ再開ですと?!

    人類は宇宙においてもなんら認識が変わることなく、やっぱり戦争という外交手段にいたってしまうのだろうか。
    しかし、このシリーズには何故戦争にいたったか?とか、善と悪とか、イデオロギーとか一切描かれない。
    否応なく任務を遂行しなければ死んでしまうという状況の人々の行動を淡々と描くだけだ。

    渋いなぁ。リアルな宇宙空間での戦闘シーン。サラマンダー復帰するんだなぁ。シリーズ読み返すかな。

    戦争はいやだけど、戦闘機を見ると独特の凄さを感じてしまう人ならば判るはず。こいうのをオタクというのだろうか?

    第二次外惑星動乱勃発!

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    2015年12月20日
  • ヤマケイ文庫 単独行者 新・加藤文太郎伝下

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    孤高の人との対比が面白い。
    そこで描かれていた加藤文太郎より、より人間臭いというか・・・山に関する実績はやはり物凄いのだろうが、よく考えたらダメだろう、この人、的な。
    人の事は言えない所は多々ありますが・・・。

    本人著の単独行も読んでみたいものです。

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    2014年07月04日
  • 覇者の戦塵1944 サイパン邀撃戦 中

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    前巻でメジュロ環礁襲撃が予告されていたので、「もしかして竜巻作戦!?」なんてことを思っていたら、こう来ましたかという感じ。なるほどねー。

    輸送船団を追う潜水艦が見えない相手の意図を推理していく過程にかなりページ数が割かれているのだが、これが非常によく「戦場の霧」を表現していて、さすがだなぁという印象。きちんと日本海軍の潜水艦の重油漏れがひどかったことを描いている点も好印象。

    下巻は年内刊行予定らしいので、楽しみに待ちたい。

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    2013年10月13日
  • ヤマケイ文庫 単独行者 新・加藤文太郎伝下

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    ネタバレ

    新田次郎の「孤高の人」に出てくる加藤文太郎よりかなり駄目人間として描かれる加藤文太郎が良い。

    勿論登山家としてのスキル実績はすごいのだけど(岩場が苦手とかあるけど)、人付き合いは徹底的に苦手で相手に誤解ばかり与えている、その上でカッコつけでメンツを気にするタイプ、親が危篤でも山優先、有給は使い切って会社の上司に睨まれる…

    読んでいてなんだか滑稽だし、自分に似ているなぁと思うところもあったりして(孤高の人でに描かれる文太郎は超人的すぎて似ているとか思うとこなかったな)、シンパシー感じながらグイグイ読まされた。

    厳冬期のアルプスなんて俺には一生縁がないだろう山なんだけど、加藤文太郎の足

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    2013年08月10日
  • ヤマケイ文庫 単独行者 新・加藤文太郎伝上

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    今年は山にあまり登れなさそうなのでなるべく山の本を。

    時代は相当昔の話だが、やはり山はいつの時代も根本は変わらないと感じさせる一冊。新しいことをやろうとすると押し戻させる力が働く、や人間らしい加藤の悩みなどいろんなことが共感できた。

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    2013年07月04日
  • ヤマケイ文庫 単独行者 新・加藤文太郎伝下

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    余りにも情熱的で、頑なであり続ける加藤文太郎の山に賭けた生涯を力強い筆致で描き切った傑作山岳小説。単独行の是非について悩みながらも加藤文太郎は普通の生活も、肉親をも捨てて厳冬期の過酷な登山にのめり込んでいく。

    その姿は余りにも真摯であり、何かに追われるようでもあり、夢に向かうというよりも、死に急いでいるかのように思えた。

    とにかく凄い山岳小説。読めば解る。

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    2013年06月06日
  • 日本沈没 第二部(上)

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    地球シミュレータと、メガフロート どう使っていくの?ってのが、おもしろい。
    小松左京の世界にどっぷり

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    2011年08月14日