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山岳会の新人山行として冬の八ヶ岳縦走に参加した加藤武郎。山岳会の常識にとらわれない彼の行動に、リーダーは戸惑い、怒りを覚えるが、その夜、猛吹雪がふたりを襲う――(白き嶺の男)。
『新編 単独行』から『単独行者(ルビ・アラインゲンガー)』に連なる不世出の登山家・加藤文太郎(1905年~1936年)の魂を継いで、南アルプスの渓谷や冬の北アルプス・滝谷、そしてヒマラヤの高峰を舞台に谷甲州が描く「もう一人の加藤の物語」。
1996年度新田次郎文学賞受賞作。
●白き嶺の男
●沢の音
●ラッセル
●アタック
●頂稜(スカイライン)
●七ッ針―山岳ホラー
●ヤマケイ文庫版あとがき(13頁)
※八ヶ岳、滝谷が舞台の「白き嶺の男」「ラッセル」については地図を追加。
Posted by ブクログ 2020年03月04日
京都旅行中に恵文社の山岳文庫コーナーで発見。
新田次郎好きなので即購入。
もうひとりの加藤、加藤武郎を軸にストーリーが展開。
白き嶺の男、沢の音、ラッセル、アタック、頂稜。
舞台も、八ヶ岳から、北アルプス、そしてヒマラヤへ。
これ、長編で読みたいな…。再編希望。
七ツ針 山岳ホラー は個人的には...続きを読む
Posted by ブクログ 2019年10月28日
強烈な個性を持つ登山家の、登山家としての成長を追って書かれた短編集。
私は登山経験はなく、今後も本格的登山をすることはない。たまに山岳小説を読んで思うのは、こんなに苦しい思いをして、登山家は何を得ているのだろうか?ということ。
きっとそこには、登山小説には書かれない、文字に書き起こすことはできない...続きを読む
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