高星麻子のレビュー一覧
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ネタバレシリーズ2作目となる本作。
1作目で恋とまではいかないまでも、確実にリディアを気に入ったエドガー。
ただ、この頃の彼女に対する思いは、女の子として以上に“妖精博士(フェアリードクター)”としての期待の方が大きいようですが、
女性を近くに留める=口説き落とす、という方程式しか頭にない彼は、それはもう熱心にリディアを口説きます。
一方で、彼の元々の性分と、リディアにやきもちを妬いてほしいという思惑から、他の女の子にも言い寄る彼の態度に、
当然のことながら、ますます不信感を募らせるリディア。
この頃のエドガーは、後にリディアが言うように、恋愛をゲームのように楽しんでいて、読者からも本心があまり見えま -
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Posted by ブクログ
嘘をついてリディアをヘブリディーズへ連れ去った、いけ好かなかったパトリックだったけれど
え、この表紙のイケメン誰ですかー!Σ(□`*)的な。
彼がアウローラの弟だと判明したのも、わたしとしては驚いた部分。もっと若い、リディアと同年代ぐらいだって、なんだか勝手に思いこんでた。。。
イブラゼルへの入国を果たせなかったパトリック。
その地を踏んだ、エドガーとリディア。
彼にとってその現実は、これまでの考え方を改めさせるほどの、とても大きな意味を持っていたんだろう。
列車事故に遭い負傷してしまったカールトン教授を、エドガーが救出する場面はぐっと来た。
理屈を超えた、心からのことば。
プリンスの記憶が -
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Posted by ブクログ
ネタバレ新刊出るのを楽しみにしてました。
なかなかラブ度がUpしないなぁって思ってましたが、今回ケイトがイーノットへの恋心を自覚し、悶々と悩みながら、一大決心して突っ走ってくれました。
イーノットも今まで大人な対応をしてたけど、それでもケイトへの思いがあふれちゃって、切り裂き魔がいる公園にケイトがいると知ったあとの行動は、リオも置いてけぼりで、ほんといい感じでした。
なのに、なのに。
イーノットに逆恨みしているライナスがケイトに目を付けちゃったから、せっかくのケイトの一大決心があんなことになって、ほんと残念。
もしイーノットの元にライナスが現れるのがあと数日遅ければ、イーノットがちゃんとケイトの気 -
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そして組織を出て、リディアと共にいることを決めたエドガー。
やっぱりふたりは一緒にいるべきだ。
それに……キヤァ(*ノノ)
ラノベなのにっ!
前巻のエドガーの、リディアに対する冷徹な態度は(今までが甘々だっただけに)単なる一読者のはずのわたしにもかなりのダメージだった。
わたしがリディアだったなら。
いつの間にかリディアに感情移入していたから、エドガーの裏切り(に見える行動)は本当につらくて。
ふぃー。本当に良かった!(これで安心して読み進められる)
起承転結、でいえば前巻は間違いなく「転」
そしてこの巻は、「結」の導入部か。
ハッピーエンドになることを願って次の巻を手に取ろう。 -
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Posted by ブクログ
エドガーの幼少期、まだシルヴァンフォード家の子息だったころの掌編や、新婚ほやほやのふたりの短編。
辛い過去から目を背けなかったから、見えてくる光がある。
好きなのは、エドガーとポールの出会いの掌編。
それからやはり、表題作の短篇。
ケルピーいいヤツだよね。
「ちっ」とか舌打ちしながら、それでもリディアの幸せを願っちゃう悪しき妖精(笑)
(十二夜のケーキって、ガレット・デ・ロワと同じ?)
見事ソラマメを引き当てたエドガーのお願いごとは、人を愛するということそのものだと。
プリンスや予言者との対決もこれからで、本編は未だ先行き不透明だけれど、そこから離れたふたりの日常はとても穏やかで幸せそうだ -
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Posted by ブクログ
エドガーのプロポーズを受け入れたリディアだが、身分の差を思うと、早くもマリッジブルー。
対してエドガーは、リディアが社交界で傷つかなくていいように、と最善を尽くす──。
エドガーのそんな思惑から、今回の花嫁修業が始まるわけだけれど、ボタンを掛け違えたように不運なアクシデントが重なって、リディアはなぜか小間使い扱いに。
”令嬢”という肩書(自覚?)がなく、上流階級に対して肩身の狭いリディアは「これも花嫁修業の一環かもしれない」と甘んじて受け入れちゃうし、鞭で打たれた手も辛いことも、強がってエドガーに隠しちゃうし。
リディアが健気で、「もうそこまでガンバらなくていいじゃない、エドガーになんとかして -
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Posted by ブクログ
やっと今頃読み終わりました、既にシリーズは完結しているので
待ち遠しい感じではありません。
リディアの妊娠を知って、前巻で改めて求婚したエドガーは
衝撃を受けて身を引こうとします。
しかし、女王陛下からの依頼でリディアを守っている以上
彼女を放り出すことはしません。
折々に戻りかける記憶と、自分の中の愛情に反するような
不可解なリディアの妊娠に悩みながらも、しっかりと事態に
対処するエドガーはなかなか立派でした。
むしろシリーズ中で一番彼が誠実にリディアを愛してくれた
巻ではないかなと私は思っています。
どんな障害があっても愛するなんて、
口で言うのは綺麗ですがなかなか出来ません。
だ