【感想・ネタバレ】航空宇宙軍史・完全版一 カリスト―開戦前夜―/タナトス戦闘団のレビュー

あらすじ

21世紀末、地球からの独立を望む外惑星連合は、航空宇宙軍を仮想敵としてひそかに軍事同盟を結んでいた。主戦派の急先鋒カリストを舞台に、外惑星連合の熾烈な駆け引きは錯綜していく――緊迫の第1次外惑星動乱前夜を描く『カリスト―開戦前夜―』、カリスト防衛軍陸戦隊のダンテ隊長らによる月都市への潜入工作を描く『タナトス戦闘団』の2長篇を収録。大幅な加筆修正、新解説・新装幀で贈る《航空宇宙軍史・完全版》第1弾! 電子版にも挿絵、解説を完全収録してお届けします。

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Posted by ブクログ

読む機会が無いままだと思っていた航空宇宙軍史が劇中の時系列に再編されて(しかも大幅な加筆修正)再版されるとは思わなかった。うれしい驚き。
そして、開戦前の政治的な動きがたっぷりと描かれている。重厚な>カリスト−開戦前夜
がらっと変わって、冒険小説的なアクション(+謀略)満載の>タナトス戦闘団
どちらも、80年代に書かれたとは思えないな、これは。
続きが楽しみである。

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2018年10月31日

Posted by ブクログ

木星の衛星であるカリストやガニメデ、土星の衛星であるタイタンを中心とする外惑星連合が地球と月の航空宇宙軍に対し開戦準備をしている。そして「第一次外惑星動乱」へと突き進む。前半はそこに至るまでの政治の駆け引き、後半はミクロな視点になってタナトス戦闘団の活躍を描く。

惑星の軌道が頭に浮かんでくるほど宇宙の描写がSFしている。ハードSFなので物理現象に現実味があり、それがリアリティさを増している。派手なドンパチではないが、キリキリとするほどの政治的駆け引きの描写で手に汗握る。後半の冒険小説のような「タナトス戦闘団」でもキリキリする緊張感を味わえる。

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2019年10月01日

Posted by ブクログ

これはなかなか面白い長編SF物語です。まだ最初の一巻なのですが、2週間以上かかってしまいました。出てくるのは今のところ太陽系内に移住した人類なのですが、戦争をしちゃうんですよね。、

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2018年10月13日

Posted by ブクログ

SFの二本立て。一本目はSFとはいえ政治色の強いクーデター。二本目はスパイもの。
あまりタイトルからは想像し難い。
面白いしキャラクターも良いんだけど分厚過ぎる。

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2016年10月23日

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